第170回、天皇賞(秋)(2024年10月27日)の出走予定馬の情報を教えて!次走が、天皇賞秋と噂される有力馬の近況(特別なニュース)、スーパーGⅡから参戦の注目馬や穴馬探しのヒントになる情報をお探しの為の内容になります。
番号 | この記事にある内容 |
【1】 | 天皇賞秋に出走する馬を教えて! |
【2】 | なぜ?この馬が注目されてるの? |
【3】 | 出馬表の確定はいつ発表? |
備考 | 馬券の推奨が目的じゃないよ! |
– | 経験談や過去の傾向の話が聞きたい! |
天皇賞秋は天覧競馬となる年があり、秋の盾が与えられる特別なGⅠです。毎年、ハイレベルな古馬が集い、GⅢレベルの馬が歯が立たない程のハイレベルな一戦になります。
では、今年、2024年に開催される天皇賞秋へ参戦を決め、出走が予定されている馬と特有な事情を説明します
天皇賞秋はどんなレース?今年限定の特有の事情は?
天皇賞秋は、東京2000mで開催される最高峰のG1レース。サラブレット系3歳以上から出走が可能な18頭立の重賞競走(GⅠ)、通称:秋天と呼ばれます
【特有な事情】
例年、天皇賞秋は4歳~5歳のGⅠ馬が集結します。今年は、天皇賞の春秋制覇を狙う馬はなし、テーオーロイヤル(天皇賞春:優勝馬)は出走しません。また、昨年優勝馬のイクイノックスは引退。心機一転、中距離競馬の頂上決戦となります
しかし、3歳のクラシック世代が粒そろいな年は日本ダービーや皐月賞を好走した新興勢力が出馬を決め勇気ある挑戦をします
昨年はダービー馬や皐月賞馬は菊花賞へ向かい参戦をしませんでしたが、今年は『皐月賞レコード組のジャスティンミラノ』が参戦(回避となりました)します
この辺りのお話が『今年の天皇賞・秋のポイント』となってくるでしょう

馬名 | 前走 | 備考 |
リバティアイランド | ドバイシーマ 3着 | 3冠牝馬(2023年) 怪我、休養明け |
ドウデュース | 宝塚記念 6着 | 有馬記念:優勝 |
ジャスティンミラノ (回避) | 東京優駿 2着 | 皐月賞(2024年) 優勝 |
ソールオリエンス | 宝塚記念 2着 | 皐月賞(2023年) 優勝 |
ベラジオオペラ | 宝塚記念 3着 | 大阪杯(2024年) 優勝 |
ジャスティンパレス | 宝塚記念 10着 | 天皇賞春(2023年) 優勝 |
レーベンスティール | オールカマー 1着 | 2連勝中 |
上記が、2024年の天皇賞・秋を出走予定とする有力馬と注目馬の一覧になります。今年もGⅠ馬が勢ぞろいしていますね
では、各馬の近況と状況をそれぞれ見てみましょう
【注目の動向】リバティアイランドは天皇賞(秋)に出走する予定?
川田ジョッキーが『お嬢さん』と呼ぶ3冠牝馬のリバティアイランドが、ドバイシーマCから天皇賞秋へ直行と正式表明があります
馬名(想定騎手) | 想定オッズ | 前走 | 備考 |
リバティアイランド (川田将雅) | 1人 | ドバイシーマ 3着 | 怪我、休養明け |
今年の天皇賞秋の想定1番人気、2.5倍~3.5倍前後とされるリバティアイランド。東京競馬場はオークスを勝利しており、適正:有、距離2000mは秋華賞の勝鞍がり、天皇賞秋の適正が高そうです(※東京2000mは初ですが)
リバティアイランドは『全成績:8戦5勝、4着以下:無』の複勝率100%牝馬ですが。。。
リバティアイランドが、想定1番人気と言えども『断トツに抜けた1倍台ではない点』に注目しましょう
まず、リバティアイランドはドバイシーマ後に『怪我(右前種子骨靱帯の炎症)』が発覚。秋はGⅡを使わず、ケガからの休み明けで天皇賞・秋へ向かう事が懸念されています
怪我明けからのぶっつけ本番は今回の天皇賞・秋が初です。さすがに、1倍台の1番人気のオッズまでにはならないでしょう
中内田厩舎だから、休み明けも安心だと言っても『追い切りを確認する必要:有』、不安な方は開催日の前々日までに、『天皇賞秋の記者会見(中内田、川田の2つの動画)』を見ておきましょう。
Youtubuで公式がアップされた後は『川田ジョッキーの顔色と発言』を見て、判断。無理させないという感じで、後ろから行くかもしれません
【年内引退】ドウデュースは天皇賞(秋)に武豊と共に出走予定!
