お歳暮予算の金額の平均相場!両親や親戚+取引先企業に贈る値段の目安!

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お歳暮予算の金額の平均相場!両親や親戚+取引先企業に贈る値段の目安! マネー
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お歳暮とは、お正月までの間に、先祖の霊に御供物をする御霊祭に使うお神酒をお供えすることが起源・ルーツとなっており、時代の変化で「贈る相手が親族や会社の取引先まで」と幅広く拡大し「親族のどこまで、誰にまで贈るべきか」と悩まされるようになりました

贈り物を家族間で贈りあうと、どっちが高いか、安いかがトラブルになる事もあり、お歳暮を選ぶときは金額やお値段に気を使いますよね。ココでは、そういった悩みの解決のヒントとして「お歳暮の平均的!一般的な金額相場」を贈る相手別に徹底解説します。是非、困った時は参考と目安にしてくださいね

両親・嫁ぎ先の義父・義母に贈るお歳暮予算の金額の平均相場!値段の目安!お歳暮ギフトの値段目安と一覧リスト!
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両親と嫁ぎ先の義父・義母へ贈るお歳暮の金額と値段相場は?

自分から見て実の父、母にあたる両親へお歳暮を贈るときは『お歳暮ギフトの価格』は、5,000円以内が相場です

現代では、お歳暮は「本家に贈るお神酒から、日ごろの感謝の気持ち」の贈り物として考えられる事が多く、この「気持ちという曖昧な感情が金額に反映される傾向」がある為、知人や他の親戚より少し高めなギフトを贈るのが一般的です

ただし、5,000円以内が相場といっても、3,000円以上を目途に。お歳暮の平均的な値段は贈る相手に問わず、3,000円以下の商品は望ましくないと考える方も多数います。そのため、3000円~5000円以内、できるだけ4,000円を超えるギフトを選ぶのが間違いのないベストな方法です

  • 両親のお歳暮の金額相場:5000円以内
  • 嫁ぎ先の義母、義父と金額に差はない方が◎

実の母、父ではなく『嫁ぎ先の義母、義父』にあたる方にお歳暮を贈る場合、要するに『旦那・夫の親』にお歳暮を贈るケースです。義母、義父であるから『実の両親よりも値段は安め、高め』といった『値段に差をつけるのはトラブルの元』になりがちで、多くの方は『自分の両親と同じ金額程度』に合わせるのが一般的です

  • 両親に1万円以上のお歳暮はあり?
  • 両親、嫁ぎ先の義父・義母へも可

両親、親に贈るお歳暮の金額は5,000円以内が目安の相場です。しかし、お歳暮は夏のお中元と違い『ジュースや素麺』のような商品よりも、少し高級なお肉や魚といった生鮮食品も人気で、5,000円の予算では足りない事があります

両親だけではありませんが「特にお世話になった人への贈り物」は、相場金額を越えた10000円以内でも失礼はなく、相手に負担がかからないようであれば問題ないです

兄弟・姉妹に贈るお歳暮予算の金額の平均相場!値段の目安!お歳暮ギフトの値段目安と一覧リスト!

兄弟・姉妹へ贈るお歳暮の金額と値段相場は?

お歳暮は、ざっくり言うと、神棚に飾るお酒を「本家(実家)」に贈ることが本来の姿です。このルーツや起源を考えると「極論、実家・本家以外は不必要」とも言えます。理由は「兄弟姉妹の家に祖先の霊はいない」、祖先の霊がいるとしたら、実家や本家と考えられるからです

しかし、兄弟姉妹は仲が良いご家庭が多く、離れた場所で暮らしているなど。兄弟でも交流が少ない事が多く、年末年始の時期にお歳暮を贈るのは「感謝の気持ち」としては間違っていないです

