【漢数字】昔使われた数字の漢字は?大字(旧字)の一覧・早見表

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1から10までの数字を昔の日本で使われた漢字にしました。数字の1、現在の一が壱と表記!と分かるように、旧字の漢数字を一覧、早見表にまとめました。

【旧字】昔の漢字数字の一覧表!1から10までを昔の漢字にすると?

数字昔の漢字(大字)旧字体(例外)
1(一)
2(二)
3(三)
4(四)
5(五)
6(六)
7(七)例外:柒、質
8(八)
9(九)
10(十)例外:壱拾
【漢数字】昔の数字を漢字にした一覧表

語句説明:漢数字

漢数字とは、12345といった数を表す数字を漢字にする事。現在は1は『一』、2は『二』ですが、昔は旧字で1は『壱』、2は『弐』と書かれていました。壱や弐を使うことを大字(読み方:だいじ)と言います

10以上の数字は、上記の対応表の『拾』を活用します。例えば、20なら『弐拾』、30は『参拾』と組み合わせて表記します

大字(だいじ)は何故、必要?

大字(だいじ)は、領収書や約束手形、戸籍に偽造防止の観点から使われることがあります。漢字の『一』に縦線を加えると『十』となり、偽造が簡単にできてしまうからです

壱、弐、参、肆、伍といった昔の漢字は、現在は日常生活で使う事はなく、漫画やアニメの名前や必殺技で見かけるくらいです

領収書や約束手形、戸籍、法律関係の仕事でなければ、見かけることは少ないですが、偽造防止をしたい時に使いやすい漢数字です

【旧字】数字の0を漢字にすると?旧字のゼロとは?

数字昔の漢字(大字)
0(零)
数字の0を漢字にすると?

数字の0、ゼロを漢字にすると『零』です。旧漢字も同様に『零』になりますが、和語に0の漢字はありません。

理由は、0という概念は外来語、日本に数字が伝わった時代や仏教が誕生した段階は『0という数字の概念:無』でした

0の発見は7世紀頃

0という数字は7世紀まで未発見。誰も0の存在に気が付かず、7世紀(628年)に、天文学者であるブラーマグプタが考え出したというのが定説です

仏教は0がなく、代わりに存在したのが『無』です。インドでは無を意味するものとして『・』が使用されていた経緯があり、詳しい詳細は歴史上、謎とされています

【旧字】1から10までの漢字!10以上の百・千・万は?

数字昔の漢字(大字)
100(百)佰、陌
1000(千)仟、阡
10000(万)
百・千・万の漢字

10より大きい数字を昔の漢字にすると、100(百)が佰、1000(千)が仟を使うのが通例です。10000(万)の萬は稀に使用します

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