年内引退が発表があったドウデュース。ドウデュースは、昨年同様に天皇賞・秋、ジャパンカップ、有馬記念の出走を予定しています
馬名(想定騎手) | 想定オッズ | 前走 | 備考 |
ドウデュース (武豊) | 2人 | 宝塚記念 6着 | 雨、悪天候に注意 |
編集部では、あまりドウデュースを評価してなく、宝塚記念の6着の凡走(逆に、昨年の有馬記念の1着はビックリしましたが)は、特に驚きもしませんでした
悪天候だった宝塚記念に対し『重馬場:ニエル賞、凱旋門賞の大敗は適性の違いから度外視』、『毎日、プール調教してるから水は大丈夫』と多くコメントがりましたが、普通に、ドウデュースは雨や渋った馬場は好きじゃないという見解だったからです
しかし、ドウデュースはあまく見てはいけない
ドウデュースは、秋古馬3冠を狙い、鞍上の武豊ジョッキーは『3連勝できるよう全力を注ぐ』と心強い宣言(厩舎は、体調が良ければ3連戦とちょっと弱気な発言ですが・・・)がでています
昨年、ドウデュースはトラブルが有り、天皇賞秋:7着、ジャパンC:4着の時は武豊ジョッキーは乗っていません。やっぱり、ドウデュースは武豊とのコンビがあっている事は間違いなく、天皇賞・秋は侮れないでしょう
【新興勢力】ジャスティンミラノが参戦!皐月賞レコード組!
今年の日本ダービーでダノンデザイルに敗れはしたものの、皐月賞をレコード勝ちをしたジャスティンミラノが天皇賞秋に出走予定でしたが、出走回避となりました
最も速い馬が勝つと称される皐月賞。今後、破られる事がないだろうと言われたアルアインの1分57秒8のタイムを0.7秒更新したのが、ジャスティンミラノ。タイムは1分57秒1です
馬名(想定騎手) | 想定オッズ | 前走 | 備考 |
ジャスティンミラノ (戸崎圭太) | 3人 | 日本ダービー 2着 | 皐月賞レコード |
今年の皐月賞はレベルが高く、アルアインのレコードをより速くゴールした馬が、全部で6頭。その中でも上位3頭(ジャスティンミラノ、コスモキュランダ、ジャンタルマンタル)は抜けた存在に見えました
コスモキュランダは菊花賞、ジャンタルマンタルは富士SからのマイルCS狙い。天皇賞秋で古馬に牙を剥きそうなのが、ジャスティンミラノですよね
正直、今年の天皇賞秋は『怪我明けのリバティアイランド』と『ちょっと不安なドウデュース』が2強のポジションに見えます
潜在能力とポテンシャルならジャスティンミラノに目がいってしまいますが、残念ながら回避です
ある意味、『私は川田と三冠牝馬のリバティを信じるぞ!』、『ばかやろー!ドウデュースとレジェンド武のコンビこそ最強だ!』と、2つの意見が、ぶつかり合う状態になります
もうね。自分の考えと信念を誰に託すのかという選択肢が、今年の天皇賞・秋の実態でしょう
俺は、どれも信じないけどな!という方は、ある種の穴党。その意見も有だと思いますね
今年の天皇賞秋は、2強の中から、自分の意見。自分が信じたいと思う馬を選ぶ!そんなレース模様になります。2強といっても、決定打不足に感じますから、その他の穴っぽい馬も見ておいた方が良いでしょう
【注目馬】天皇賞秋に出走予定の伏兵は?
天皇賞(秋)の想定オッズで4番人気以下になる伏兵は、ソールオリエンス、ベラジオオペラ、ジャスティンパレスと続きます
穴馬や超大穴馬(まだ、決めてない)ではないけど、天皇賞秋は、そこまで荒れないからね。伏兵ラインの馬を見ておく必要:有です
穴党な編集部では、あいつ出てこないかな?と思うのが、いますが、とりあえず、伏兵の格付けが先だ!と意見になりました
馬名(想定騎手) | 想定オッズ | 前走 | 備考 |
ソールオリエンス (横山武史) | 5~6人 | 宝塚記念:2着 | – |
ベラジオオペラ (横山和夫) | 6~9人 | 宝塚記念:3着 | – |
ジャスティンパレス (坂井瑠星) | 6~9人 | 宝塚記念:10着 | 天皇賞秋(前年) 2着 |
天皇賞秋は距離短縮の馬が良いとよく言われ『前走:2200m:3-3-2-28』です
ただし、前走2200mはオールカマーを含み『オールカマー:1-0-0-17』、『宝塚記念:2-3-2-11』とGⅡとGⅠで大差があります
今年は、リバティアイランド、ドウデュース、ジャスティンミラノが注目されるけど
絶対軸と言い切れず、3強が崩れた時に来そうな伏兵を探さねばなりません(特に3連系の馬達)。
ソールオリエンスの世代は弱いと言われてるけど、宝塚記念で復調気配があり、7人からの2着。馬柱だけ見ると、大阪杯を優勝後に、宝塚記念を3着のベラジオオペラの安定感も悪くなさそうですね
ベラジオオペラは、和夫ジョッキーが初めて鞍上となったダービーだけ4着。そこからの4戦(チャレC、京都記念、大阪杯、宝塚記念)は『全複勝県内に入着』いているのが、心強い。
休養中は特に夏バテなどなく体調面の心配はないって話だから、あとは『最終、追いきりの結果』を確認したいです
昨年、天皇賞秋2着のジャスティンパレスは坂井瑠星が鞍上予定・・・ということは?
