秋に収穫できるフキは、スーパーではなかなか見かけないレアな食材です。だからこそ、畑や家庭菜園で見かけると『秋にフキって食べられるの?』と気になる方も多いでしょう
実は、フキは地域や育て方(あえて9月に育つようにする地域もありますが)によって、年に何度も顔を出します

春の『ふきのとう』の後にグッと伸びてくる茎を5月に刈り取り、そのあと、夏頃にもう一度・・・そして、9月後半になるとまたニョキニョキと生えてくるんです!
しっかりとした下処理(アク抜き)を行えば、秋のフキも風味豊かで美味しい煮物として楽しむことができますよ!今回は、自家菜園で収穫したフキを例に、シャキッとさせるコツから実践的な下処理、そして、ご飯が進む炒め煮の作り方まで詳しく紹介します
秋フキの煮物(レシピ分量)
秋フキの煮物に使う調味料は『砂糖・醤油:各大さじ1、みりん・酒:各大さじ2』です。(※)めんつゆは3倍濃縮の場合が『大さじ3』です。2倍濃縮は水200mlに対して、めんつゆ大さじ4くらいが丁度よい味付けになります
秋フキの煮物の材料・調味料
| 煮物の材料 | 分量 |
| 秋フキ | 200g |
| ★砂糖 | 大さじ1 |
| ★醤油 | 大さじ1 |
| ★みりん | 大さじ2 |
| ★酒 | 大さじ2 |
| ★めんつゆ(※) | 大さじ3 |
| ★水 | 200m |
| ☆塩(板ずり用) | 大さじ1 |
秋フキの煮物のレシピ表がコチラ、スクショやページを保存しておくと便利です。
(※)めんつゆを『だし汁で代用』
だし汁で代用するときは『200ml』が目安です。こちらも味を見ながら、微調整してください
フキの下処理・アク抜きの手順(収穫後)
フキには『アク(ポリフェノールやシュウ酸など)』が含まれており、そのまま調理すると強い苦みやえぐみを感じてしまいます。茹でることでアクが抜け、本来の爽やかな風味と美味しさが引き立ちます

フキの表面には硬い繊維質の『筋』があります。この筋を残したままだと、食べたときに口の中にモソモソと残ってしまい、食感が悪くなってしまいます。下処理の段階でしっかりと筋を取ることで、あのシャキッとした心地よい食感に仕上がります
【1】一晩水にさらす

畑などで収穫したばかりのフキは、時間が経つと水分が抜けてしおれてしまったり、空気に触れることでアクの酸化や変色が起きやすくなったりします。
そのため、使う前日や収穫直後のタイミングで、まずはしっかりと水に浸しておくのがポイントです。こうすることで、フキ全体にたっぷりと水分が行き渡って生き生きとシャキッとし、この後の下処理やアク抜きもスムーズに進めやすくなりますよ!
【2】板ずりをする
フキをまな板の上に並べ、☆塩(大さじ1)を、まんべんなく振ります。両手のひらでフキを軽く押さえつけながら、ゴリゴリと前後に転がすように板ずりしていきます。
全体がしんなりとして、緑色の汁が出てきたらOK、フキが折れないように、優しく力を加減してくださいね。
【3】フキを茹でる
大きめの鍋にお湯をたっぷりと沸かし、フキを鍋の長さに合わせて2〜3等分に切り分けます。その後、イタズリした塩がついたままの状態でフキを入れ、強火で2〜3分ほど茹でます(太さや好みのかたさに合わせて調整してください)
※鮮やかな緑色になったらザルにあげます※
ひと手間をかけることで、食べたときのえぐみがなくなり、シャキッとした美味しいフキの煮物に仕上がります
【4】冷水にとって、皮(筋)をむく
茹で上がったら、すぐに冷水にさらすのが色を保つポイントです。
茹でたフキをすぐに冷水に入れ、粗熱が取れるまで冷まします。冷めたら、フキの端から薄皮をつまみ、スーッと下に引っ張るようにして皮をむいていきます。
秋フキの煮物の作り方
次は、下処理を終えたフキを使った『煮物』の作り方です。しっかりと下処理とアク抜きを済ませたフキを使って、ご飯が進む美味しい炒め煮を作っていきます!レシピはシンプルなので、ぜひ気軽に試してみてくださいね
【1】食べやすい長さに切る
まずは、下処理が終わったフキの水気をしっかりと切ります。その後、だいたい4~5cmほどの食べやすい長さにザクザクと切り分けていきましょう
【2】油で炒めて調味料(★)を加える
鍋やフライパンに油を熱し、切ったフキをサッと炒めます。油が全体になじんだら、あらかじめ合わせた調味料(★)を加えます
※お好みで赤唐辛子を一緒に、ピリッと効かせてあげるのも、味が引き締まってとっても美味しいですよ!
【3】煮詰めて完成

あとは中火の火加減で、水分が少なくなって美味しそうな煮汁が全体にしっかり染み込むまで、コトコトと煮詰めていきます。
ほどよく煮汁が飛んだら火を止めて、これでフキの炒め煮の完成です!
【※】保存方法『冷蔵4~7日』

秋フキの煮物は冷蔵で4~7日ほど保存ができます。タッパーなどの保存容器に煮汁ごと入れておけば、味がさらに染み込んで美味しくなります。しっかり冷ましてから冷蔵庫に入れてくださいね















