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動物のキリンは、アフリカのサバンナより南に暮らす、首が長くて大型の動物です。キリンが日本の動物園に1907年にやってきたのが、はじまりと言われ、100年以上も長く愛されています
今回は、子供向け+大人が動物園に行ったときに話の小ネタ、話題になって盛り上がるキリンの豆知識、面白い雑学をたっぷり紹介。知っておくべきキリンの体長や体重など、基本スペックから『これ知ってる?』と自慢できるキリン情報までたっぷりと、お届けします!
キリンとは?何科のどんな生き物?
キリンとは、哺乳綱偶蹄目、もしくは鯨偶蹄目のキリン科の動物であり、昔は亜種も含め全部で9種類と言われましたが、今では模様の形、遺伝子的なことから『大きく分けて4種類』に分類されています

キリンを日本語で書くと『麒麟』と、中国の想像上・架空の動物と同じ漢字で書きます。英語では「ジラフ:Giraffe」スペルですが、ジラフという呼び名は『日本人が初めてみた時に、中国の麒麟(=首の長い鹿)』の方がなじみがあり、定着しなかったという経緯があります
キリンの鳴き声はモー!いつ鳴くの?
キリンの所属する『偶蹄目(ぐうてい目)』は、牛もココのジャンルの動物です。キリンは牛と実は同じ仲間の生き物で、鳴き声は牛と同じ『モー』や『モゥ』と鳴きます

キリンの鳴き声は長年、飼育する動物園の方でも聞いた事がないと鳴くこと自体が珍しく、キリンが鳴いた事例は『母親と離れて1人ぼっちになった時に鳴いた』や『草を食べてる時に、モウゥと鳴いた』などケース自体がレアです。もしも、動物園にいった時にキリンが鳴いたら、超レア。聞けたらラッキーだと思ってくださいね
ちなみに動物の鳴き声は国によってニワトリが『クックドゥドゥル』と聞こえるのように違いますが、牛の鳴き声はアメリカでは「ムー:Moo」です。キリンがモーと鳴くなら、アメリカ人には『キリンはムー』と聞こえるのかもしれませんね
キリンの住処・生息地域は?野生の頭数と日本の動物園
キリンの生息地域は、アフリカ大陸で乾燥したサバンナや草原を住処としています。キリンは北アフリカに生息するのが『キタキリン』、南アフリカやジンバブエに『ミナミキリン』、東アフリカのケニア、エチオピアには『マサイキリン』というように住む地域でも種類が違います

- 野生の頭数は減少、日本に約200匹いる
日本の動物園によくいるキリンは『アミメキリン』はアフリカのサハラ砂漠より南のサバンナで暮らしています。野生のキリンは1980年代で約15万頭もいましたが、2015年は10万頭を割り、今では7万頭ぐらいと言われ、絶滅危惧種に指定されています
日本の動物園には『約200頭』いて、オス、メスは各100頭ぐらいと同じくらいの数がいます
キリンの特徴、体長や体重は?
キリンは長い首と細くてスレンダーな長い足が特徴の動物で『体長4m』と、1階建ての建物の高さぐらいの大きさです。体重は大きいオスで1200~1800kg、メスで1000~1200kgほどと、どちらも1トンを越える大型の動物です
キリンの寿命年数は?

キリンの寿命年数は動物園で30年と言われます。しかし、30年以上。32歳まで日本で生きたキリンがいます
まだまだ、キリンの寿命は判明していない事が多いですが、キリンの種類別に一覧でまとめてるのでこちらも是非。
キリンの模様は網目模様が正解!
キリンは長い首、足以外に黄色+茶色の模様が特徴的です。あのキリンの柄は『誤:キリン柄、正:網目模様(アミメ模様)』が正しい柄の呼び名です。ファッション業界ではキリン柄と言わずに、アミメ模様と言うのが一般的です

キリン柄って言わない?と思った方、キリン柄はパチンコ用語で『キリン柄=ボーナスが当選しやすい』と表現したサミーと言う会社のオリジナルの言い回しです。別名、サミー柄とも言いますよね
『次のページ』は、このキリンの模様、柄に何か意味があるのか。体のつくりや足の速さです