クレジットカードの苗字と名前に使うローマ字表記を解説します。クレジットカード申込に使うローマ字はヘボン式です。ヘボン式表を見てわかりにくいローマ字を1文字ずつ確認ができる申込名義の書き方、実例集になります
ヘボン式は例外や特別なルールに該当する方が多いです。本記事は、【1】名前表記に迷うローマ字の事例集から書き方から紹介します
例外や表記に迷いがちな苗字と氏名を優先する為、山田太郎(YAMADA TORO)や山田花子(YAMADA HANAKO)のように簡単なタイプは【2】ローマ字の早見表をご拝見ください
尚、項目の順番は、比較的、日本人名に多い事例順としています。下になるほど、難易度が上がるクイズと思って読んでくださいませ
【O表記】OU(おう)のローマ字表記(伊藤・加藤・佐藤)
OU(おう)と読む長音のヘボン式ローマ字は『O』で表記します。伊藤、加藤、斎藤の苗字の方は『ITO、KATO、SAITO』がローマ字の書き方になります
| OU(おう) | 苗字 | 氏名 |
| ローマ字 | OU⇒O | OU⇒O |
| 伊藤ショウヘイ | ITO | SHOHEI |
| 加藤ヨウヘイ | KATO | YOHEI |
| 斎藤コウスケ | SAITO | KOSUKE |
伊藤の間違った綴りはITOU、正しい表記が『ITO』です。名前の場合も同様に『OU⇒O』とローマ字表記をし、ショウヘイ(SHOHEI)、ヨウヘイ(YOHEI)、コウスケ(KOSUKE)となります
【O表記】おお(OO)のローマ字表記(大谷・大野・大山)
おお(OO)と読む長音のヘボン式ローマ字は『O』で表記します。大谷、大野、大山の苗字の方は『OTANI、ONO、OYAMA』がローマ字の書き方になります
| おお(OO) | 苗字 | 氏名 |
| ローマ字 | OO⇒O | ⇒O |
| 大谷オオゾラ | OTANI | OZORA |
| 大野オオナ | ONO | ONA |
| 大山 | OYAMA | OMI |
大谷の間違った綴りはOOTANI、正しい表記が『OTANI』です。一部の市役所は、OHが許可される事がありますが、一般的に日本の方のクレジットカード表記は『O』が1つです
おお(OO)と読む氏名にある大空(オオゾラ、OZORA)、大奈(オオナ、ONA)、大海(オオミ、OMI)も同様です
【U表記】う(UU)の省略表記(ゆうき・ゆうこ)
う(UU)と読む長音は、Uの1文字を省略して『U』とヘボン式ローマ字で表記します。祐紀(ゆうき)や優子(ゆうこ)、優香(ゆうか)と氏名に多い例です。
祐紀(ゆうき)はYUKI、優子(ゆうこ)がYUKO、優香(ゆうか)もYUKAと書き、見た目では違和感があっても正しい書き方です
| う(UU) | 名前 |
| ローマ字 | UU⇒U |
| 祐紀(ゆうき) | YUKI |
| 優子(ゆうこ) | YUKO |
| 優香(ゆうか) | YUKA |
祐紀(ゆうき)の間違った綴りはYUUKI、正しい表記が『YUKI』です。そのまま文字を読むと『ユウキがユキ』に見えてしましますが、『YUKI』で問題ありません
近年増えている『ゆうり』や『ゆうま』も同様。ゆうりは『YURI』、ゆうまは『YUMA』です
【M表記】ん(N)のローマ字表記(本間純平・半間寛平)
名前に『ん』が付く場合、大半の方が『N表記』です。しかし、例外的にBMPから始まる文字の前の『ん』は『M』がヘボン式のローマ字表記です
| M表記 | 苗字 | 氏名 |
| ローマ字 | M表記『ん』 | M表記の『ん』 |
| 本間純平 | HOMMA | JUMPEI |
| 半間寛平 | HAMMA | KAMPEI |
例えば、本間純平(ほんま じゅんぺい)、半間寛平(はんま かんぺい)の方は『HOMMA JYUMPEI、HAMMA KAMPEI』がローマ字の書き方になります
※純平の『じゅ』は『JU』です。JYUではありません※
【促音表記】小さい文字の『っ』のローマ字表記(服部一平・吉川哲平)
促音の小さい文字の『っ』はヘボン式ローマ字にすると『子音を重ねて表記』をします。例えば、苗字の服部(はっとり)や吉川(きっかわ)は『HATTORI、KIKKAWA』と2つ子音を重ねて書きます
| 小さい文字の『っ』 | ローマ字 |
| 服部(はっとり) | HATTORI |
| 吉川(きっかわ) | KIKKAWA |
| 一平(いっぺい) | IPPEI |
| 哲平(てっぺい) | TEPPEI |
同様に名前に、小さい『っ』がある一平(いっぺい、IPPEI)、哲平(てっぺい、TEPPEI)は(内)がローマ字の書き方になります
尚mち(CHI)、ちゃ(CHA)、ちゅ(CHU)、ちょ(CHO)の場合はTを加えます。名前としては数少ないサンプルになりますが、八丁はが『HATCHO』となります
【番外編】日本人のティナ問題!ローマ字表記はTINA?TEINA?
