第104回、凱旋門賞(2025年10月5日:2400m、フルゲート24頭)の出走予定馬と騎手、参考レース情報をご紹介します
【2025年】凱旋門賞の出走予定馬(日本馬・外国馬・騎手・前走)
| 凱旋門賞 | 出走予定馬 | 想定騎手 | 馬齢 | 斤量 | 前走 |
| 日本馬(栗東) | クロワデュノール | 北村友一 | 牡3 | 56.5kg | プランスドランジュ賞:1着 |
| 日本馬(栗東) | ビザンチンドリーム | O.マーフィー | 牡4 | 59.5kg | フォア賞:1着 |
| 日本馬(美浦) | アロヒアリイ | C.ルメール | 牡3 | 56.5kg | ギヨームドルナノ賞:1着 |
| フランス | キジサナ(クイジサーナ) | A.プーシャン | 牝4 | 58kg | ジャンロマネ賞:1着 |
| フランス | アヴァンチュール | M.ギュイヨン | 牝4 | 58kg | ヴェルメイユ賞:1着 |
| フランス | ゲゾラ | T.マーカンド | 牝3 | 55kg | ヴェルメイユ賞:2着 |
| フランス | ソジー | S.パスキエ | 牡4 | 59.5kg | フォア賞:2着 |
| フランス | クアリフィカー | W.ビュイック | 牡3 | 56.5kg | ニエル賞1着 |
| フランス | ルファール | C.デムーロ | 牡3 | 56.5kg | ニエル賞6着 |
| フランス | ダリズ | M.バルザローナ | 牡3 | 56.5kg | プランスドランジュ賞:2着 |
| 愛蘭 | ロスアンゼルス | W.ローダン | 牡4 | 59.5kg | フォア賞:4着 |
| 愛蘭 | ミニーホーク | C.スミヨン | 牝3 | 55kg | 5連勝中 |
| 愛蘭 | ホワイトバーチ | D.マクモナグル | 牡5 | 59.5kg | 愛チャンピオンS:5着 |
| 愛蘭 | アローイーグル | I.メンディザバル | 牡4 | 59.5kg | フォア賞:6着 |
| 愛蘭 | ホタツェル | S.フォーリー | 牡3 | 56.5kg | 愛チャンピオンS:4着 |
| イギリス | ジアヴェロット | A.アッゼニ | 牡6 | 59.5kg | セプテンバーS:1着 |
| イギリス | カルパナ | C.キーン | 牝4 | 59.5kg | セプテンバーS:2着 |
| イギリス | 取消:エストレンジ | D.タドホープ | 牝4 | 58kg | ヨークシャーオークス:2着 |
※凱旋門賞の斤量:※
3歳:牡馬は56.5kg、牝馬が55kg。4歳以上の牡馬は59.5kg、牝馬は58kgです
日本馬の予備登録!
アロヒアリイ(牡3・美浦)、クロワデュノール(牡3・栗東)、シンエンペラー(牡4・栗東)、ビザンチンドリーム(牡4・栗東)、ヘデントール(牡4・美浦)、レガレイラ(牝4・美浦)。
※前走情報※
ゴートゥファースト(牡5・栗東:ジャックルマロワ賞)、アロヒアリイ(牡3・美浦:ギヨームドルナノ賞)、ヘデントール(右トモを負傷:7/2日発表)、シンエンペラー(回避:次走はジャパンカップを予定、ぜんそく、中程度の肺出血が判明の為)
海外馬の参戦表明!
アヴァンチュール(前年2着、フランス・牝4)、ロスアンゼルス(前年3着、アイルランド・牡4)、ソジー(前年4着、フランス・牡4)、セヴェナズナイト(前年5着、フランス・牡5)が凱旋門賞に再挑戦と発表されています
※クイジサーナ:表記変更『キジサナ』※
クイジサーナ(仏)が凱旋門賞の出走登録がありませんが、ジャンロマネ賞にて凱旋門賞の優先出走権を得ています。運営陣は前向きに検討中から出走を決め、A.プーシャン騎手(天皇賞秋に来日予定)が騎乗予定です
回避・両にらみ
※回避馬:馬名※
回避:レガレイラ、ダノンデサイル(英インターナショナルS後:米国G1・ブリーダーズカップ、凱旋門賞の両にらみ、ジャパンカップの可能性:有)、セヴェナズナイト、ドラクロワ。
オンブズマン(英国)
オンブズマンは愛チャンピオンSを回避。9/4日にジャパンカップ出走を検討と報道発表がありました
アルリファー(愛国)
愛セントレジャーを4馬身差の圧勝。ローテが間に合うかの問題がありますが、オーナーが変わり凱旋門賞に『アルリファーが出走するなら武豊に依頼したい』と発表が有。しかし、結局、回避:アルリファーとなりました
【仏G1戦】ジャックルマロワ賞(直線・芝1600m)
| ジャックルマロワ賞組 | 騎手 | 着順 | 国名 |
| ディエゴヴェラスケス | C.スミヨン | 1着 | 愛国 |
| ゴートゥファースト | 岩田望来 | 5着 | 日本 |
| アスコリピチェーノ | C.ルメール | 6着 | 日本 |
ジャックルマロワ賞(仏G1):2025年8月17日開催
本年度の凱旋門賞を目指すゴートゥファーストが出走。ゴートゥファーストの馬主は個人馬主、凱旋門賞への挑戦を宣言しています
ゴートゥファーストは国内で3勝クラスと言われますが、凱旋門賞に出る夢を応援したいです!
【G2戦】ギヨームドルナノ賞の結果!凱旋門賞の3歳限定戦!

