昨年は年末の東海道新幹線が全席指定の『のぞみ』が導入され、年末の里帰りの指定席を取ることが大変だった方がいらっしゃるのではないでしょうか
実家帰省する日を決め、新幹線を使うか、車で移動するかを検討中の方に、2024年12月に起きる帰省ラッシュを詳しく解説をします
では、今年、2024年の年末年始に起きる帰省ラッシュはいつからはじまるのか。年末年始と正月の帰省ラッシュの渋滞と新幹線の混雑日と渋滞する時間帯の予想を説明します
年末年始の帰省ラッシュとは?なぜ?混雑と渋滞するのか
帰省ラッシュとは、実家を離れ東京・大阪・名古屋など。地元を離れ暮らす大学生、社会人が冬休みと年末年始休暇の長期連休を活用し、実家に帰省します
正月前の大晦日までに実家に帰りたい人が続出し、年末のお出かけと旅行が重なり、年末付近で高速道路や新幹線が混雑する現象です
大学生の場合は、正月前の冬休み期間のクリスマス後に実家帰省ができますが、社会人の年末年始休暇は今年は12月28日m、土曜日からが一般的です
人の移動が集中する混雑と渋滞が発生するのが、年末の帰省ラッシュの正体です
里帰り | 2024年(予定) | 2023年 | 2022年 | コロナ以前 |
帰省する | 62% 割合:10人に6人 | 68% | 63% | 72% |
帰省しない | 38% | 32% | 37% | 28% |
年末年始の帰省ラッシュの1つの目安として、
まずは『正月に実家帰省するか、しないか』のアンケートした結果から紹介します
正月に実家帰省をする人の数は、コロナ前の水準に戻りつつありますが、
特別な事情や社会の変化がなければ、四捨五入すると10人に6人が実家帰省をし、4人は正月に実家に帰らないという回答でした
年末年始の予定 | アンケート結果 |
一人 | 一人の年末年始の過ごし方 |
カップル | カップルの年末年始の過ごし方 |
家族 | 家族の年末年始の過ごし方 |
帰らない人は秋の9月の連休に先に実家帰省を済ませるという意見の方と、正月に実家に帰省しないというスタイルの方たちでした
里帰りをする人、実家帰省しない人は年末年始になにをするのか。もう少し詳しいアンケート結果が、みんなの予定が気になる方は、上記の詳細を良かったら見てください
2024年の年末年始の帰省ラッシュはいつから始まる?
2024年の年末年始の帰省ラッシュの説明の前に、まずは、年末の人の動きについて説明します
2024~2025年の年末年始休暇、正月休みは一般の会社員が12月28日(土曜日)~1月5日(日曜日)の9日間が最多であり、金融機関関連の方が12月31日からが今年の年末年始休暇です
仕事納めの日 | 2024年12月27日(金) |
仕事始めの日 | 2025年1月6日(月) |
正月休み | 2024年12月28日~2025年1月5日 |
連休数 | 9日 |
社会人の帰省ラッシュは年末年始の始まるのは、2024年12月28日(土曜日)からが新幹線、高速道路は前日の12月27日に混雑と渋滞が始まります
高速道路は帰省ラッシュ以外に年末の最終締め日に間に合うように、貨物やトラックが12月27日に多くなりますので、事実上、新幹線と高速道路の帰省ラッシュは12月28日からといえます
【2024年】新幹線と高速道路の帰省ラッシュはいつからいつまで?
年末年始の帰省ラッシュの混雑日は、移動する手段に新幹線を使って実家帰省をするか。車で帰るのかといった交通手段の違いで混雑ピーク日と渋滞ピーク日が異なります
今年の年末年始期間・正月の帰省ラッシュを過去の傾向と、今年と同じ正月休みのカレンダーの年から解析し、いつから帰省ラッシュが始まるのか、総合的にまとめた表がコチラです
年末年始 | 新幹線 | 高速道路 |
12月27日 | – | 増加 |
12月28日 | 混雑 | 渋滞 |
12月29日 | 混雑 | 渋滞 |
12月30日 | – | 注意 |
12月31日 | – | – |
1月1日 | – | – |
こちらが2024年12月の年末の帰省ラッシュの予測の表になります
簡単に年末年始の帰省ラッシュを説明すると「新幹線:2024年12月28日~12月29日まで=合計2日間」ですが、高速道路を使って実家帰省する場合は「高速道路:2024年12月28日~12月30日=合計3日間」が渋滞しやすい日です
特に高速道路は12月28日、29日の朝6時~8時までの時間帯の渋滞が予測され早めの出発が必要になります
移動手段 | 混雑・渋滞ピーク日 |
新幹線 | 2024年12月28日(土曜日) |
高速道路 | 2024年12月29日(日曜日) |
年末年始の帰省ラッシュは、新幹線が12月29日より12月28日の方が混雑するという事が過去の統計と解析した予測になります
高速道路は12月28日と12月30日が帰省ラッシュの渋滞ピークの期間になりますが、12月30日の方が渋滞回数がまだ少なく、12月30日にお出かけや実家帰省するよりましな渋滞です
つまり、混雑と渋滞に多少、巻き込まれるのは仕方がないと腹をくくっている人であっても、実家帰省する日を調整したら、少しだけだけど、混雑と渋滞を回避できるのが今年の年末年始の帰省ラッシュです
【2024年:高速道路】年末の帰省ラッシュによる渋滞ピークの時間帯は?
