いろは歌とは全47文字を各1文字を使って、和歌にした日本語の文字の覚え方です。しかし、いろは歌に込められた意味が怖い、不気味という理由から現在は使われていません。今回は、いろは歌の怖い意味を紹介します
【いろは歌】怖い意味がある文字の場所は?
いろは歌 | 怖い意味の文字 |
1行目 | いろはにほへと |
2行目 | ちりぬるをわが |
3行目 | よたれそつねな |
4行目 | らむうゐのおく |
5行目 | やまけふこえて |
6行目 | あさきゆめみし |
7行目 | えひもせす |
いろは歌に隠された怖い意味がある言葉の文字の場所を色付けしてマーキングしました
黄色の箇所『とがなくてしす』と水色の文字『ほをつのこめ』を縦読みしてください。咎無くて死す、ほ(本)を津の小女と読めますよね
この2つの言葉の意味わかると怖くなります。現在、いろは歌を使わず『あいうえお』に教育指導を変更した理由が、小学生が怖がる内容だからとされます(特定の宗教を推奨しない意図もあります)
【いろは歌】咎無くて死す(とがなくてしす)の怖い意味
いろは歌の『とがなくてしす』は、咎無くて死すになります。咎(とが)とは罪の意味があり、咎無くてとは冤罪、無実にも関わらず、死ぬこととなったの言葉になります
いろは歌 | 怖い意味 |
咎無くて死す | 無実の罪で死ぬ事になった |
いろは歌の作者は不明、一説によると弘法大使とされます。しかし、『47文字を各1文字を使って、和歌を作るスキル持ち』が弘法大使くらいしか歴史上存在しないという決めつけが理由です
つまり、これほど高等なテクニックを文字でできる人物が思いつかないから、弘法大使とされているにすぎません。無実の罪で死ぬ事になったのなら、その段階で処刑されています
では、咎無くて死すの続きを見てみましょう。何故、無実の罪で処刑される事になったのかは、わかりませんが、事の顛末を伝えたかった人物が浮かび上がります
【いろは歌】本を津の小女(ほをつのこめ)の怖い意味
いろは歌の『ほをつのこめ』は本を津の小女になります。本は『この言葉』を拡大解釈、津は津という場所、小女は当時の嫁や妻という意味になります
いろは歌 | 怖い意味 |
本を津の小女 | 私の言葉を妻に伝えてくれ |
いろは歌の作者が、死ぬことになったのなら、彼の嫁、妻はどう思うでしょうか。何故、夫が死ぬことになったのか分からず、悲しむと思います
いろは歌の作者は『無実の罪で処刑される事になった』と津にいる妻に、伝えて欲しいという言葉を隠語で残したと考えると、意味深で、より怖すぎる内容になります
ここまでに、いろは歌の怖い意味を紹介しました。内容を知ると『いろはにほへとの歌』を教科書に載せないで欲しいと思いますよね。でも、いろは歌の本当の意味は、人生を切り開く閃きの言葉が満載につまっています
【本当の意味】いろは歌の意味は『人生山あり、谷あり』
いろは歌は怖い意味が暗号化された文字列です。しかし、いろは歌の和歌は人生とは何かを問い詰めた答えが記されています
いろは歌の和歌 | 本当の意味 |
色は匂へど、散りぬるを | 諸行無常 |
我が世誰ぞ、常ならむ | 是生滅法 |
有為の奥山、今日越えて | 生滅滅已 |
浅き夢見じ、酔ひもせず | 寂滅為楽 |
いろは歌の本当の意味は、仏教用語に置き換えられます。諸行無常(しょぎょうむじょう)や是生滅法(ぜしょうめっぽう)と言われても、難しすぎて意味が分からないですよね。簡単に一言で説明します
いろは歌の意味 | 人生山あり、谷あり |
補足の意味 | だが、それがいい |
いろは歌に書かれている事は、色は匂へど、散りぬるをが『人生は移り変わり色々な事があるけど』、我が世誰ぞ、常ならむが『人はいつか死ぬものだ』と簡単な言葉にできます
簡潔に言うと『人生は山あり、谷あり』、つらい事、楽しい事がいっぱいあるけど『人はいつか死ぬ』、だけど『それでもいいではありませんか?』と拡大解釈ができます
いろは歌の神髄は『人生の意義を問いながら、その上で生きろ』と言っています。本当の意味は深すぎる、暗号の意味が怖すぎるのが『いろは歌の正体』です