GⅠと言えば、C.ルメール。天皇賞・秋を2連覇中のルメールが乗る馬は?と注目が集まりますね
【優先出走権組】天皇賞秋の出走予定馬は?有力馬は?
天皇賞秋は、レベルが高く、GⅢ以下からの参戦は厳しく、GⅡのオールカマーと毎日王冠、京都大賞典が前哨戦。トライアルレースの位置づけです。賞金ボーダーをクリアしてなくとも、優勝馬なら、天皇賞(秋)へ優先的に出走ができます
優先出走権:有 | レース名 | 着順 | 備考 |
レーベンスティール | オールカマー | 1着 | ルメール鞍上:2連勝中 |
シックスペンス | 毎日王冠 | 1着 | 次走:ジャパンC予定 |
シュヴァリエローズ | 京都大賞典 | 1着 | 人気薄からの激走 |
※上記3レースの優勝馬に天皇賞秋への優先出走権があります
毎年、札幌記念とオールカマー、毎日王冠のどれかが『スーパーGⅡ』と騒がれますが、今年は正直、微妙でしたよね
京都大賞典は、何故か人気がなかったシュヴァリエローズが重賞初制覇。宝塚記念1着のブローザホーン(1番人気)が飛びドベ、3番人気のプラダリアが7着。ディープボンドが粘り2着でした
プラダリアとディープボンドは昨年、ジャパンカップへ出場してますから、天皇賞・秋は回避ではないでしょうか。
GⅡの掲示板外の馬が秋天の出走もありえますが、注目馬としては『オールカマー組のレーベンスティール』でしょう
レーベンスティールは、ぱっとしない成績でしたが、ルメールに騎乗変更となってから『2連勝中』です。ルメールは、ジャスティンパレスに乗っていた経験があり、レーベンスティールとジャスティンパレスのどっちに乗るかを注目点として見ておくべきでしょう
ここまでに、天皇賞秋の出走予定馬を『それぞれがかかえる事情』を含めて紹介をしました
次は、出走が確定して、枠順と騎手が決まる日程の話になります
【出馬表】天皇賞秋の枠順・馬番号の発表はいつ?(2024年度)
天皇賞(秋)の枠順・馬番号は、2024年10月24日(木曜日)の17:00頃から10月25日(金曜日)の午前中に確定後にJRA公式ページにて発表されます
レース名 | 枠順発表 |
天皇賞秋 | 2024年10月24日(木曜日) 17:00頃~ |
詳細 | JRAのトップ(公式) |
東京2000mはコーナーまでの距離が短く『天皇賞秋は内枠有利、外枠が不利』と言われます
しかし、1枠1番のジェンティルドンナ、1枠2番のアーモンドアイ、1枠1番のコントレイルといった歴代の名馬多く、有力馬ならある程度の信頼度があると言えるでしょう
どちらかと言うと、パンサラッサやダイワスカーレットを除けば『天皇賞秋は逃げれない(残れない)』という名言があるほど。直線の長い東京2000mは、差し馬の台頭とき脚質を踏まえて枠順を見ると良いです

その他:天皇賞秋の開催日程(詳細:天皇賞秋の日程・時間・レース概要)と、東京競馬場で天皇賞秋を観戦希望の方はチケットの取り方(詳細:天皇賞秋の指定席と入場券)を確認しておきましょう
天皇賞秋2024年に出走予定の馬を紹介しました。天皇賞秋は毎年、盛り上がるレース、次走をジャパンカップに出走する馬もいます
中距離古馬、3歳クラシック世代の最高峰の馬が集まり、世界的に見てもレベルが高いです。天皇賞秋が楽しみな方に、少しでも情報をお届けできたら幸いです