カマキリの卵の豆知識・雑学!卵の数・孵化の時期や雪の積雪量の予測とは?

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カマキリの卵の豆知識・雑学!卵の数・孵化の時期や雪の積雪量の予測とは? 学ぶ
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秋になると庭や公園に、泡のような白いモノ、茶色っぽい虫の巣のようなものがありますが、あの正体はカマキリの卵、卵鞘(らんしょう)と呼ばれるものです。この卵の中身がカマキリだとわかると、いつ孵化するの?何匹ぐらい産まれるの?と色々疑問が出てきますよね。

ココでは、カマキリの卵、卵鞘(らんしょう)の知りたい疑問にお答え!面白い雑学と豆知識をたっぷり紹介しますね

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カマキリの卵の数、卵鞘の中には何匹の子供・幼虫がいるの?

カマキリの卵の数、卵鞘の中に200~300匹の幼虫の卵が存在する

白い泡ぽい物体1つで、1匹のカマキリではなく、カマキリの卵鞘(らんしょう)の中には、約200~300匹分の卵が詰まっています。簡単に言うと、あの白い泡・茶色の物体は1つ1つ3~5mm程度の大きさの卵が、ぎっしり!平均的に200以上の数が入っています

カマキリの卵鞘は白と茶色の色違いがありますが、この違いは「産みたて:白色」であり、時間がたつと茶色になります

カマキリはいつ、どこに卵を産むの?産む時期は8月後半から!

カマキリが卵を産む時期:毎年8月から10月の後半
  • 産む時期:8月後半~10月
  • 産む場所:低木、細い枝、コンクリート

カマキリは7月頃に幼虫から成虫になり、卵を産む時期は8月後半~10月頃までの時間です。卵を産んだ後のメスは、その後、1か月程度で寿命を迎え、卵だけ冬越しします

メスのカマキリは1生のうちで、約2~3回の産卵をし、草木や低木、中にはコンクリートの隙間など、ある程度の高さのある場所に卵鞘を産み付けます

マンション暮らしの場合は、1Fなら網戸に産み付けられる事があるので注意ですね

カマキリの卵はいつ孵化するの?幼虫が産まれるタイミングは?

  • 孵化する時期:4月後半、5月前半
  • 時間帯:朝方、午前中が多い

カマキリの卵鞘には200~300個の卵がはいています。この卵は翌年の4月後半~5月の前半に孵化し、一度に、数百匹のカマキリの幼虫が大発生します。孵化のタイミングを目撃すると、ワンサカ一斉にカマキリの赤ちゃんが、茶色い物体から出てくる様子はとても神秘的です

カマキリの卵の孵化時期:毎年4月・5月の午前中、早朝

カマキリの誕生をリアルに見たい方は、4月、5月の朝方、もしくは、午前中を見張っていると運よく、見ることができます

カマキリが産まれる兆候、誕生の瞬間のタイミングとは?

カマキリの誕生を見たい!4~5月の朝、午前中がねらい目。ここまでは分かったけど、もう少し日にちを絞れない?という悩みを持つ方は、この時期とタイミングを参考にしてくださいね

  • 気温15度以上~1か月以内

カマキリが誕生する瞬間は特に、前兆や兆候はないとされます。それでも、ある程度、絞ることができる条件は「気温15度以上、20度前後の温度から1か月以内」、これぐらいのタイミングでお住いの地域で目安にすると良いかと思います

カマキリの卵は雪に埋もれない位置に産む、これ本当?

カマキリの卵と雪の積雪量の予測とは?

カマキリの卵でよく言われるのが、卵鞘のある位置まで雪が積もらないという事がよく言われます。これが本当なら、カマキリは雪の積雪量を予測する能力があると言えます

カマキリの卵の位置で、雪が積もる量が予測できる。結構、ロマンのある話ですが、他の研究で「雪に埋もれたカマキリの卵の90%以上が孵化した」という報告があり、残念ながら今では、カマキリが雪の振る量を予測して卵を産むというのが否定されてしまっています

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