【米の神様】お米一粒の神様の数は7人!水・土・風・虫・太陽・雲・作り手とは?

【米の神様】お米一粒の神様の数は7人!水・土・風・虫・太陽・雲・作り手とは? 学ぶ
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お米の中に神様がいるという風説、諸説をご紹介します。お米一粒の神様の数、神様の名前の情報になります

【神様の数】お米一粒に何人の神様がいる?

お米一粒の神様の数は7人(7柱)、一粒一粒を大切に扱う考え方が盛り込まれています。神様の数の単位は『人』ではなく、『柱』が正式な数え方になります。

お米一粒神様の数え方
神様の数7人(7柱)
お米の神様の数と数え方

神様の数を『人(にん)』と数えると、神様ではなく人間を数えている事になります。柱という漢字は樹木の『木』、宿主の『主』を合わせると『柱(はしら)』が成り立ちです

神様(主)は樹木(木)に宿る

仏教伝来前、古代日本にあった宗教が神道(しんとう)です。神道の考え方は、全ての自然や物、山や海、石などに神様が宿るとしています

古い家屋は大黒柱と呼ばれる家を支える『柱』があります。神様が『木』に宿る神道流の捉え方、家の守り神が由来となり、神様の数は1柱、2柱と数えます

神様の数え方に『名』はNG

また、神様の数を数えるときの注意点は『1名、2名の名(めい)』を使わない事です。理由は、生き物の数の数え方の1つに『死後、最後に残る物』が漢字で当てられる為です

牛は1頭、2頭、家畜の牛は頭を食べず、最後の残るものが『頭』です。人間は無くなると、戒名(仏教の死後の名前)をもらいます。人を1名、2名を数を数える由来は『日本人は死後、仏教の戒名』が残るため、数の数え方が『名』となります

【神様の名前】お米7人(柱)の神様とは?

お米一粒に宿る7人(柱)の神様は、水、土、風、虫、太陽、雲、作り手です。ギリシャ神話のゼウスのように具体的な固有ネームはありません

お米の神様神様の種類
7人(柱)水、土、風、虫、太陽、雲、作り手
お米の神様の名前

なぜ、お米の神様に具体的な名前が存在しないのか。理由は、前途の説明が該当、神道は万物に神様が宿る考え方である為です

【米の神様】お米一粒の神様の数は7人!水・土・風・虫・太陽・雲・作り手とは?

水、土、風、虫、太陽、雲は自然物、作り手の人間は神様のお力を借りて美味しいお米を作ると考えると、お米の神様の正体が理解しやすいと思います

お米の神様の種類

お米の神様は水、土、風、虫、太陽、雲、作り手ですが。地域によっては七福神、88人の神様がいるという風習が残っているケース:有ですが、7人(7柱)が一般的です

88のお米の神様は、お米を作る時に必要な八十八の工程が由来です。美味しいお米を作る88種類のやるべきこと、ひとつひとつに神様の力が宿る考え方から、お米に88人(88柱)の神様がいるとされます

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