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サイとは「奇蹄目(きていもく)、サイ科」に分類される哺乳類で、馬やロバと同じ仲間の動物です。サイは体長4mほど、体重は2000キロ以上、約2トンと大きくでっかい動物であり、ツノがかっこよくが特徴的で、子供に人気な動物ですよね
ココでは、動物園で人気なサイが何歳ぐらいまで長生きるのか。
野生のクロサイやシロサイ、インドサイといった種類、オス、メスっといった性別でどう違うのか、平均的な寿命をたっぷりご紹介します。
サイの平均寿命は?何歳まで寿命があるの?
- サイの寿命:30年~50年
- サイの平均寿命:40年
- オスよりもメスの方が長い寿命
サイは長く生きて50歳まで、寿命は30年~50年であり、平均寿命は40年ほどです
動物はオスよりメスの方が長生きすると言われ、サイも同じような傾向があります。メスのサイの方が長生きしやすいのは、子供を産む=子孫を残す役割があるからというのが定説です
サイの寿命は30~50年の間と言いますが、動物園の飼育下、野生のサイ、はたまたサイの種類によっても違いがあり、ココをもう少し知りたいですよね
野性のサイの寿命は25年、平均寿命は20年以下

- 野性のサイ:寿命は25年
- 平均寿命:20年以下
- 生息地①:サハラ砂漠以下のサバンナ
- 生息地②:インド、ネパール
野生のサイは長くて25年の寿命、野生の環境では20歳以下が平均的です
主にサイは、アフリカ大陸のサハラ砂漠以下、南アフリカにクロサイ、東アフリカにシロサイがいます。日本の動物園によくいるサイは、この種類が多いです。
他には、インド、ネパールといった国のインドサイや、マレーシア・スマトラにいるジャワサイ、スマトラサイ、この3つの地域が主なサイの生息地です
動物園のサイは何歳まで寿命がある?最高年齢は?

- 動物園のサイ:35~50年の寿命
動物園のサイは、クロサイ、シロサイ、インドサイが多く、飼育下の寿命は35~50年であり平均寿命は40年と結構、長生きです
- 国内最高年齢:52歳
動物園のサイで国内最高長寿なのは広島にある安佐動物公園の「種類:クロサイ、名前:ハナ(メス)」が推定52歳(2018年に亡くなった)が、一番長いとされます
他にも長寿で有名なサイは、盛岡市動物公園のサエカちゃん(メス)が46歳まで生きたとかなりの長寿です。飼育下では45年以上と半世紀以上も生きるサイがいます
- ギネス記録:不明
- サイの世界最高年齢:49歳説と57歳説
サイのギネス記録は不明ですが、世界のサイの長寿は正確な年齢ではないことがあります。世界最高長寿は、安佐動物公園のハナ(推定52歳)が当時の世界記録の49歳を記録更新しています
しかし、正式ではないもののタンザニアの保護区に住んでいたクロサイのファウスタが推定57歳で2019年に亡くなったとニュースもあり、
まだまだ、未発表ではありますが、隠れた長寿のサイもいるようです