2025年11月1日(土曜日)は、諸聖人の日。カトリック教会では万聖節と呼ばれる記念日です。諸聖人の日とは何をする日か、保育園や幼稚園の子供向けの由来、歴史的な元ネタをご紹介します
【2025年】諸聖人の日や万聖節はいつ?何する日?
令和7年、2025年の『諸聖人の日』は11月1日の土曜日です。諸聖人の日とは万聖節(読み方:ばんせいせつ)と呼ばれ前夜祭はハロウィン(古代ケルト人の収穫祭)として知られています
西暦 | 諸聖人の日 | 万聖節 |
2025年 | 11月1日(土) | 11月1日(土) |
2024年 | 11月1日(金) | 11月1日(金) |
2023年 | 11月1日(金) | 11月1日(金) |
諸聖人の日(万聖節)は、毎年、ハロウィンの翌日の日です。日付は変わらず、曜日だけ異なります
【簡単解説】諸聖人の日とは?万聖節は何をする日?
諸聖人の日(万聖節)とは、カトリック教会に聖人として認定された『全ての聖人』の聖なる魂を記念する日です。カトリック信者は教会に集まりミサへ参加しますが、一般家庭では『身内で亡くなった人』を思いお墓参りや花を捧げる習慣となっています
ハロウィンが10月31日(ケルト民族の収穫祭)、諸聖人の日(聖なる人々の魂の日)が11月1日、メキシコのアステカ文明の死者の日が11月1日と2日と、様々な文化が混ざり合っている時期。信者以外にとっては現在では混在した内容が混ざり合っています
諸聖人の日とは?子供向けの簡単説明!
諸聖人の日を子供向けに簡単に説明すると【1】諸聖人の日と万聖節は同じ日付、前夜祭がハロウィンです。【2】読み方は諸聖人が『しょせいじん』、万聖節が『ばんせいせつ』になります
【3】日本の行事で例えると『お墓参りの日』や『お盆』が近いイメージです。宗教行事は信者のみ、一般的には『自分に関係がある亡くなった親族や知り合い』の事を思い出し、手を合わせる日というのが分かりやすい内容です
子供向け解説 | 諸聖人の日 | 万聖節 |
読み方 | しょせいじん | ばんせいせつ |
ハロウィン | 10月31日 | 10月31日 |
日付 | 11月1日 | 11月1日 |
万聖節の万の漢字は『まん』ではなく『ばん』と読みます。諸聖人は読み方を間違える事は稀ですが、『諸(しょ)』は『多くの、たくさんある』といった意味です
諸聖人とは?誰の事?
諸聖人とはキリスト教のカトリック教会が認定した『全ての聖人』を意味します。聖人とは徳の高い人物の意味になりますが、万聖節の聖人は『カトリックにとって業績や偉業をなした人物』です
聖人の例 | 聖フランシスコ、聖ペテロ |
聖人 | 数千人から数万人いる |
たとえば、カトリック教会の聖人は聖フランシスコ、聖ペテロなどが挙げられます。あくまで有名な聖人が上記ですが、カトリック教会の聖人は歴史上、数千人から数万人いるとされます