最強の二冠馬は?無敗の二冠馬は4頭!トウカイテーオー最強説が有力!
二冠馬(牡馬) | 年 | 皐月賞 | 日本ダービー | 菊花賞 | 備考 |
トキノミノル | 1951年 | 1着 | 1着 | 不出走 | 原因:破傷風 |
コダマ | 1960年 | 1着 | 1着 | 5着 | |
トウカイテイオー | 1991年 | 1着 | 1着 | 不出走 | 原因:骨折 |
ミホノブルボン | 1992年 | 1着 | 1着 | 2着 | ライスシャワー1着 |
一度も菊花賞まで、レースを負けずに惜しくも二冠馬、無敗の二冠馬は、この4頭。トキノミノル、コダマ、トウカイテーオー、ミホノブルボンです。
では、この中でどの馬が最強なの?と言うお話になると、怪我で不出走が2頭。のちに3度の骨折から奇跡の復活をとげるとイカイテーオーも、この中に入っています。この表の着順だけみると「ミホノブルボンが最強」という感じがしてきますよね
無敗の二冠馬の成績は?勝率・連対率・複勝率で比較!
二冠馬(牡馬) | 通算成績 | G1勝利数 | 勝率 (1着) | 連対率 (2着内) | 複勝率 (3着内) |
トキノミノル | 10戦10勝 | 2勝(+1勝) ※(現:朝日FS含む) | 100% | 100% | 100% |
コダマ | 17戦12勝 | 4勝(+1勝) ※(現:阪神JF含む) | 70% | 82% | 88% |
トウカイテイオー | 12戦9勝 | 4勝 | 75% | 75% | 75% |
ミホノブルボン | 8戦7勝 | 2着(+1勝) ※(現:朝日FS含む) | 86% | 86% | 86% |
トキノミノルは10戦10勝、現在の2歳G1:朝日FSを含むとG1を3勝。3着内100%ですが、菊花賞前に破傷風で亡くなっており「幻の名馬」と呼ばれています。その後のレースの結果がない為、最強と比較するには、情報不足。申し訳ないですが、今回は省いて考えるしかありません。しかし、生きていたら最強であった可能性は高いと思われます
こう成績を見ると、トウカイテーオー最強説が出てきますね。トウカイテーオーは12戦のうち3回だけ、5着以下になっていますが、残りの9戦は全て1着。要するに、怪我さけなければ、普通なら負けないという感じに見えます
最強の第二候補に名を挙げそうなミホノブルボン。8戦7勝のうち、2着が菊花賞の1回です。しかし、その後、ジャパンパップ前に怪我・故障が発覚し、そのまま引退しています。古馬になってからは走っていないという事から、古馬になってからの実績があるトウカイテーオーと比較が難しいですね
この結果(その後、レース走ってないなど)から、最強の二冠馬は「総合的に、トウカイテーオー」と言っても過言ではありませんね。生きていたらトキノミノルが最強だったかもしれないし、ミホノブルボンが復帰できたら最強と呼ばれていたかもしれません。こういった分析になります
変則二冠馬とは?意味は東京優駿1着+NHKマイルの優勝馬!
通常、二冠とはクラシックの3レースの内、2つを優勝した馬の事ですが、+アルファ。皐月賞、日本ダービー(東京優駿)、菊花賞以外に3歳の時にしかでられないG1、NHKマイルがあります。このNHKマイル1着+クラシックの1レースを1着だった馬が、変則2冠馬にです
変則二冠馬 | 年 | NHKマイル | 日本ダービー | 菊花賞 |
キングカメハメハ | 2004年 | 1着 | 1着 | 未出走 |
ディープスカイ | 2008年 | 1着 | 1着 | 未出走 |
変則二冠馬は史上2頭しかいません。牝馬で64年ぶりにダービーを制覇したウオッカの1個下、後輩のダービー馬のディープスカイと、最強の大王の異名を持つキングカメハメハです
最強の二冠馬!キングカメハメハ最強説!産駒として優秀過ぎる
二冠馬(牡馬) | 通算成績 | G1勝利数 | 勝率 (1着) | 連対率 (2着内) | 複勝率 (3着内) |
キングカメハメハ | 8戦7勝 | 2勝 | 100% | 100% | 100% |
ディープスカイ | 17戦5勝 | 2勝 | 29% | 65% | 88% |
変則二冠馬は、最強の二冠馬に名を挙げないの?と、ココが気になる方向けの情報です
ディープスカイは、3番まで!ココまでの着順なら成績は抜群ですが、1着になれるの?と聞かれると、どうしても勝ちきれず、2、3着になってしまう事が多かった結果です。先輩ダービー馬のウオッカと何度か戦っています。結局、1度も勝てなかったですが、伝説のダービー馬との比較は少し気の毒な気がします
その反面、忘れちゃいけない最強二冠馬はこの人。キングカメハメハですね
3歳の内に引退していますが、成績は抜群。この馬も、もし、4、5歳の古馬になって走っていたら、最強2冠馬に名を挙げていたのは、間違いないでしょう。しかし、キンカメはレース結果以外に「キングカメハメハ産駒=子供、子孫たち」には、のちのG1馬ロードカナロア、香港クイーンエリザベス2世カップ1着のルーラーシップ、2015年に二冠馬になるドゥラメンテと活躍がすさまじいです
レース結果、引退後の活躍まで含めると名前の通り「最強の大王:キングカメハメハ」が、トウカイテーオーの評価に匹敵する可能性がありますね。二冠馬で最強か、どうかは決められないけど、最強の一角であることは間違いないです
今後、評価が爆上がりする可能性があるのがドゥラメンテ!
2015年に二冠馬となったドゥラメンテ。キングカメハメハの子供の1人ですが、ドゥラメンテは引退後、種牡馬となり、年々、この産駒から優秀な馬が生まれてきています
ドゥラメンテ産駒 | 主な実績 |
タイトルホルダー | 菊花賞1着、天皇賞・春 宝塚記念1着 |
スターズオンアース | 牝馬2冠達成 桜花賞1着、オークス1着 |
ドゥラメンテの子供のタイトルホルダーは日本ダービー2着+菊花賞1着と惜しくも2冠馬になれませんでしたが、その後の活躍は優秀です。また、牡馬(オス)ではないですが牝馬(メス)のスターズオンアースは牝馬3冠にリーチが届くほど、桜花賞1着、オークス1着の牝馬二冠馬です
ディープインパクトがなくなり、次の優秀な馬はどの産駒?という課題から、ドゥラメンテ産駒の評価は高いです。今後、ドゥラメンテの子供が活躍すると、ドゥラメンテ自体が最強説っていうのが、きっと出てくると思われます
さて、今回は二冠馬とは何?最強はどの馬?という内容をお届けしました。成績と結果、その後の活躍まで含めると、コレが最強!と言い切れない部分があります。二冠馬には主に牡馬のレースを指して言いますが、牝馬(メス)の二冠もあり、もしよかったら、こちらも参考にしてくださいね