カマキリがいる生息場所はココ!成虫とカマキリの卵の昆虫採集の時期と飼育方法!

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カマキリがいる生息場所はココ!成虫とカマキリの卵の昆虫採集の時期と飼育方法! 学ぶ
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子供が虫に興味をもって昆虫採集がしたい。カマキリを捕まえるなら、いつ?どんな場所がいいの?と、カマキリの生息場所と取れる時期が知りたい方向けに詳しくカマキリの事を教えちゃいます。

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昆虫採集の時期!カマキリの卵から幼虫・成虫の期間と取れる場所はココ!

カマキリ時期場所
幼虫:孵化期間4月~5月河原の草地、林
脱皮期間6月~7月前半高さのある草地
成虫:交尾期間7月前半~8月高さのある草地
成虫:産卵期間8月後半~9月高さのある草地
カマキリの卵10月~翌年3月草、木の枝
カマキリの一生と時期

カマキリの一生を簡単にまとめた表がコレです。カマキリは「4月~5月:誕生→6月~7月:幼虫→7~8月:成虫→卵を産んだら10月すぎに、寿命を迎える」っというのが、昆虫としての大まかな生涯です

カマキリの行動範囲は狭く。生まれた場所の付近で生活します。主に食べる餌は「動く昆虫(コオロギ、バッタ、蝶など)」と肉食昆虫であり、これらの虫が多く生息する「1mほど大きくなるイネ科の草、木がある場所」や「河原、池のある付近の草むら」を住処としています

この表だけでは、ざっくりしたイメージしかつかないと思います。カマキリの卵はいつ取るべきなの?成虫なら、何月がいいのなど!もう少し詳しく次に解説しますね

カマキリの卵が取れる場所と時期:卵を産む木・草と孵化するタイミング!

カマキリの卵取れる時期採集
白い卵9月頃NG
茶色の卵10月~2月まだ、早い
茶色の卵3月~4月
カマキリの卵、卵鞘(らんしょう)が取れる時期

カマキリのメスは、成虫になってから8月後半~9月の終わり頃までに卵を産み、卵を産んだ後は1か月程度、長くても10月後半に寿命を迎えます。つまり、カマキリの卵を見つけたいと思ったら、9月からなら目撃できます

カマキリの卵が取れる場所と時期:3月から4月の1mの高さの木、イネ科の草

しかし、この時期に卵を捕まえても孵化する時期は翌年の4月~5月頃と長く飼育箱に入れておく感じになってしまい、子供が飼育するには面白みがないです

中には部屋の温度が20度~25度ほどですと、春と間違えて生まれてきてしまうカマキリもおり、準備ができてないまま育てるのは大変です

飼育する目的でカマキリの卵、卵鞘(らんしょう)を捕まえるなら孵化が近い1か月前の「3月~4月」がベストな時期です

種類卵がいる場所
オオカマキリ水田、河原、池付近の木・草1m程の木、イネ科の草
チョウセンカマキリ水田、河原、池付近の木・草1m程の木、イネ科の草
ハナビロカマキリ公園、庭のある家壁、網戸、木の枝
カマキリの卵がある場所

カマキリの卵は、こんな場所にあります。カマキリの種類によって卵を産む場所は違ってきますが、日本にいる主なカマキリはこの3つです

オオカマキリやチョウセンカマキリは市街地よりも草むらや河川敷、田んぼなど。広い場所の方が見つけやすいです

卵を探すときのポイントは「水が近くにある」+「1m~2mほどに大きくなる草、木」がある場所です。樹木ならツツジやツバキより大きな「南天の木」や「ブルーベリーの木」ぐらいのサイズの木の付近、草ならイネ科の「ススキ」、特に少し枯れてる感じがあると卵がある可能性:大です!

逆に、ハナビロカマキリは市街地。庭のある家や町中の公園の方が発見しやすいです。ハナビロカマキリは草よりも「木の枝」、建物の「壁」や家の「窓ガラスの裏にある網戸」など!ちょっと変な場所に卵を産みます

町中の公園なら、人があまり通らない「トイレの裏の壁、裏にある木」など。こういった見つけにくいポイントにある事も多いです

ココまでに、カマキリの卵がある場所、捕まえるならこの時期がおすすめだよ!と説明しました。次は、成虫!大人になったカマキリのいる場所と、採集の時期です

成虫のカマキリがいる場所と時期:幼虫から大人になった7、8月がチャンスの時期!

カマキリの卵取れる時期採集
孵化期間4月~5月NG
幼虫の脱皮6月~7月前半まだ、早い
成虫7月前半まだ、早い
成虫7月後半~8月
成虫9月以降おすすめしない
カマキリがいっぱいとれる時期

カマキリを捕まえるなら、幼虫よりも成虫になってからがおすすめ。幼虫を飼育したい人は、卵から育てる方が良いです。6~7月前半にカマキリはいますが、採集するには、まだ早く。捕まえるなら、ちゃんと育てる時間のある『夏休み』になってからがベストです

カマキリがいる場所と時期:7月後半~8月の水田、河原、池付近の木・草

カマキリは肉食昆虫で「動くエサ」を食べ物とします。ご家庭で育てる時は魚肉ソーセージや無塩ヨーグルトを好んで食べますが、カマキリの目の前で「ソーセージをフリフリと動かす」など。こういった工夫をしないと、ご飯を食べてくれません

コオロギやバッタなど。野生の昆虫を毎日ちゃんとエサとしてあげる事ができない時期なら飼育はダメ。7月後半からの「夏休み=日中にエサをちゃんとあげられる時間」がある時に飼うべきです

また、9月以降はカマキリはすぐに寿命を迎えます。特にメスは卵を産んだ後は1か月程度、10月頃にはお亡くなりになりますし、オスでも長くて11月頃までです。こういった理由から、9月以降は捕まえない!のが得策です

種類カマキリがいる場所主なエサ
オオカマキリ水田、河原、池付近の木・草バッタ、蝶、トンボ
チョウセンカマキリ水田、河原、池付近の木・草バッタ、蝶、トンボ
ハナビロカマキリ公園、庭のある家バッタ、蝶、トンボ
カマキリがいる場所

カマキリは基本的に北海道から九州方面まで日本全国に生息しています。地域よりもカマキリの種類によって採集できる場所が違ってくる昆虫です

カマキリは生まれた場所から、そんなに遠くまで移動しない昆虫ですからエサとなる昆虫、バッタ、蝶、トンボ、コオロギがいる付近は、カマキリが住んでいる可能性大です

ちなみに幼虫の時は『コバエ』や『アブラムシ』が大好きですので、アブラムシがいる草むら=カマキリが育つ環境です。ココもカマキリ探しの1つの目安になりますね

東京でいっぱいいるカマキリがとれる場所は?

種類カマキリ他の昆虫
八国山緑地(東村山市)殿様バッタ、トンボ、カブトムシ
水元公園(葛飾区)水生昆虫、トンボ、バッタ
石神井公園(練馬区)水生昆虫、トンボ、バッタ
東京でカマキリがいる場所

東京でカマキリが取れる場所の一例です。比較的、広く大きな公園や場所なら、ココですね。カマキリの餌となるバッタ、トンボが豊富で自然があるのが特徴。本格的に探すなら、八国山緑地ですが。お手軽に流すなら、石神井公園(練馬区)か、水元公園(葛飾区)がおすすめです

水元公園はザリガニがいたイメージ強いので、水生昆虫が豊富。場所も広いので休日に子供と観察に行ってみるといいかと思います

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