  • 兄弟姉妹に贈るお歳暮の相場:4,000円前後

兄弟・姉妹にお歳暮を贈るときは『4000円前後』です。両親へお歳暮を贈る方は、両親の金額よりも低くするのが理想ですが、ほとんどの兄弟・姉妹は、そこまで気にする事もなく、むしろ『兄』や『弟』が好きそうなギフトであることの方が重要です

以前は、兄と弟といった年齢違いで『年齢が上の兄のギフトを少し高くすべき』という考えがありましたが、現在ではこの考え方は一般的には自然消滅しています。男女平等という考えも浸透し、兄弟間の年齢の差は大きなマナー違反になりません。

親戚(兄弟姉妹、従妹、甥や姪っ子に贈るお歳暮予算の金額の平均相場!値段の目安!お歳暮ギフトの値段目安と一覧リスト!

親戚(兄弟姉妹、従妹、甥や姪っ子)へ贈るお歳暮の金額と値段相場は?

自分から見て近い親族、たとえば、従妹や甥、姪っ子、叔父・叔母にあたる方々に贈る場合です。親戚とは法律上『6親等内の血のつながった人』+『3親等内と婚姻関係にある人』の事を意味しますが、お歳暮を贈る相手は『最大で、2~3親等内の血のつながった人とその婚姻者(旦那、嫁)』までの範囲が適切だと考えられます

要するに、自分から見て『おじいちゃん、おばあちゃん』、『従妹の家族(旦那・嫁、その子供)』ぐらいまでが、お歳暮を贈る相手の候補であり、付き合いの関係値が深く、親しいと思ったらギフトを贈っても問題ないです

  • 親戚に贈るお歳暮の金額相場:3,000円~4,000円

では、親族の中で『お世話になっているから贈るべき』っと思った方にお歳暮を贈る時の相場です。付き合いのある親族へ贈るお歳暮の金額相場は『3,000円~4,000円以内』です

親族のお歳暮の金額は『両親に贈るお歳暮の相場の5,000円以内よりも低い金額』のギフトにすると角が立たず、家族間のトラブル防止になりますので、ココは大きなポイントです

知人・友人にへ贈るお歳暮の金額と値段相場は?

自分と個人的に付き合いがあるのは、知人、友人、親友(特に浸しい間柄の友達)の主にこの3つです。人間関係によって値段に差があってよいのがお歳暮ですから、知人、友人、親友の場合の金額相場を次に説明します

  • 知人・友人の贈るお歳暮の金額相場:3,000円~5,000円

知人、友人といった自分に近い個人的なお付き合いがある方に贈るお歳暮は3,000円~4,000円が目安となる金額です。知人・友達の境界線は、知人とは『お互いに顔を知っている関係のこと』で、友人とは『自分の友達』と分けて考える事がありますが、お歳暮を贈る時は基本的に同額の商品・ギフトで問題なです

  • 親友に贈るお歳暮の金額相場:3,000円~10,000円

特に親しい親友に来るときは、多少、お歳暮のお値段が高くても問題ありません。親友の負担にならない程度、3,000円~10,000円の範囲内が適正な相場です

取引先企業や会社の上司に贈るお歳暮予算の金額の平均相場!値段の目安!お歳暮ギフトの値段目安と一覧リスト!

職場や取引先は贈答禁止の会社が増加傾向

お歳暮を取引先や職場の上司に贈る事を「贈答禁止=もらう事も、あげることもダメ」というルールの会社が増えています。公務員や大手企業は完全にNG、売り上げの一部が税金である業種(建設業界や薬局、調剤併設ドラグストアなど)も「ほぼNG」と、独自で収益を生み出す中小・零細企業以外のお歳暮は贈らないのが時代の流れです

お歳暮の起源からも「先祖の霊のお供え物=お歳暮」ですから、会社や企業は先祖の霊もまったく関係しませんよね

  • 例外:先代の会長・社長との深いつながりがあった

例外的な事例ですが「先代の会長・社長と深いつながりがあり、先代がすでに他界されている」+「今までも、お歳暮を贈っていた」のであれば、ある意味、会社同士の祖先の霊への贈り物と考えられます

こういった場合は経理上も処理しやすく、勘定科目でいうと接待交際費になります。接待交際費といっても「しっかりとした理由付けや証拠がある」のであれば、経理上は問題なく、後は社内の稟議と会社の考えたかだけの課題です

会社の上司へ贈るお歳暮の金額と値段相場は?

