目次
元祖!長浜ラーメンや佐野ラーメンのようにご当時に旅行に行くと『元祖』や『本舗』、『本家』とネーミングがあるお店があります。この元祖、本舗、本家とは何が違うのか、歴史的にどれが一番古く最初からお店があるのかなど!よく考えると差が何であるかと疑問に思いますよね
特に気にしなければ、元祖、本舗、本家は一緒のモノに思えますが、この言葉には『最初に始めた人が個人であるか、組織・グループであったか』といった明確な違いがあります。

元祖とは?本舗と違う点は、個人と店舗の違い
元祖とは『元=根本的な元手』と『祖=子供を産んだ人』の意味があり、元祖は『特定の個人』に使う言葉です。つまり元祖とは『創始者』や『初めて商品やメニューを考案、考えた人』が経営する、もしくは、創始者と血のつながりのある人が経営を引き継いでいるお店と認識して問題ないです
反対に『本舗』は『本=もともとある』と『舗=お店』を表し、人ではなく「最初からあるお店」を意味し、元祖と本舗には『人とお店の違い』があると言えます
- 例.沖縄おでんを考えたお店
- 元祖!沖縄おでん!オキオデ本舗
たとえば、お店の名前を決める時に、沖縄でご当時、おでんを開発した人がいるとします
この場合、沖縄おでんの開発者、創始者がお店を開くのであれば、広告やチラシに『元祖!沖縄おでん』と、うたい文句にするのは、嘘はついていませんので問題なし。一緒にメニューやお店を店舗名を『オキオデ本舗』とネーミングも語彙、意味的にもおかしくありません
- 元祖=創始者
- 本舗:最初の店舗
簡単に言うと『元祖とは、創始者、最初に特別なモノを作った人の名前を名乗ること』であり、『本舗とは、単純に最初の店舗のこと』今では本舗より本店と名乗る方が多いと思います。しかし、最初の創始者がなくなってからは、ココが曖昧になってるお店も多く、最初の創始者・開発者の死後や、血縁者が引き継いでいなくても、元祖とそのまま名乗るケースもあります
元祖と初代、二代目の違いは血縁者でなくても良い事
元祖の名前を引く次ぐなら、本来、正式には『血縁者であること』、たとえば、息子や娘、親族が弟子であることが望ましいです。
ココは現代では曖昧な事が多いですが、細かくこだわるのであれば『初代、二代目』のように、元祖の人物や創始者が『弟子として認めた場合、血縁者以外でも襲名できる』とルールにしたら問題ないです
- 例.弟子が作った2店舗目
- 二代目!沖縄おでん!沖縄駅前店
元祖と初代、二代目の違いは『元祖=初代の人物』と『血のつながりがなくても、二代目を名乗ること』が、OKとルール付けされているならば、初代の許可を得て、二代目を名乗ることが可能です
例として挙げると、元祖・初代の許可があれば、弟子が作った2店舗目を『二代目!沖縄おでん!沖縄駅前店』と名乗る事は問題なく、2代目と初代は『血のつながりがない可能性:有』というお店です