| ギヨームドルナノ賞組 | 騎手 | 着順 | 国名 |
| アロヒアリイ | C.ルメール | 1着 | 日本 |
| クアリフィカー | C.デムーロ | 3着 | フランス |
ギヨームドルナノ賞(仏G2):2025年8月16日開催
日本馬、アロヒアリイ(牡3・美浦)は当初目標のパリ大賞(G1)に体調面で間に合わあず、ギヨームドルナノ賞を選択しました
アロヒアリイは国内では新馬しか勝ってませんが、父ドゥラメンテ。血筋はオルフェーヴルやステイゴールドといった『夢が広がる血統』です。
アロヒアリイはギヨームドルナノ賞を逃げ切りの快勝、相手に仏ダービー2着馬もいました!G2といっても、エースインパクトもギヨームドルナノ賞からの凱旋門賞を制覇した実績もあり、期待が高まります
【G1戦】英インターナショナルステークスの結果
| 英インターナショナルS組 | 騎手 | 着順 | 国名 |
| オンブズマン | W.ビュイック | 1着 | イギリス |
| ダノンデサイル | 戸崎圭太 | 5着 | 日本 |
| ヘデントール | 回避 | 回避 | 日本 |
英インターナショナルS(英G1):2025年8月20日開催
ヘデントールは右後肢の大腿骨剥離骨折の為、回避となりました
インターナショナルSは大逃げをかましたバーキャッスルと大差ながらダノンデサイルが2番手。芝が合わないようで、伸びず、ダノンデサイルは5着でした
【前哨戦】ヴェルメイユ賞の結果(凱旋門賞のステップアップ)
| ヴェルメイユ賞組 | 騎手 | 着順 | 国名 |
| アヴァンチュール | M.ギュイヨン | 1着 | フランス |
| ゲゾラ | M.バルザローナ | 2着 | フランス |
ヴェルメイユ賞:2025年9月7日開催
※馬名:凱旋門賞の出走予定馬(3F:1位、2位、3位)※
ヴェルメイユ賞組(凱旋門賞の出走事例)
【前哨戦】ニエル賞の結果(凱旋門賞のステップアップ)
| ニエル賞組 | 騎手 | 着順 | 国名 |
| クアリフィカー | W.ビュイック | 1着 | フランス |
| ルファール | C.デムーロ | 6着 | フランス |
※馬名:凱旋門賞の出走予定馬(3F:1位、2位、3位)※
ニエル賞:2025年9月7日開催
ニエル賞組(凱旋門賞の出走事例)
【前哨戦】フォワ賞の結果(凱旋門賞のステップアップ)

| フォワ賞組 | 騎手 | 着順 | 国名 |
| ビザンチンドリーム | O.マーフィー | 1着 | 日本 |
| ソジー | M.ギュイヨン | 2着 | フランス |
| アルマカム | W.ビュイック | 3着 | 英国 |
| ロスアンゼルス | C.スミヨン | 4着 | 愛国 |
| アローイーグル | C.デムーロ | 6着 | フランス |
※馬名:凱旋門賞の出走予定馬(3F:1位、2位、3位)※
フォワ賞:2025年9月7日開催
フォワ賞組(凱旋門賞の出走事例)
日本馬が凱旋門賞を好走した事例は、前走:フォア賞組。オルフェーヴルとナカヤマフェスタ、エルコンドルパサーが連対を果たした事があります
| 日本馬 | 西暦 | 凱旋門賞 | フォア賞 |
| オルフェーヴル | 2013年 | 2着 | 1着 |
| オルフェーヴル | 2012年 | 2着 | 1着 |
| ナカヤマフェスタ | 2010年 | 2着 | 2着 |
| エルコンドルパサー | 1999年 | 2着 | 1着 |
【仏G1戦】ムーランドロンシャン賞の結果
| ムーランドロンシャン組 | 騎手 | 着順 | 国名 |
| サーラン | M.バルザローナ | 1着 | 仏国 |
| ロザリオン | S.レヴィー | 2着 | 英国 |
| ザライオンインウィンター | W.ローダン | 3着 | 愛国 |
| ゴートゥファースト | M.ギュイヨン | 11着 | 日本 |
ムーランドロンシャン賞:2025年9月7日開催(日本時間:22:50分)
仏・パリロンシャン競馬場:1,600メートル(芝)
【G1戦】アイリッシュチャンピオンステークスの結果

