2025年5月5日(月:国民の祝日)は、こどもの日、端午の節句です。こどもの日とは何をする日かを簡単に説明します
【2025年】こどもの日・端午の節句はいつ?何する日?
令和7年、2025年の『こどもの日』は5月5日の月曜日、国民の祝日の日です。同日が端午の節句であり、毎年、必ず5月5日になります
こどもの日 | 日付 |
2025年 | 5月5日(月曜日) |
2024年 | 5月5日(日曜日) |
2023年 | 5月5日(金曜日) |
こどもの日は1948年に国民の祝日に関する法律が可決。1949年から5月5日と定められています
こどもの日と端午の節句は同じ日!
こどもの日とは、古代中国の『端午の節句(たんごのせっく)』が元ネタの起源になります。季節の変わり目に、風邪や病気になる方が多く『旧暦5月にある最初の午の日』に厄除けをする事が伝統行事として行われていました
こどもの日は何をする日?
こどもの日とは、子供の人格を重んじ、子供の幸福をはかると共に、母に感謝する日と法律で定義されています。男の子だけのお祝いではなく、女の子を含む『子供全員』が対象です
母に感謝する日が加わると、こどもの日が良く分からなくなります。意味が深いと感じた方は、もう少し詳しい説明が上記で説明をします
【飾り】こどもの日・端午の節句のお祝いとは?
こどもの日は男の子、女の子の両方のお祝いです。こどもの成長を願い『兜・旗、五月人形、鯉のぼり』を飾る事がお祝いになります
こどもの日の飾り | 由来・意味 |
兜・旗 | 武士の家系の風習 |
五月人形 | 厄災・禍の身代わり |
鯉のぼり | 江戸時代の庶民の風習 |
兜・旗の由来と意味
こどもの日の飾り、兜や旗は武家の風習です。例えば、江戸時代なら武士の家系は端午の節句に『色の吹き流し』を飾ったり、家の庭に家紋付きの旗をあげていました

兜や鎧は武士の身を守る防具、子供の成長と安全を祝うなら、もってこいのアイテムでした、この武士や武家のお祝いの風習が、現在の旗や兜の由来です
五月人形の由来と意味
こどもの日の飾り、五月人形は子供に降りかかる厄災・禍の身代わりアイテムです。昔は病気を鬼と表現し、人形は病気や禍の身代わりになると考えられていました

簡単に説明すると、目に見える危険を回避するものが兜や鎧、見えない病気は五月人形が守ってくれるという考え方です
こどもを守る飾りの兜、五月人形を出す日はいつがいいのか。日程が決まってない方は、今年の縁起が良い日を紹介します。端午の節句のルール内の期間からピックアップしています
鯉のぼりの由来と意味
こどもの日の飾り、鯉のぼりは諺:鯉の滝登りがあるように立身出世と子供が健康に育つ事を願う風習です。一般回答や子供向けの説明はこの通りの内容です

しかし、鯉のぼりの誕生の話を調べると、全く内容が異なります。江戸時代に武士が家に旗を飾る事をかっこいい!と思った町人の子供が、駄々をこねて旗が欲しいといった事が、鯉のぼりを飾るようになった由来です
鯉のぼりを出す日はいつ?
鯉のぼりを出す日は立春以降です。一夜飾りになる5月4日に鯉のぼりを出すのが縁起が悪いとされます。今年の鯉のぼりはいつから飾ったら良いかは上記で具体的な日時を解説します
【食べ物】こどもの日の食べ物とは?
こどもの日の飾り以外、お祝いになる食べ物が柏餅、ちまきです。美味しいご飯の寿司、ちらし寿司以外ならおやつがお祝いの食べ物になります
こどもの日の食べ物 | 由来・意味 |
柏餅 | 武士の家系の風習 |
ちまき | 立身出世を願う |
こどもの日:柏餅を食べる理由は?
こどもの日に、柏餅を食べる理由は、神事の餅は縁起物であり、柏の木は秋まで葉っぱが落ちず縁起が良いとされたことが由来です

餅が縁起物であること、柏の葉っぱの特徴から『跡継ぎが生まれる』という願いが込められています
こどもの日:ちまきを食べる理由は?
こどもの日に、ちまきを食べる理由は古代中国の賢い政治家が好きだった食べ物が由来です。名前を屈原(くつげん)と言い、屈原のように出世して欲しいという願いから、こどもの日(端午の節句)に食べるのがちまきです

中国では、ちまきが『忠誠心の象徴』として意味づけされ、日本では『子供の立身出世を願う』と意味が異なりますが、元ネタを知ると実は微妙な食べ物。興味ある人は、読んでみてください