十五夜は満月と思いがちですが、十五夜は満月とは限らないです。なぜ?日付がずれるのかを未来、過去の十五夜の日(中秋の名月)と満月を比較した一覧をもとに説明します
【何故】十五夜は満月とは限らない理由とは?
十五夜は満月が一致する年と、別の日である場合があります。十五夜は満月とは限らない理由は旧暦は1日を新月としますが、満月は約29.5日と端数があり日付がずれるからです
2月、4月、6月、9月、11月は1カ月が30日ではありません。毎月1日を新月とすると、15日周期でやって来る新月の日から換算すると、当然ながら日付が一致しません
十五夜 | 旧暦8月15日(固定日) |
満月の日 | 29.5日の周期 |
満月の日は約30日1度、訪れますが正確な日数は29.5日の周期です。もっと細かい話をすると新月から満月になるまでの日数は『13.9日から15.6日』です

子供向けの簡単説明!
月の満ち欠けは30日周期、新月の15日後が満月というのが一般的な覚え方です。しかし、ピッタリの日数で月の形が変わるのではない点が、十五夜が満月とは限らない理由です
29.5日や13.9日から15.6日と細かい数字を言われると、頭が混乱する方は『小数点の端数があるから、十五夜と満月の日がずれる』と暗記しましょう。端数があるから、日付が一致しないと単純に覚えると理屈が分からなくても理解がしやすい内容になります
ここまでの話が、十五夜は満月とは限らないという内容です。この説明を見て『だから何?』や『意味がわからない』とお困りの方は次の一覧表をみましょう
【一覧表】十五夜が満月になる日!次はいつ?過去は?
十五夜が満月の日は次が2030年9月12日、前回が2023年9月29日です。2024年から2029年は別の日になります。目で見てわかるように十五夜と満月を一覧表にしました

西暦 | 十五夜 | 満月 |
2030年 | 9月12日(木) | 9月12日(木) |
2023年 | 9月29日(金) | 9月29日(金) |
2022年 | 9月10日(土) | 9月10日(土) |
2021年 | 9月21日(火) | 9月21日(火) |
2013年 | 9月19日(木) | 9月19日(木) |
直近5回、十五夜と満月が一致した年の一覧表が上記になります。十五夜と満月が同じ日は、2013年、2021年、2022年、2023年、2030年です
西暦 | 十五夜 | 満月 |
2029年 | 9月22日(土) | 9月23日(日) |
2028年 | 10月3日(火) | 10月4日(水) |
2027年 | 9月15日(水) | 9月16日(木) |
2026年 | 9月25日(金) | 9月27日(土) |
2025年 | 10月6日(月) | 10月7日(火) |
2024年 | 9月17日(火) | 9月18日(水) |
2020年 | 10月1日(木) | 10月2日(金) |
十五夜はおおよそ、満月になるとは言え、十五夜と満月の一覧表(2)のように一致しない年が数年に1度やってきます