ほっくりとした食感が美味しい里芋ですが、豚汁に入れるときは『ヌメリやアク』をどうするかで仕上がりが大きく変わります。
せっかくの美味しい豚汁を濁らせず、上品かつ最高の状態で仕上げるためには、『下茹で』のひと手間がとても大切です。

この記事では、豚汁に里芋を入れるベストなタイミングをはじめ、スムーズな皮むきや切り方のコツ、そして汁が濁らないための『下茹で』のやり方を分かりやすく解説します!
豚汁に『里芋』を入れるタイミング
豚汁に里芋を入れるタイミングは、出汁が冷たい状態(火にかける前)の最初からが正解です!他の根菜と一緒に水の状態から入れて、じっくり煮込んでいきます。

里芋は、他の根菜(大根や人参など)と同じように、水の状態から一緒に入れてコトコト煮ることで、芯までじっくり火が通ってホクホクの食感になります
ポイント『里芋の後入れは失敗の原因になる』
もし、沸騰したお湯に後から入れてしまうと、里芋の外側だけが先に煮えて中が固いままになってしまったり、火の通りに、ムラが出たりしてしまいます
里芋の切り方・下処理(豚汁用)
豚汁にぴったりの、ホクホクで美味しい里芋に仕上げる為の下処理と切り方の手順がコチラです。里芋の調理は『【1】皮むき、【2】切る、【3】下茹での順番』で進めていくのがスムーズですよ
【1】里芋の皮むき

里芋料理で一番面倒な皮むきは、ひと手間で簡単で楽になります。まずは、里芋をよく洗って泥や毛を落とし、皮に一周ぐるっと浅く切り込みを入れます。
そのあと『お鍋で沸騰15分』または『電子レンジで5分』加熱すれば、ツルッと簡単に皮がむけます。より詳しい説明はコチラ(詳細:里芋の皮むき方法、里芋で手が痒くなった場合の対処法)にも、手順を掲載しています
【2】里芋の切り方
まず最初に、里芋の上下の硬い部分を、形に沿うように切り落とします。次に、上下を切り落とした面を安定させ、里芋の丸みに沿って薄く皮をむいていきます

里芋の大きさにバラつきがあると、火の通りにムラが出てしまうため、大きいものは2~3等分に切り、全体のサイズ感を揃えておくのが綺麗に仕上げるコツです
【3】下茹でをしてヌメリを取る
お鍋に里芋とかぶるくらいの水を入れて火にかけ、軽く下茹でをします。茹でこぼすことで余分なヌメリやアクがしっかり落ち、汁が濁るのを防げます
【※】豚汁の里芋は、下茹でがおすすめ!
豚汁の里芋は『下茹で』をするべきです。生の状態の里芋には、強いヌメリやアクが含まれています。
そのまま里芋を鍋に入れて煮込むと、豚汁の味を損ねる原因になりがちです。一度茹でこぼす事でアクがしっかり抜け、お味噌や他の根菜の旨みがより引き立ちやすくなります
【※】豚汁の里芋は、塩もみ不要!
里芋を『塩もみ』する理由は、表面のヌメリを塩分で引き出して洗い流す事です。塩もみをしてからさらに下茹でをすると、里芋がしょっぱくなりすぎたり、手間が二度手間になったりするため、皮をむいた後はそのまま下茹でだけで十分きれいに仕上がります
里芋の関連レシピ
豚汁の具材としても大活躍する里芋ですが、やっぱり今日はじっくり味わう『里芋の煮物』を作りたい!そんなときにおすすめな絶品レシピをご紹介します
里芋の煮物の作り方

里芋の煮っ転がしの作り方
里芋の煮物と煮っころがしの違い
里芋の煮物と煮っころがしの違いは、味付けの濃さと仕上げ方。里芋の煮物は出汁をきかせた薄めの煮汁でじっくりと素材に味を含ませる上品な仕上がりになるのに対して、煮っころがしは、醤油や砂糖などを多めに使った濃いめの煮汁で汁気がなくなるまで煮詰めて作ります
煮物以外のおすすめ
里芋は煮る以外に、実は揚げても美味しい食材。ツルッと皮をむいた里芋を使って、揚げ物はいかがですか?外はカリッと、中はねっとり食感がたまらない『里芋の磯辺揚げ』のレシピも紹介中です
お酒のおつまみや磯辺揚げの日の『もう一品』にも最高なので、是非、あわせて覗いてみてくださいね!


