2024年12月の年末の帰省ラッシュは『高速道路:2024年12月28日~12月30日:最大の渋滞ピークは12月29日』の日曜日です
では、この年末の帰省ラッシュで渋滞する日の中で、何時ごろが一番、渋滞になるのか。
高速道路の渋滞ピーク日に最も込み合う時間帯の過去の事例がこちらです
日付 | 渋滞ピーク時間 | 下り線・路線 | 場所・付近 | 渋滞延長 |
2023/12/30 | 08:55分頃 | 東名自動車道 | 大井松田IC | 27.5km |
2022/12/29 (休暇の初日) | 06:50分頃 | 関越自動車道 | 高坂SA | 18.6km |
2021/12/29 | 12:45分頃 | 東名自動車道 | 秦野中井 | 40.6km |
2022/12/30 | 07:15分頃 | 関越自動車道 | 高坂SA | 16.8km |
年末年始に高速道路を使う時、特に年末年始休暇の初日の朝:6:30以降に高速道路が渋滞をはじめ11:30頃迄(長ければお昼の12:30頃迄)、渋滞が続きます。
今年は、翌日の年末年始休暇2日目である『12月29日』が同様の渋滞具合になります
直近3年の高速道路は、みなさんの年末年始休暇の初日と2日目に移動をするケースが多数。朝の6:30頃からが最も渋滞する時間帯となっております
2024年の年末は12月28日と12月29日が6:30~7:30以降、3~4時間が道路が混みやすい時間帯、06:30~11:30頃が渋滞中になる可能性が高いです
交通手段 | 渋滞ピーク日 | 渋滞ピーク | 渋滞の時間帯 |
高速道路 | 2024年12月29日 | 6:30~7:30頃 or 17:30~18:30頃 | 6:30~11:30頃 + 15:30~19:30頃 |
2024年の高速道路の渋滞ピーク日である12月29日は、06:30~11:30頃の時間帯以外は、夕方になる16:30~19:30頃に渋滞に注意が必要です
直近の年末は朝の方が渋滞ピークになりがちですが、過去の事例では夕方の大渋滞の年もあるためです
年末年始 | 渋滞時間 | 空いてる時間 |
12月28日 | 午前中 15:30~19:30頃 | 12:30~14:30 19:30~ |
12月29日 | 午前中 15:30~19:30頃 | 12:30~14:30 19:30~ |
12月30日 | 注意 10:30~14:00頃 | 10:30~14:30 19:30~ |
12月31日 | – | 日中 比較的空いている |
年末年始の高速道路は、帰省ラッシュ。渋滞に巻き込まれたくない方は『19:30以降の時間帯』が渋滞が解消するため、比較的、おすすめの時間だと言えますが、年末の実家に帰宅する時間が遅くなるのが難点です
【2024年:新幹線】帰省ラッシュによる混雑ピークの時間帯は?
2024年12月の年末の帰省ラッシュは『新幹線:12月28日~12月29日の午後:最大の混雑ピーク日は12月28日』の土曜日になります
新幹線 | 乗車率 | 混雑日 | ピーク時間 |
2022年 | 150% | 未発表 | 未発表 |
2023年 | 100%以上 | 年末:12月29日 年末:12月30日 | 6:00~7:00分頃 10:30~11:30分頃 |
2022年を例とすると東海道新幹線が年末に150%の乗車率を越えたとニュースがあります。
2023年は100%以上が多数見られたとニュースで報道がされましたが、JRは公式で大々的に発表はしませんでした
では、次に過去の傾向を踏まえ、2024年の帰省ラッシュ時の新幹線の混雑日と時間を一覧にして解説します
年末年始 | 混雑時間 | 空いてる時間 |
12月28日 (初日) | 朝6:30~7:30 午前中~15:00頃迄 | 19:30以降:稀に有 |
12月29日 | 朝6:30~7:30 午前中~18:00頃迄 | 20:00以降:稀に有 |
12月30日 | 朝6:30~7:30 午前中~14:00頃迄 | 比較的空いている |
12月31日 | 午前中~14:00頃迄 | 比較的空いている |
年末の過去の傾向を紹介すると「6:00~7:00分頃」と「10:30~11:30分頃」に新幹線に乗ると大混雑をしています。特に年末年始の初日は朝:6:00~7:00分頃の始発の駅で混雑ピークを迎える年があります
年末年始の新幹線は帰省ラッシュに巻き込まれ、混雑した新幹線に乗りたくない方は『混雑ピーク日の12月28日は、基本的に最終便の新幹線とその1つ前の新幹線が稀に自由席に座れる可能性:有』という程度ですので、12月28日と12月29日の新幹線は空いている時間帯は、あまりないと認識しておいて問題ない混雑具合です
逆に、大晦日の12月31日は午後14:00以降、正月の元旦の新幹線がガラガラになるくらい空いています
2024年の年末年始!正月休みの帰省ラッシュを回避するには?