| 愛チャンピオンS組 | 騎手 | 着順 | 国名 |
| ドラクロワ | C.スミヨン | 1着 | 英国 |
| ホタツェル | S.フォーリー | 4着 | 愛国 |
| ホワイトバーチ | D.マクモナグル | 5着 | 愛国 |
| シンエンペラー | 坂井瑠星 | 6着 | 日本 |
アイリッシュチャンピオンステークス(G1):2025年9月14日(日本時間:1:30分)
前年3着のシンエンペラーですが、例年より芝が重く伸びず(特に内側)、残念ながら6着。勝利したドラクロワ(1番人気1.9倍)が強すぎたという競馬の内容でした
【G3戦】プランスドランジュ賞の結果!

| プランスドランジュ賞組 | 騎手 | 着順 | 国名 |
| クロワデュノール | 北村友一 | 1着 | 日本 |
| ダリズ | M.バルサローナ | 2着 | フランス |
プランスドランジュ賞(G3):2025年9月14日開催(日本時間:生中継21:00~22:00)
パリロンシャン競馬場(距離2000m・右)
クロワデュノールは凱旋門賞前にG3:プランスドランジュ賞に参戦!好走ルートのニエル賞やフォア賞より1週間遅く開催され、ローテとしては間隔が短く、10月5日までに体力の回復が気になる点です
クロワデュノールは何故?プランスドランジュ賞?
プランスドランジュ賞の1着賞金は3万6600ユーロ(約600万円)と安く、なぜ?クロワデュノールはプランスドランジュ賞に出走するのか
クロワデュノールがプランスドランジュ賞を選んだ理由は、距離とコース適性を加味しての事と発表があります。ローテ間隔や前哨戦という面よりも、クロワデュノールが本当にフランス競馬に対応できるのかという部分が本質的な目的らしいのですが、クロワデュノールはまだ3歳。今度も含めて、最も得意な距離を運営側も把握したいのでしょう
【過去結果】凱旋門賞の成績(優勝馬・騎手・人気・タイム等)
凱旋門賞、前年優勝馬は、イギリス馬のブルーストッキング(騎手:R.ライアン)、タイム2:31.58の勝利でした。直近5年の優ち馬は下記の早見表をご参照ください
| 凱旋門賞 | 国名 | 優勝馬 | 騎手 | タイム |
| 2024年 | 英国 | ブルーストッキング | R.ライアン | 2:31.58 |
| 2023年 | 仏国 | エースインパクト | C.デムーロ | 2:25.52 |
| 2022年 | 英国 | アルピニスタ | L.モリス | 2:35.71 |
| 2021年 | 独逸 | トルカータータッソ | R.ピーヒュレク | 2:37.62 |
| 2020年 | 仏国 | ソットサス | C.デムーロ | 2:39.30 |
※上り3ハロン(黄色1位、水色2位、赤色3位)※

凱旋門賞:過去10年データ
Rタイム:デインドリーム
| 凱旋門賞 | Rタイム | 優勝馬 | 騎手 |
| 2011年(第90回) | 2:24.49 | デインドリーム | A.シュタルケ |
凱旋門賞、現在のレコードタイムは2分24秒49。2011年(第90回)の優勝馬デインドリーム(ドイツ馬、騎手:A.シュタルケ)が記録を保持しています
凱旋門賞:日本馬の最先着馬
| 凱旋門賞 | 最先着 | 日本馬 | 騎手 | 前走 |
| 2024年 | 12着 | シンエンペラー | 坂井瑠星 | 愛チャンピオンS:3着 |
| 2023年 | 4着 | スルーセブンシーズ | C.ルメール | 宝塚記念:2着 |
| 2022年 | 11着 | タイトルホルダー | 横山和生 | 宝塚記念:1着 |
| 2021年 | 14着 | ディープボンド | M.バルザローナ | フォア賞:1着 |
| 2020年 | 8着 | ディアドラ | J.スペンサー | ナッソーS:7着 |
凱旋門賞を最先着だった日本馬の馬名が上記の表になります

※尚、特定の有力馬と馬券の推奨が目的ではない点、ご了承ください






















