ヒラタクワガタの採集時期と取れる時間帯・場所!朝・昼・夜の全国の生息地はココ!

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ヒラタクワガタの採集時期と取れる時間帯・場所!朝・昼・夜の全国の生息地はココ! 学ぶ
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ヒラタクワガタはオスで4~7cm、メスでも3~4cmの大きさの大型のクワガタです。全国的に発見が昔から難しく、買った方が確実にゲットできると言われるクワガタです

今回は、ヒラタクワガタを捕まえたい。天然ヒラタクワガタをお探しの方向けに『ココなら!この時期、この日のこの時間帯ならヒラタクワガタがいる可能性がある』というヒラタクワガタ採集のポイントを紹介します

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<全国版>ヒラタクワガタの採集時期!北海道・東北から関東・中部・関西、四国と九州はいつ頃?

取れる時期ベストな時期
北海道7月後半~8月後半8月前半
東北7月後半~8月後半8月前半
関東7月中旬~8月後半7月後半~8月前半
中部7月前半~8月後半7月後半~8月前半
関西7月前半~8月後半7月後半~8月前半
中国7月前半~8月後半7月後半~8月前半
四国6月後半~8月後半7月前半~8月前半
九州6月後半~8月後半7月前半~8月前半
沖縄6月後半~9月後半7月前半~8月前半
日本全国のヒラタクワガタがいる時期

ヒラタクワガタは5月の後半から稀に見かける事があります。しかし、採集できる可能性があるのはこの表の時期。私的な経験を含めると、木で目撃がぜんぜんなく、夜の方が目撃する可能性の方が高いからです

ヒラタクワガタが日本で取れる時期の目安は「7月~8月が可能性のある時期」です。地域的な差がありますが大方、このまとめた表で正しいです。しかし、ヒラタクワガタは成虫で冬越しができる昆虫であり、10月頃に目撃情報もあります

<全国版>ヒラタクワガタの採集場所!北海道・東北から関東・中部・関西、四国と九州の入手難易度は?

採集場所の難易度
北海道×
東北×
関東×:茨城
△:茨城より南
中部
関西
中国
四国
九州
沖縄
日本全国のヒラタクワガタがいる場所

全国のヒラタクワガタの生息地です。印で『×の地域』でも、完全に生息していないという訳では無いですが、難易度は『文句なしのS級クラス』、無理だと諦めて良いレベルです

この表からヒラタクワガタが寒い地域にいないとお分かりかと思います。理由は、ヒラタクワガタは成虫で冬越し3年ほど長生きしますが、ヒラタクワガタの幼虫は寒さに実はめっちゃ弱いです

ヒラタクワガタの採集場所と採集時間:可能性のあるタイミング

冬に雪が降る地域では「ヒラタクワガタの幼虫→野生で育たない」といった事が多く、自然化で生きていくこと自体が難しい。たとえば、関東の茨城県では「ヒラタクワガタは、準絶滅危惧種」です。山梨付近でヒラタクワガタが生息した時期はあるけど、定住は難しく、山梨もつかまいにくい!といったように、冬の寒さ、標高の高さが関係する事情があるからです

逆に、ヒラタクワガタが高確率で採取できる可能性が高いのが関西より西。四国や九州の方が目撃情報は多いです

また、沖縄は暖かく比較的、年中、クワガタが取れる地域です。沖縄の場合は、ヒラタクワガタとコクワガタは1年を通して山林地帯にいる事がありますが、他の地域では発見は難しい。ココもポイントの1つです

次に、もう少し詳しく気温、天候、月の満ち欠けなど!ヒラタクワガタの特性から「このくらいの時期のこの日!」と、ヒラタクワガタを捕まえるベストな日の決め方を教えちゃいます

ヒラタクワガタがいっぱい取れる日の3大条件!気温25~30度以上が数日続いたらチャンス!

ヒラタクワガタ取れる条件
気温25~30度付近
天候晴れ > 雨
風の弱い日が◎
ヒラタクワガタが取れる可能性がある日

ノコギリクワガタが幼虫から成虫になり、活動する時期は「気温」が大きく関係します。以前は全国的に『7月~8月が、ノコギリクワガタの取れるシーズン』と言われましたが、猛暑・異常気象により、年々、ノコギリクワガタがとれるタイミングにズレが発生しています

ノヒラタクワガタは「お住いの地域で気温:25度以上が3~7日、続くようになった頃」、このタイミングで取れる時期(羽化の時期)→採集・捕獲シーズンに突入します。たとえば、最初の表で「関東:7月中旬~8月後半が取れる時期」としていますが、暑い日が続く年なら「6月後半~」といつもより、早く見かける事があります

その他、ヒラタクワガタは「雨・風が強い日は活動しない=高い木の上で隠れている」と行動しますので、つかまえる日は「雨・風がある日より、晴れの日」、むしろ「雨上がりのムシムシした日=お腹が減っている→樹液を食べに来る」ので、木で探すなら、このパターンの日が良いと言えます

ココまでに、全国的なヒラタクワガタの生息時期・全国的な場所と「ヒラタクワガタを捕まえる可能性がある!おすすめの日」を紹介しました

次は「ヒラタクワガタは朝の何時?夜はいつまで、何日頃がいっぱい取れるかもしれないの?」と「夜にクワガタがいなくなった理由→ココなら可能性がある!」って内容です

ヒラタクワガタがとれる時間帯!朝・昼の何時?が知りたい方はこの時間がベスト

ノコギリクワガタが取れる時間帯
明け方◎:5:30~6:00
〇:6:00~7:30
午前中×:いない
×:15:00~16:00
夕方×:16:30~
朝・昼にヒラタクワガタが取れる時間帯

