秋の味覚といえば、やっぱり、栗ご飯ですよね。
市販のむき栗を使うのも手軽で良いですが、生栗から作る栗ご飯は、ホクホク感と香りが格別です

この記事では、昔から愛されている定番の味。『みりん、塩、酒、出汁昆布』を使った『お米2合分』のシンプルな栗ご飯のレシピを紹介します!
塩で甘みを引き締め、酒の風味でふっくら炊き上げるコツや、隠し味のみりんの役割を知れば、おうちでも美味しい栗ご飯が作れますよ
【栗ご飯】美味しく作る為のポイント
美味しく作る為のポイントは調味料の『塩、酒、みりん』です。栗の自然な甘さを引き立てるために、塩加減がとても大切。酒の風味を加えて、お米と一緒に炊くことで、お米がツヤツヤに、栗もふっくらとした食感になります
みりんを少し加えることで、上品なコクと照りがプラスされ、冷めても美味しい栗ご飯になりますよ
レシピ分量(生栗、塩・酒・みりん、出汁昆布)
| 栗ご飯の材料 | 分量 |
| お米 | 2合 |
| 生栗 | 200~300g |
| ★みりん | 大さじ1 |
| ★塩 | 小さじ1/2 |
| ★酒 | 大さじ1 |
| ☆出汁昆布 | 5cm角1枚 |
お米の1~2割を『もち米』に代えて炊いていただくと、冷めても、もちもちとした食感が楽しめる本格的な仕上がりになります。お好みで試してみてくださいね
【栗の下処理】皮むきとアク抜き
生栗を一晩、水に浸すか、熱湯で皮を柔らかくしてから鬼皮をむきます。水に入れた時に、水面に浮いてくる栗があったら、取り除きます。虫食いの可能性が高く、中身がスカスカだからです

生栗の皮をむきます。栗の鬼皮と渋皮をきれいに剥いたら、ボウルに入れた水に20分~30分ほど浸してアクを抜きます。
※あらかじめ熱湯に少し浸しておくと、皮が柔らかく剥きやすくなります※
【1】鬼皮を剥く
生栗の皮をむく前に、お湯に浸して鬼皮を少しふやかしておくと、包丁が入りやすくなり、固い皮も剥きやすくなります。目安の時間は、5分ほどです
【2】渋皮を『少し残す』
生栗はすべて綺麗に剥ききらず、渋皮を『少し残す』くらいが美味しく仕上がるコツです。渋皮を残すことで栗本来の豊かな風味が引き立ち、昔ながらの懐かしい味わいを楽しめます。神経質になりすぎず、どんどん剥いていきましょう
ただし、皮を剥いた栗を、そのまま空気にさらしておくと、表面が黒く変色してしまいます

そのため、皮をむき終わったら、栗をすぐにボウルの水にさらします。アク抜きをする事で、空気を遮断して酸化を防ぎます。余分なアクやえぐみを和らげる効果もある為、炊き上がりがより美味しく仕上がります
【基本】生栗から作る!美味しい栗ご飯の作り方
お米を30回ほど研いだあと、30分間水に浸してしっかり吸水させ、その後10分間ザルにあげて水気を切ることで、ふっくらと美味しく炊き上げるための下準備を整えます

【3】お米をとぐ(30回ほど)
お米は強く研がず、やさしく30回ほどかき混ぜるようにして洗います。途中で水を数回入れ替えながら、お米の汚れやぬかを取り除くようにすすぎましょう
【4】30分:お米を水につける
研いだお米をあらかじめ水に浸しておくことで、芯までしっかりと水分が行き渡ります。このひと手間で、炊き上がりがふっくらとし、お米本来の甘みや食感を引き出すことができます

【5】10分:お米をザルにあげておく
ザルにあげて10分ほどおき、余分な水気をしっかり切ります。これで、いよいよ栗と合わせて炊飯する前の準備がすべて整いました
【6】★調味料加える(みりん、塩、酒)
お米を洗って炊飯器の内釜に入れ、2合の目盛りまで水を入れたら、みりん、塩、酒を加えて軽く混ぜ合わせます
【7】☆出汁昆布と栗をのせて炊飯する
洗った出汁昆布を一番上にのせ、その上に水気を切った栗をのせ、そのまま通常モードで炊飯します
【8】蒸らして完成
炊き上がったら、出汁昆布を取り出し、底からふっくらと混ぜ合わせます。10分ほど蒸らすと、より味が馴染んで美味しく仕上がります

レシピの中で、生栗は渋皮を少し残すくらいが良しとご紹介しましたが、実際に炊き上がるとこんな感じに仕上がります。
すべて綺麗に剥ききらないことで、どこか昔ながらの懐かしい雰囲気になってとっても良い感じです。栗本来の風味もしっかりと感じられるので、これから作る方もあまり神経質にならずに、ぜひ気軽に試してみてくださいね!
【味変】もっと色々な味で楽しみたいときは?
今回ご紹介した昔から人気の味の他にも、山栗ならではの風味を活かした別の味付けや作り方もあります。他のアレンジも試してみたい!というときは、こちらの記事もぜひ参考にしてみてくださいね
【関連レシピ】栗のおすすめレシピ
栗をたくさん手に入れたとき、まず、作りたくなる!おすすめレシピをまとめました。それぞれの魅力に合わせた味わい方で、秋の味覚を存分に満喫できます

山栗の食べ方『茹でて食べる』
やっぱり、栗本来のホクホクした甘みを楽しむなら、まずは『茹でてスプーンですくうだけ』で最高に美味しいです。
特別な味付けや難しいテクニックは一切不要。水からじっくり茹でて熱々を頬張れば、栗そのものの豊かな香りと優しい甘みが口いっぱいに広がります

ただし、山栗はアクが強く、茹で方を間違えると損した気分になります。一晩水に浸した山栗を鍋に入れ、たっぷりとかぶるくらいの水を注ぎ、沸騰したら弱火にし、30分~40分ほどじっくりと茹で、熱いうちに、包丁で半分に切って食べるだけです
栗の渋皮煮
栗の渋皮煮は、手間はありますが、作り方そのものに難しいテクニックは一切ありません。ただ、鬼皮を傷つけないように剥いて、何度も鍋の水を替えてアクや筋を優しく取り除く、この丁寧な作業を繰り返すと、満足する仕上がりになります

美味しい渋皮煮を作るコツは『手間をかける』そして『ブランデーを加える』の2つだけです
山栗はスーパーで売っているような綺麗な栗とは違って、小さく、形も不揃い。だからこそ、完璧を目指すのではなく『ここまでできたら上出来』と妥協する心構えが最も重要なことですよ!



















