大学生になると驚く事の1つが、祝日なのに授業があること。なぜ、祝日授業日がある大学とない大学があるのか。新1年生と、2年生になったけど、未だに理由がわからない大学生向けに簡単な説明をします
【何故】大学は祝日に授業・講義がある!その理由とは?
大学の授業、講義は大学設置基準のルールに15週(15回)の講義が必要とあります。その為、祝日を休講、授業を休みとすると足りなくなってしまう場合があるからです
でも、親に聞くと祝日に大学に行った事がない。ゴールデンウィークはほとんど休みだったと言います。何故、年代によって違うのでしょうか
祝日授業日が増えたのはいつ?
大学は以前は、祝日は休講。確かにお休みの大学がほとんどでしたが、2004年以降から祝日に授業をする大学が増加します
祝日授業日とした時代背景は、2000年から始まったハッピーマンデー制度が理由の1つです
ハッピーマンデー制度
ハッピーマンデー制度とは2000年に国会で可決。2003年から『成人の日が1月第2月曜日、海の日が7月第3月曜日、敬老の日が9月第3月曜日』と3連休を多く作る仕組みです
その結果、入試が遅い大学や授業回数(週)が15回(週)を確保できない大学が増え、結果的に祝日に授業を行う必要が発生した為です
話が理解できない人は、単純に『祝日に授業をしないと講義が終わらない!足りなくなったから祝日授業が存在する』と覚えましょう
細かい話は難しくなる為、祝日授業がある理由は上記でほぼ納得の内容です。しかし、祝日授業日がある大学とない大学があり、各々、入試や年間スケジュールでの調整をしているのが現状です
【祝日授業日がある大学】多くは私立大学!国立大学は休みが大半!
祝日授業がある大学はほぼ私立大学です。MARCHなら明治大学や青山学院大学、立教大学。関関同立なら関西大学、立命館大学などです
早稲田や慶應大学も、まったく祝日授業がない年はほぼありません
大学のGW:4月29日は祝日授業日
一例になりますが、多くの私立は大型連休のゴールデンウィーク前の祝日が祝日授業があります。稀に同志社大学のように、4月29日を休講として別の日に振り替える大学もあります
ここまでの話と具体的なケーススタディを見ると、祝日に大学の授業があっても不思議じゃないと思えると思います