ローゼルの育て方と収穫時期!種まきから地植え、実の収穫と種採りまで(5~10月頃)

ローゼルの育て方と収穫時期!種まきから地植え、実の収穫と種採りまで(5~10月頃)
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鮮やかなルビー色とキュッとした爽やかな酸味が魅力のローゼル。お庭で育ててみたいけれど、どうやって育てたらいいの?ローゼルの実の収穫時期はいつ?と気になりますよね。

今回は、実際にローゼルを育てて撮影した写真とともに、地植えでの育て方のコツから美味しい実の収穫時期の見極め方までを分かりやすくご紹介します!

ローゼルの実(育ててから収穫時期前の写真)

育てる過程をたっぷり楽しんだあとは、手作りのシロップやジャムにするのも最高の贅沢。愛情を込めて育てたローゼルで、秋の楽しみをさらに広げてみませんか?

ローゼルは苗から育てるのが一般的ですが、今回は『あえて種から育てるぞ!』ということで、小さな一粒から芽を出す過程から説明します。苗から地植えする方は、ステップ2の項目からです

【ステップ1】ローゼルの種まき時期と『発芽を成功させるコツ』

ローゼル栽培の第一歩は、元気な芽を出すための『種まき』から始まります。寒さが和らぎ、気温がしっかりと安定してくる『5月頃(GW頃~)』がベストなタイミングです。発芽にはある程度の温かさが必要なので、急な冷え込みがなくなる時期を選びましょう

ローゼルの種と発芽した写真。種まきの時期(5月頃・気温20~25℃)や発芽までの日数(10日~2週間)

ローゼルの種まき『気温は20~25℃』

発芽には、ある程度の温かさ(目安として20~25℃)が必要なので、急な冷え込みがなくなる時期を選びましょう。

さらに、発芽をしやすくするために『種を一晩水に浸けてからまく』のがちょっとしたコツです。

ローゼルの発芽『10日~2週間』

育苗ポットに種まき用培養土を入れ、1~2粒ほどまきます。土は1cmほど軽く被せ、優しく水やりをします。

育苗ポットなどに種をまいたら、土が乾燥しないように優しく水やりを続けます。しっかり管理していると、だいたい『10日~2週間ほど』で可愛い芽が顔を覗かせますよ!

ローゼルは、ぐんぐん育つにつれて『根が地中深く張る』という特徴があります。そのため、プランターよりも『地植え』でのびのび育てるのが断然おすすめです

本葉が2~3枚出て元気に育ってきたら、しっかりした苗を1本に間引き、定植の準備を進めます。

【ステップ2】ローゼルの定植と『地植え』で育てる為のコツ

ローゼルを苗から育てる方は、ここから一緒に進めていきましょう!種から育てた苗も、本葉が数枚出てしっかりしたら定植のタイミングです

種から育てた苗がしっかり成長したら、いよいよお庭や畑の地植えへと定植していきます

ローゼルの地植えと定植のコツをまとめた写真。左側は本葉2~3枚の定植タイミング、右側は大きく育つ(1.5m~2m)ための株間隔が大事であることを示している

地植えのタイミング

本葉が数枚出て、苗全体がしっかりしてきたら植え付けのタイミングです。遅霜の心配がなくなり、暖かくなった頃に日当たりの良い場所へ植え付けます

植える場所

ローゼルは日当たりと水はけの良い場所が大好き。育つと背丈が1.5m~2mほどに『ぐんぐん大きく成長する』ため、株と株の間隔は50cm~1mほどしっかり空けて植えるのがポイントです。

【ステップ3】ローゼルの花が咲く時期

ローゼルを育てるうえで大きな楽しみの一つが、秋の訪れとともに咲く美しい花です。夏からぐんぐん茎や葉を伸ばしたローゼルは、秋口(9月頃〜)になると、次々と花を咲かせます

9月頃から咲くローゼルの花の時期と色を解説した写真。左側はクリーム色の花、右側は淡いピンク色の花が咲いている様子を示しており、ローゼルが朝咲いて夕方にはしぼむ『1日花』であることに触れている

ローゼルの花が咲く時期

咲く花はクリーム色や淡いピンクを帯びた上品な色合いで、中心が濃いワインレッド(赤)になっているのが特徴です。このコントラストがとっても綺麗なんですよね

ローゼルは『1日花』

ハイビスカスの仲間であるローゼルの花は、朝方にパッと咲いたら、その日の夕方には、もうしぼんでしまう『一日花』です

ハイビスカスに似た、美しいクリーム色とワインレッドのコントラストを持つローゼルの花

気がついたらあっという間に終わってしまう儚さがありますが、この1日限りの花がしぼんだあとに、あのぷっくりとしたルビー色の『ガク(実)』が大きく育ち始めます。

もう少し、詳しい花の様子(色や大きさ)はコチラも。ローゼルの花が咲き始めるタイミングを時系列で掲載してます!

