【2025年】13夜はいつ?今年の十三夜の月は?
令和7年、13夜の日は2025年11月2日の日曜日です。13夜とは漢字で十三夜(読み方:じゅうさんや)と書き、旧暦9月13日に月が見える日の事を意味します
西暦 | 13夜(読み方:じゅうさんや) |
2025年 | 11月2日(日曜日) |
2024年 | 10月15日(火曜日) |
2023年 | 10月27日(金曜日) |
直近、数年間の十三夜の日を一覧表にしました。十三夜は旧暦9月13日を新暦に変換した日になり、毎年、日付が異なります
子供向けの説明:13夜と十三夜の月とは?
十三夜とは、毎月、旧暦の13日に見える月の事を意味しますが、一般的に旧暦9月13日の月の事になります。十三夜は秋の十五夜、中秋の名月の次に綺麗な月が見える日です
子供に分かりやすく説明するなら、秋に月見をする日が年に2回ある。2回の内、一番有名な月見(宴の日)が十五夜、次が十三夜と教えると理解しやすい内容になります
【違い】十三夜と十五夜の何が違う?日付と食べ物(お供え物)
十三夜と十五夜の違いは、十三夜が旧暦9月13日の月、十五夜が旧暦8月15日の月の名前であり日付と呼び名の違いです。どちらも『秋の収穫に感謝する日』ですが、月見団子以外の食べ物(お供え物)が異なります

違い | 十三夜 | 十五夜 |
日付 | 旧暦:9月13日 | 旧暦:8月15日 |
食べ物 | 栗、枝豆 | 芋 |
別名 | 栗名月、豆名月 | 芋名月 |
宴会や月を見ながら食事を楽しむ事が共通点ですが、十五夜が月見団子と芋に対して。十三夜の食べ物は月見団子、栗、枝豆です
食べ物の違いから、十三夜の月を栗名月や豆名月、十五夜を芋名月と呼ぶ地域もあります。また、十五夜は中国から伝わった起源がありますが、十三夜は日本独自で始まった風習です
【由来】十三夜とは?いつから始まった?
十三夜に月見をする事は平安時代に始まったとされます。十三夜に宴をした内容の数々の和歌が発見されており、宇多天皇(平安時代:867~931年)や能因法師(988~1051年)が有名です
宇多天皇(平安時代:867~931年)
藤原宗忠の中右記(平安時代)に宇多天皇が『9月13日の夜』に『今夜明月無雙(今夜の月を名月の夜とする)』とした事が記されています
※今夜明月無雙(読み方:こんやめいげつむそう)※
能因法師
能因法師(988~1051年)は『九月十三夜の月をひとりながめて思ひ出で侍りける。さらしなや姨捨山に旅寝して今宵の月を昔みしか』が平安時代の中期に和歌を詠んでいます
十三夜は十五夜に比べ、マイナーな月見イベントです。しかし、由来や起源を紐解くと『意外と歴史』がある点がわかります。絶対に必要な教養ではありませんが、知っておいても良い内容と言えます