2000年以前の日本の会社では、人付き合いの良さが人事評価に反映されることがよくありましたが、今では成果主義、結果に基づく人事制度が多く『上司や部下へお歳暮を贈る事は公平ではない』とされ、社内で賄賂とみなされ、厳しい処分がある会社が増えています

しかし、全面的にすべての会社がお歳暮を禁止しているわけでもなく、ココの境界線はあいまいです。もしも、それでも上司にお歳暮を贈る事を考えている部下、同僚の方は『上司から来年は贈らないようにと、指導がある』と、考えておくのが現代的です

  • 上司に贈るお歳暮の金額相場:3,000円~5,000円

上司にお歳暮を贈るのはNGですが、たとえば、以前お世話になった「引退した上司」など。会社と関係性がなくなった元上司に贈るのは「感謝の気持ち」としては間違っていないです

その際の上司に贈るお歳暮の金額相場は、上司への贈り物は『高すぎる=かえって上司の負担が増える』、『安すぎる=失礼にあたる』とこの2つがポイントになりますので、3,000円~5,000円が適正の範囲内です。もしも、職場の上司にお歳暮を贈る時の相場も同様です

ただし、現代では「お歳暮=上司だけもらうのは不公平、賄賂にみなされる事がある」といった事情がりますので、『日頃の感謝としても、他に贈る方と同額(上司だけ特別に贈った訳ではないと理由付けがあると良い)』+『御年賀年賀、寒中御見舞と一筆添える(あくまで賄賂ではない)』といったように多少、賄賂や不公平とみなされない工夫はあった方が良いです

  • 上司がお歳暮を要求するのはパワハラに該当

現代の会社では、お歳暮をもらった上司から「来年は贈らないように」や「ご自宅に返送されてきた」といった事例が多くあり、このタイプの上司は「コンプラやガイドラインを正しく理解している」と言えます

せっかく上司に贈った部下や同僚からすると「びっくりする話」ですが、法令順守が大事にされる現代では「上司への贈り物=失礼」となる時代です。

また、逆に「普段の感謝の気持ちはないのか」といった発言をする古いタイプの上司は「パワハラ、女性に対して言ったらセクハラにも一緒に該当」します。弁護士の先生なら「該当する可能性がある」と遠回しに言いますが、現実、裁判になったら可能性ではなく、「ほぼ、確定事案」ですから、お歳暮が届かなかった上司は、今ではダメだよと認識するべきです

取引先へ贈るお歳暮の金額と値段相場は?

会社同士のお歳暮は日ごろの感謝を会社として、どうとらえるべきか。特にコンプライアンスやガイドライン的に問題がない会社であれば、ココが焦点になり『深く追求しないのであれば、一律、同額のギフト』、日ごろの感謝を会社への貢献度で決めるのなら『A社:3,000円、B社5,000円、C社:10,000円』と金額に差があっても問題ないです

  • 取引先に贈るお歳暮の金額相場:一律同額
  • 相場:3,000円、5,000円、10,000円

取引先に失礼のないお歳暮の金額の相場は『3,000円~10,000円の範囲』です。会社の予算もあると思いますので、一律同額のギフト、もしくは、貢献度に応じ3,000円、5,000円のグループというように範囲内でギフトを選ぶのが良い方法です

むしろ、金額の差よりも『送り先の会社がお歳暮が禁止』の事例があり、中には『受け取らず送り返してくる会社』もありますので、お歳暮そのものが失礼にあたってしまう事があると覚えておくといいかと思います

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