【ステップ4】ローゼルの収穫時期と見極め方

夏の間ぐんぐんと背を伸ばして育ったあと、秋を迎えると待ちに待った収穫の時期がやってきます。地域や気候にもよりますが、おおむね『10月以降』にかけてが収穫のシーズンです

9月中旬のローゼル成長過程を比較した写真。左側はピンク色の花が咲いている様子(まだ実は小さい)、右側は背丈が1.5mに達している茂みの様子

写真は、収穫まであと少し、9月中旬のローゼルです。一部では花が咲き、実も少しずつ肥大化してきています。全体が鮮やかなルビー色に染まる10月のピークに向けて、最後の成長期を迎えている段階です

ローゼルの収穫時期と『タイミング』

9月中旬頃を過ぎて秋が深まり、10月中旬以降になるといよいよ本格的な収穫シーズンを迎えます

花が咲き終わったあと、実の外側にある『ガク』の部分が肉厚にぷっくりと肥大してきたら、収穫の時期です。

見極めのコツ

いよいよやってきた、10月のローゼル収穫シーズン!写真左側のように花が咲き終わったあと、右側のように実の外側にある『ガク』の部分が肉厚にぷっくりと肥大してきたら、それが収穫の時期です

10月以降のローゼル収穫時期における、ガクの見極め方を解説した写真。左側は花が咲き終わった直後の様子、右側はガクが肉厚にぷっくりと肥大して収穫に適した状態を示している

鮮やかなルビー色の美しいタイミングを見計らって、ハサミで一つずつ丁寧に収穫していきます。そのままにしておくと固くなってしまうので、一番いい色づきのときを狙うのが美味しく加工するコツです。

【ステップ5】ローゼルの種採りと保存方法

今回のメインは美味しいシロップ作りですが、収穫した実から次の年のための種を取っておくこともできます

ローゼルの実を切った断面の写真。肉厚な赤いガクの中に白い種が入っている部屋が並んでいる様子。収穫後はしっかり乾燥させる必要がある

収穫したガクを割ると、写真のように中に白い種が入ってます。ただし、収穫したばかりの状態では水分を含んでいるため、このままでは綺麗に種を取り出すことができません

ローゼルの種採りの方法

ローゼルの種採りのために乾燥させる過程をまとめた写真。左側は乾燥してガクが内巻きになった様子、右側は乾燥したガクから灰色や黒色の種が取り出されている様子を示している

収穫したローゼルの実を、約2週間ほど、直射日光を避けて風通しの良い場所でしっかりと干して乾燥させます

乾燥していくとガクの部分がキュッと内巻きに変化し、中の状態が変化します。しっかり乾燥させることで、中の種が灰色になり、パラパラと綺麗に取り出せるようになります。

収穫せずに木に生やしたまま放置して枯らすと、そのまま実の中に乾燥した種が入った状態になりますが、収穫が終わったら早く片付けたいので、普通はさっさと株ごと処分します

タペストリーとして、おしゃれインテリアに飾りつつ、それを兼ねて種を取るというテクニックならありですよ!

保存方法『ローゼルの種』

取り出したローゼルの種は、カビないように完全に乾燥させた状態で、紙袋やビンに入れて冷暗所で保管します。

こうしておけば、来年に『種から』ローゼルを育てる楽しみがしっかりと繋がりますよ!

【収穫後のお楽しみ】赤いガクで作る絶品ジャム&シロップ

ガク(左側)は料理に使います。甘酸っぱくて鮮やかなルビー色は、ジャムやシロップにするのが大定番!お湯や炭酸で割るだけで、きれいなピンク色のドリンクが楽しめます

ローゼルの収穫後の活用方法を解説した写真。左側は料理に使う赤いガク、右側は来年の種まきに使う種が入った実がそれぞれザルに入れられており、『赤いガクがジャムとシロップに!』と紹介

別々で作るのってちょっと手間だな・・・と思っていませんか?実は、ジャムとシロップは同時にまとめて作ることができるので、何回も鍋を出す必要がなくてとってもラクちんなんです

収穫したローゼルの活用法!ジャムやシロップの作り方

【ローゼルの食べ方】赤いガクでジャム&シロップ!乾燥茶葉の作り方(レシピ付き)

ローゼルのガクから美味しいエキスをシロップとして抽出しつつ、残った果肉でそのままジャムまで一気に作れちゃう詳しい手順やコツは、こちらの専用レシピページでまとめています!

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