朝から昼、夕方までヒラタクワガタが取れるの可能性のある時間をまとめた表がコチラ。ヒラタクワガタの木で捕まえる時は『いっぱいいる時間:5:30~6:00』の早朝です。朝の7:30頃までであれば、採集できますが、朝の太陽が昇った後、少し明るくなった時が一番、たくさんいます

ヒラタクワガタは主に、夜行性の昆虫です。他のクワガタより狂暴=強い昆虫と言っても、日中にウロウロしていると天敵の鳥のエサとなってしまいます。外敵から隠れるため、朝の7:30以降、10:00になったら、木に、もういないとおもってください

夜にヒラタクワガタが街灯・電気の下にいる時間帯は19:00~22:00

ヒラタクワガタが取れる時間帯
夕方以降△:19:00~20:00
◎:20:00~21:30
〇:21:30~22:00
だんだんいなくなる
夜にヒラタクワガタが取れる時間帯

夕方以降、夜に街灯や電気の下でヒラタクワガタがとれる時間帯です。ヒラタクワガタが取れる角度を◎、〇、△で記していますが、◎といっても他のクワガタと比較したらかなりの低確率の◎、いる可能性がまだある方!と思ってくださいね

夜の7時、19:00頃からヒラタクワガタは徐々に光を求めて、街灯に集まりますが、一番、たくさんいる時間帯は「20:00~21:30」でそれより遅くなると、だんだんといなくなります

23:00頃には、もういないという感じですが、子供と一緒に捕まえるなら夜10時以降はダメ。低学年のお子さんは、夜更かしNGですから、夜9時くらいまでに退散するスケージュールで組むのが◎です

夜にヒラタクワガタがいっぱいいる日は「新月の日」←ココ重要\_(○゚▽゚)

ヒラタクワガタだけでなく、クワガタは夜行性の昆虫で「夜は強い光(紫外線)」の方に集まる習性があります。簡単に言うと「街灯の光より、強い光の日=満月の日」が、まったくクワガタが見つからないという考え方です

個人的な主観がはいりますが、ヒラタクワガタは木にいるイメージはほとんどなく(現実、どこかに隠れていると思いますが)、夜の街灯の方がいる可能性があると思っています。実際、天然のヒラタクワガタは夜に捕まえた経験はありますが、山や森での発見は2度しか出来ていません

ヒラタクワガタ取れる条件
下弦の月△:取れ始める
新月◎:狙うならココ
上弦の月△:段々、取れなくなる
満月×
月の満ち欠けとクワガタの関係性

ヒラタクワガタは、そもそもレア種、発見自体が難しい昆虫です。その中でも捕獲できる可能性があるのが、月の満ち欠けを利用した収集時期の絞り込みです

月の満ち欠けは、15日単位で変わります。月は「下弦→新月→上弦→満月→下弦」とくるくる回るサイクル。満月に近づくほど、月は丸く、大きく見えます。つまり、月の光が弱くなる=街灯にクワガタが集まるという習性です

下弦
期待:有
新月
おすすめ
上弦
期待:減
満月
NG
次回
新月
2021年〇:7/31◎:8/8△:8/16×:8/22日
2022年〇:7/20◎:7/29△:8/5×:8/12日
2023年△:7/10〇:7/18△:7/26×:8/2日△:8/16
2024年〇:7/28◎:8/4△:8/13×:8/20
2025年△:7/18◎:7/25▲:8/1×:8/9△:8/23
ヒラタクワガタを夜が取れる可能性がある日

新月・満月の情報が分かれば、ヒラタクワガタは新月付近の日付に取りにに行く方が高確率で採取できる可能性があrます。満月の日が100%ダメではないですが、捕まえにくいよ!いないかもよ?と期待度が薄くなると思ってくださいね

数年間の新月・満月の予定表をまとめておきましたので、夜にヒラタクワガタを探しに行くなら1つの目安になるかと思います。ヒラタクワガタは成虫で冬越しするこんちゅですが、やはり発見ができるのは8月前半まで。ここが1つの基準だと思っています

8月の後半の新月は、光は弱くなってもヒラタクワガタが寿命を迎えている事もあり、後半の新月は違った意味でおすすめしにくいです^^

街灯の種類に注意!LEDライトはクワガタが集まらない!

ヒラタクワガタは日中よりも、狙うなら夜だよ!と書きましたが、夜の街灯でクワガタを探すとき、ココが年々、ネックな問題になっています。ヒラタクワガタだけでなく、クワガタは光に集まる習性がある!正確には「光の中の紫外線」に集まります

クワガタの採集で問題になるのが「街灯のLED化」です。お父さんの子供の頃は「この街灯!ここでよくクワガタが取れた」と思って、子供を連れて行ったけど、まったくいなかった

こういった現象が起こった時は『街灯がLEDになっている事』が多く、LEDライトは「紫外線がほとんどない光」です。LEDライトは光が明るく、低燃費で長持ちとメリットのある電球です。

普段の生活で虫がよってこない「紫外線が少ない光」であり、夜の昆虫採集にとっては実は「ノコギリクワガタも来なくなってしまった」という別の問題が発生しています。ココは生活の利便性重視の話ですので、夜のノコ探しは「昔ながらの電球、非LED対応の街灯の下」の方が捕まえやすいです

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