栗は野菜か、それとも果物か。どっちなのかと疑問をいだきませんか。栗ご飯の具なら野菜がしっくりきますし、モンブランなら果物と言われた方が納得できるかと思います。
結局、栗はどっちなのか。本記事は栗の分類をしっかりと説明します
結論からお伝えすると『栗は果物』が正解です。そして、私たちが食べてる部分は『果物(フルーツ)の種の中身』になります。なぜ、栗は果物なのか、詳しい理由については、すぐ下に掲載しています
【正体】栗は果物『食べてる部分は種』
結論から言うと、栗は野菜ではなく果物(フルーツ)に分類されます。農林水産省の定義でも『2年以上栽培する木に実る食用果実』は果物とされているため、木に実る栗は立派なフルーツの仲間なんです
ここで、一つ大きな驚きの事実があります
私たちが普段『美味しい!』と食べているあの黄色い部分は、果物の果肉ではありません。なんと、果物のなかにある『種(たね)の中身』です!

わかりにくい話ですので、画像を用意しました。図で分解してみるとこうなります。画像は、青い矢印で『種の皮(殻)』、茶色い矢印で『たね(中身)』を指しています
栗の分類『栗は果物、可食部は種の中身』
植物学的に『果実』と言えるのは、あの茶色いツヤツヤした殻(硬い皮)の部分です。栗の外側の殻にトゲトゲやイガがありますよね。その針のようなトゲやイガは『果物を守る鎧のような存在(画像:赤丸の部分)』です。

そして、私たちが食べている黄色い部分が種の中身という事になります
日本では、栗が野菜なのか、果物かで頭を悩ませますが、海外はもっと複雑です
海外『栗はナッツ類』
海外(特にヨーロッパやアメリカなど)では、栗は果物や木の実という枠を超えて『ナッツ(木の実)』として扱われるのが一般的です
英語圏では、地面に這う草ではなく、『木(Tree)の上の高いところで育ち、硬い殻に包まれている実』をまとめて『ツリーナッツ』と呼びます
アーモンド、クルミ、ヘーゼルナッツ、そして栗も、この『木の上で硬い殻に守られて育つ』という物理的なグループがまったく同じなため、分類上自然と『ナッツの仲間』として扱われます
覚え方『桃栗3年柿8年だから栗も果物』
栗は野菜ではなく、農林水産省の定義や植物学の分類でも果物(フルーツ)に分類されます。海外だとナッツ類となる・・・と言われても、いやいや、木の実でしょ?とピンとこない方もいるかもしれません。そんな難しい理屈はさておき、一番手っ取り早い覚え方はこれです
桃栗3年、柿8年だから栗も果物と強引に頭にいれます。
慣用句にある『桃、柿』が果物だから、栗も果物という覚え方です。子供に教える時に使ってください
【まとめ】栗は野菜なのか?それとも果物なのか?
本記事にて『栗は野菜なのか?それとも果物なのか?』をわかりやすくまとめました。
このちょっとした意外な事実があまりにも面白かったので、X(旧Twitter)でもクイズ形式で皆さんに投げかけてみました

栗は、野菜なのか?それとも果物なのか?というクイズでした
普段、スーパーの青果コーナーなどで見かけると『野菜』のイメージを持ってしまいがちですが、パッと聞かれると思わず『えっ、どっちだっけ?』と迷ってしまう絶妙な二択でしたよね
このクイズの気になる正解は【2】の果物です!
その理由は、前述の記事でご紹介した通り、農林水産省の分類や植物学的な定義において木に成る果実として扱われているから。そして何より、桃栗3年、柿8年というお馴染みのフレーズを思い出せば、果物の仲間であることが一発でスッと腑に落ちますよね
植物学的なロマンを堪能したあとは、やっぱり食欲の秋!手に入れた栗を最高に美味しく食べるための、おすすめ簡単レシピをご紹介します
【栗のレシピ集】無性に栗が食べたくなってきた
栗本来のホクホクした甘さと素材の味を一番シンプルに楽しむならコレ。一晩水に漬けてアクを抜き、たっぷりの水と塩(栗の重さの3~4%)で40~50分コトコト茹でるだけが簡単です
でも、せっかく手に入れた栗、どうやって茹でるのが正解なのかと迷いますよね
調理具別『栗のゆで方』
お家にある調理具によって、仕上がりや手軽さが少しずつ変わってきます。自分のスタイルに合わせたベストな方法を選んでみてください
お鍋、圧力鍋、電子レンジなど、調理具別の詳しい茹で方や失敗しないコツは、こちらのに分かりやすくまとまっているのでぜひ参考にしてみてくださいね
塩だけで作る栗ご飯
白だしで作る『栗ご飯』
栗ご飯といえば、塩と酒で素材の味を引き立てるのが定番ですよね。でも、微妙に味が薄くなったり、塩加減が難しかったりするという方にこっそりおすすめなのが、白だしを使ったお手軽レシピです
甘みとめちゃくちゃ相性抜群で、失敗知らずで料亭のような味わいになります。詳しい分量や作り方はこちらをどうぞ



