年末年始の帰省ラッシュを回避して、実家帰省がしたい。2024年の年末の12月はいつまでに実家帰省をするべきなのか。最良の日、混雑回避ができてちゃんとルール通りに帰省できる日はいつなのかを説明します
大学生の場合は今年の年末年始の帰省ラッシュを回避する方法は簡単です
クリスマス以降、12月25日~12月27日、社会人の方が年末年始休暇に入る前日までに実家帰省をしたら新幹線の混雑、高速道路の渋滞に巻き込まれません
しかし、大学生から20代前半までは、休みの日はギリギリまで遊びたい。バイトしたいよ!と年末ぎりぎりまで実家帰省をしない事がありますよね
こちらが、日本の年末年始と正月帰省の基本的なルールです
年末年始の実家帰省 | 帰宅時間 |
日本のルール | 最大:大晦日の日 23:59分迄 |
正月とはお年玉をもらったり、実家で暮らす父・母に顔を合わせに行く日ですが、もともとの正月は「1月1日にやってくる年神様をお迎えする事」であり、12月31日=23:59分までに「本家にお酒(日本酒)をもって神棚に奉納する日」です
極論を言えば、12月31日中に実家へ帰省⇒本籍の本家がある方は、23:59分までに帰省したら古くからの日本の正月ルールは守っている事になります
交通手段 | 混雑しない日 | 帰宅時間 |
新幹線 | 12月31日 14:00以降 | 18:00を目途に! |
高速道路 | 12月31日 午前中~ | 18:00を目途に! |
ただし、現代では12月31日の日に実家は豪華な夕飯を用意しているのが一般的な大晦日の過ごし方ですので、夕方18:00迄に実家帰省するのがギリギリOKのルールかと思います
大晦日に実家に帰らないと大学生や20代前半の社会人は親から、遊んで帰って来ない!と喧嘩の原因になります
絶対に新幹線と高速道路の混雑を避けたい人や時間に余裕がある方は、大晦日の日に出発するのが正解かもしれません
ちなみに、編集部員の中に毎年、新幹線の帰省ラッシュを避けて実家帰省をしている人は「大晦日の12:30以降」に新幹線に乗り座って帰れています
東京・大阪から実家まで3~4時間以内で実家帰省できる方は、大晦日のお昼に出発。18:00以降の夕飯にも間に合うというスケジュール感です
2024年の年末年始の帰宅ラッシュ!Uターンラッシュの渋滞は?
さて、今回は、渋滞予想を参考にして混雑日を回避したい、空いてそうな日を見つけて実家帰省したい時に役に立つ情報とアイデアをたっぷり紹介しました
結論を言うと、年末の実家帰省から発生する帰省ラッシュは『新幹線:2024年12月28日~12月29日:最大の混雑ピークは12月28日』、『高速道路:2024年12月27日~12月29日、最大の渋滞ピークは12月29日』と予測されます
しかし、帰省ラッシュは大晦日までに解消しますが、帰省後は、現住所へ戻りますよね
Uターンラッシュは『2025年1月2日頃から』と予想していますが、詳しい詳細の新幹線のUターンラッシュ予想、高速道路のUターンラッシュ予測はこちらで説明します
ここまでの年末年始の帰省ラッシュの説明より、もう少し詳しい新幹線の乗車率や高速道路の渋滞回数、渋滞kmがどのくらいか目安を知りたい方は別途、こちらの記事をよかったら拝見してください
交通手段 | 昨年 | 2024~2025年の年末年始用 |
新幹線 | 約900万人 (合計) | ・新幹線の混雑予想(2024-2025) |
高速道路 | 約40,000台 (1日平均) | ・高速道路の渋滞予測(東日本) ・高速道路の渋滞予測(中日本) ・高速道路の渋滞予測(西日本) |
昨年を例とすると年末年始の新幹線は900万人、高速道路は1日平均:40,000台の移動があり、混雑と渋滞が発生しています
昨年の年末年始の帰省ラッシュと過去の傾向から解析した今年の年末年始の具体的な交通量や乗車人数を確認したい方は参考に予想と予測をみてください。