近年は海外で通用しやすい名前を日本人であっても名付けする事があります。その中で『ティナ』の名前が非常にややこしいです。ティナのように、外国によくある名前はクレジットカードのローマ字に通りやすいですが、戸籍やパスポート登録が原則できません
ティはヘボン式ローマ字は『TEI』です。英語表記の『TI』となりません
日本で生まれた場合、戸籍登録とパスポートの名前は『ヘボン式のTEINA』、クレジットカードの表記も『TEINA』となります
| ティナ | ローマ字の登録 | 備考 |
| クレジットカード | TEINA、TINA | 申請による |
| パスポート | TEINA | 補足資料が必要 |
| 戸籍登録 | TEINA | 補足資料が必要 |
海外生まれのティナさんが海外でクレジットカードを作るとTINAです。
しかし、日本生まれのティナさんは、原則、スペル綴りの証拠となる『書類(出生証明書、婚姻証明書、配偶者や父母の外国旅券等)』がない限り、戸籍登録の段階で『TEINA(ティナ)』となります
その結果、日本生まれのティナさんは、自分のローマ字を証明する資料が『戸籍謄本、パスポート』となる為、最も海外の方が理解しやすい『TINA表記が使えない問題』に巻き込まれます
何が問題になる?
クレジットカードの名前がTINAで通るなら、普段の生活で困る事は稀です。極端な話、クレジットカードが『TINA』、パスポートが『TEINA』の場合、海外旅行に行った時に『クレジットカード払いをする、その後に、パスポート提示』が重なると、現金で払ってくださいという結果になりがちです
クレジットカードとパスポートの表記の不一致は、ティナ以外の名前でも同様です。基本的にパスポート表記と統一してクレジットカードの名義を全く同じにすると安心、ちょっとしたトラブルがありません
ここまでが、クレジットカード申込のローマ事例の内容です。次の項目は、今までの内容を全てまとめた早見表になります。
【早見表】ヘボン式ローマ字の表記一覧表
ヘボン式ローマ字の早見表は、クレジットカード申込時だけでなく、パスポートと戸籍登録といった公的な申請に対応しています
| 文字 | 母音(A) | 母音(I) | 母音(U) | 母音(E) | 母音(O) |
| あ行 | あ(A) | い(I) | う(U) | え(E) | お(O) |
| か行 | か(KA) | き(KI) | く(KU) | け(KE) | こ(KO) |
| さ行 | さ(SA) | し(SHI) | す(SU) | せ(SE) | そ(SO) |
| た行 | た(TA) | ち(CHI) | つ(TSU) | て(TE) | と(TO) |
| な行 | な(NA) | に(NI) | ぬ(NU) | ね(NE) | の(NO) |
| は行 | は(HA) | ひ(HI) | ふ(FU) | へ(HE) | ほ(HO) |
| ま行 | ま(MA) | み(MI) | む(MU) | め(ME) | も(MO) |
| や行 | や(YA) | – | ゆ(YU) | – | よ(YO) |
| ら行 | ら(RA) | り(RI) | る(RU) | れ(RE) | ろ(RO) |
| わ行 | わ(WA) | ゐ(I) | – | ゑ(E) | を(O) |
| が行 | が(GA) | ぎ(GI) | ぐ(GU) | げ(GE) | ご(GO) |
| ざ行 | ざ(ZA) | じ(JI) | ず(ZU) | ぜ(ZE) | ぞ(ZO) |
| だ行 | だ(DA) | ぢ(JI) | づ(ZU) | で(DE) | ど(DO) |
| ば行 | ば(BA) | び(BI) | ぶ(BU) | べ(BE) | ぼ(BO) |
