恵方巻きは昔はなかった!?誰が流行らせたの?由来と歴史の紐解き

恵方巻きは昔はなかった!?誰が流行らせたの?由来と歴史の紐解き 学ぶ
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節分の日は、豆やイワシを食べる事はあったけど。昔は恵方巻きを食べていなかったとされます。親に聞くと、ある時から急に恵方巻が登場したと言っていました

では、恵方巻きは一体、いつごろから節分の定番メニューとなったのか。恵方巻きの歴史と起源をお調べしました

【仕掛け人】恵方巻きを流行らせた人は?いつから食べるようになった?

恵方巻きの原型、まるかぶり寿司や太巻きは江戸時代から存在、節分に海苔巻きを食べる地域がありました。しかし、関西方面の一部のみの風習で日本全国に根付いた食べ物ではありませんでした

1990年代、コンビニが全国展開をする過程で恵方巻きが日本中に広がる事となります。恵方巻きを流行らせたのがセブンイレブン、発祥は広島の入船店、仕掛け人は後に役員となる野田靜眞氏が発案者です

恵方巻き流行の歴史
流行らせた会社セブイイレブン
発祥の店舗入船店(広島市)
発案者野田靜眞氏
恵方巻きの流行

セブンイレブン:野田靜眞氏

野田靜眞とは、コンビニ黎明期(初期の時代)のアイデアマン。コンビニおでんの開発から、コンビニ店舗と協力し合い、お互いを成長させた人物。

1990年以降に、セブイイレブンの店舗数が増加するにつれて、広島で販売されていた恵方巻が全国に知れ渡った事が話の経緯です。昔は恵方巻きがなかったという人が多いのは、2000年以降に知り、歴史が浅いためです

もう少し詳しく、なぜ、恵方巻きが昔はなかったと言われるのか。詳細を知りたい方は次の『恵方巻の歴史年表』と解説を参考にしてください

【恵方巻きの起源】恵方巻が誕生するまでの歴史年表!

西暦恵方巻きの出来事備考
1932年共同キャンペーン大阪鮓商組合、海苔協会
1940年ちらし広告を発行大阪鮓商組合
1955年恵方巻の原型が誕生元祖たこ昌
1965年幸運巻寿司ヘリコプターでビラを巻く
1970年TVで早食い企画に採用
1980年縁起巻が流行らず定着せず小僧寿司
1989年セブンイレブン販売を開始広島市内:舟入店
1998年セブンイレブン全国販売を開始
現在に至る
恵方巻と節分の歴史年表

恵方巻の原型:誕生の秘話は?

大阪鮓商組合後援会にて、元祖たこ昌(海苔の卸業者)の山路昌彦が恵方巻を考案し現在の恵方巻に近い巻き寿司が完成します

縁起巻とは?1980年頃、小僧寿司が『縁起巻(1986年:商標出願)』の名前で海苔巻きを売りますが、残念ながらブームにならず、商標の無い恵方巻きの名称を使ったセブンイレブンが世間に広めたとされます

こちらが恵方巻きが全国的に流行する迄の歴史年表です。恵方巻きは、1980年:小僧寿司が『縁起巻』という名前で販売しますが、定着せず。1980年代は、一部の関西から名古屋方面当たり迄しか知られていない存在でした

恵方巻きの存在2000年頃
東京知らない人が多かった
恵方巻きの流行

2000年頃の東京では、まだ、恵方巻きという名前は浸透しておらず、知ってる人。知らない人が混在する状態、丁度、流行する前の段階でした

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