買ってきた数の子は、塩を使って長期保存ができる仕組みになっています。食べるときに、数の子(かずのこ)を塩抜きをしてから、下処理後に調理するのが一般的ですよね
今回は、基本の数の子の塩抜きの仕方と簡単!時短で塩抜きする方法の2つを紹介します
【基本】数の子の塩抜きの仕方→失敗しない方法とは?
数の子は、真水につけるのではなく塩水につける事で塩抜きができます。なぜ、塩辛さを抜くのに塩を使うのか
なぜなの?と思う方は浸透圧=塩は濃いから薄い方に移動するという法則が有。塩分が薄い塩水に、ゆっくり辛さが抜ける=塩抜きだと考えるとわかりやすいです
数の子 | 基本の塩抜きの目安 |
分量 | 水1リットル+塩:小さじ1 |
温度 | 20度以下(冷蔵庫:可) |
1回目 | 3時間 |
2回目 | 3時間 |
合計 | 6時間 |
【1】水1000ml+塩を小さじ1
【2】数の子が浸かる分量いれる
【3】20度以下でラップして1度目の塩抜き
【4】3時間後→新しい塩水に交換する
【5】2度目の塩抜きが完了
【6】薄皮を裏も含めてむく
数の子の塩抜きの基本の手順です。お時間がある方は、
この方法が一番、味・食感が◎です
塩抜きのやり方は「水1リットルに対して→塩:小さじ1」の分量を入れ、ボウル+数の子をラップします。塩抜き中は常温・冷蔵のどちらでも構いませんが、「温度:20度以下が目安」であり、逆に25度をこえる部屋の温度では、数の子がグニャってなたり、食感が悪くなります
最後に、数の子の薄皮を「くし目に沿って皮」を向きます、裏側にもあるので、両方の薄皮を向いたら、完成。お正月など!数の子用に味付けをする方は、ココまでで一旦は任務完了です^^
<時短・短時間>数の子の塩抜きの仕方→簡単3時間で塩抜きする方法は?
数の子は、人気メニューの1つでお正月にすぐに食べきってしまった。すぐに食べたいけどどうしたら?と6時間も待てない、抜き差しならぬ状況って時がありますよね
少しだけ食感が落ちますが、普通に数の子はぷりぷりしています。簡単に短時間、時短で数の子を塩抜きする方法はコレです
塩抜き | 時短の時間 | 備考 |
1回目 | 1時間 | 40度のぬるま湯 水1リットル+塩小さじ2 |
2回目 | 1時間 | 真水 |
3回目 | 1時間 | 真水 |
合計 | 3時間 |
【1】水1000ml+塩を小さじ2
【2】塩水を40度まで温める
【3】数の子が浸かる分量いれる
【4】1時間後→薄皮をむく
【5】2度目:1時間、真水につける
【6】3度目:真水に交換する
【7】1時間後→出来上がり
時短・短時間で数の子(かずのこ)の塩抜きをする方法は「40度のぬるま湯+水1000ml+塩を小さじ2」の分量で1時間、塩抜きします
1時間たったら、温度の関係で「数の子の薄皮」が向きやすくなっていますので、むいてしまいます。その後、1時間ごとに2回、真水を交換すると合計3時間で塩抜きができます
塩抜き後・味付け後の数の子の日持ちと保存方法は?
塩抜き | 塩抜き後 | 味付け後 | 塩抜き前 |
冷蔵庫 | 5日 | 3日 | 未開封:1~3か月 |
保存方法 | 保存容器 | 保存容器 | 真空パック |
数の子を塩抜きした後→味付け後、買ってきた状態の塩抜き前(塩漬け数の子)の日持ち期間と賞味期限です
塩抜きをする前は冷蔵庫で「1~3か月」の賞味期限の商品が大半です。塩抜き後は「冷蔵庫:タッパー保管」で密封すすると5日が保管の目安。塩抜き後に味付けをした場合は、冷蔵3日が推奨の保存期間です
さて、今回は基本・定番の失敗しない「普通の塩抜き方法」と「簡単!時短でデキる数の子の塩抜きの仕方」を紹介しました
2つ目の方法は、昔ながらのやり方で塩抜きしていた方からすると、ちょっと抵抗があるかもしれませんが、食感は大丈夫。新しい今どきのやり方の1つとしてご検討していただければと思います