| ぱ行 | ぱ(PA) | ぴ(PI) | ぷ(PU) | ぺ(PE) | ぽ(PO) |
| きゃ行 | きゃ(KYA) | – | きゅ(KYU) | – | きょ(KYO) |
| しゃ行 | しゃ(SHA) | – | しゅ(SHU) | – | しょ(SHO) |
| ちゃ行 | ちゃ(CHA) | – | ちゅ(CHU) | – | ちょ(CHO) |
| にゃ行 | にゃ(NYA) | – | にゅ(NYU) | – | にょ(NYO) |
| ひゃ行 | ひゃ(HYA) | – | ひゅ(HYU) | – | ひょ(HYO) |
| みゃ行 | みゃ(MYA) | – | みゅ(MYU) | – | みゅ(MYU) |
| りゃ行 | りゃ(RYA) | – | りゅ(RYU) | – | りょ(RYO) |
| ぎゃ行 | ぎゃ(GYA) | – | ぎゅ(GYU) | – | ぎょ(GYO) |
| じゃ行 | じゃ(JA) | – | じゅ(JU) | – | じょ(JO) |
| びゃ行 | びゃ(BYA) | – | びゅ(BYU) | – | びょ(BYO) |
| ぴゃ行 | ぴゃ(PYA) | – | ぴゅ(PYU) | – | ぴょ(PYO) |
※注意※
『ん(N、M)』と『促音:っ』の表記の表入力箇所がない為、除外しております。その点をご了承ください
特殊なカタカナ
| – | イェ(IE) | ウィ(UI) | ウェ(UE) | ウォ(UO) |
| ヴァ(BUA) | ヴィ(BUI) | ヴ(BU) | ヴェ(BUE) | ヴォ(BUO) |
| クァ(KUA) | クィ(KUI) | – | クェ(KUE) | クォ(KUO) |
| グァ(GUA) | グィ(GUI) | – | グェ(GUE) | グォ(GUO) |
| – | – | – | ジェ(JIE) | – |
| – | – | – | チェ(CHIE) | – |
| ツァ(TSUA) | ツィ(TSUI) | – | ツェ(TSUE) | ツォ(TSUO) |
| – | ティ(TEI) | – | – | – |
| – | ディ(DEI) | デゥ(DEYU) | – | – |
| – | – | ドゥ(DOU) | – | – |
| ファ(FUA) | フィ(FUI) | – | フェ(FUE) | フォ(FUO) |
ヴィ(BUI)を(VI)で登録がしたい場合など。国際結婚や両親が外国人、二重国籍等により、外国式の名前をヘボン式ローマ字以外の表記で記載することを希望する場合は、その綴りが実際に使用されていることを示す書類の提出が必要です
また、もう少し他の苗字や名前の事例を拝見したい方は、コチラに参考とした『ローマ字:名前のヘボン式表』にもサンプルがあります
【関連情報】クレジットカードの申込の仕組み
本記事は、クレジットカード申込の際に必要となる名前の書き方を説明しました。パスポートと一致する苗字・氏名表記のため、ヘボン式のローマ字をご説明しました
クレカ独特の仕組み
| クレジットカード | 仕組み |
| 審査の在籍確認 | 会社への電話 |
| クレジットカードのサイズ | カード規格 |
その他、クレカ独特の審査ルールや契約後の注意事項など。わかりにくい利用規約の内容をポイントを絞って解説しています。
引落後のすぐに枠が元に戻るタイミングはいつごろか。各カード会社により日数の差があり、一般的に銀行系カードが早く、流通系カードが数日の時間を必要とします
※尚、最新の注意の上、コンテンツを作成しています。各社のルールや規約改定があった場合は直ちに修正を致します※




















