トウモロコシは植物学の中で、謎が多いとされ「とうもろこしは、宇宙からやってきた」や「宇宙人の食べ物だ」といった噂があります。なぜ?そのように考えられるのか、いつごろからトウモロコシの宇宙飛来説があるのか。
編集部で徹底調査!半分オカルト的な話なので、話半分に^^
知ってると!居酒屋でコーンバターを食べながら「トウモロコシって宇宙から来たらしいぜ?」と、お酒の席の軽い小ネタに使えると思います
とうもろこしはどこから来たの?祖先野生種は?
トウモロコシの起源は実ははっきりと判明していません。では、トウモロコシはどこからやってきたのか、一番の有力説は中米に自生するテオシント(teosinte: テオシンテ)が野生種というもの。テオシントはイネ科の植物です
現在では遺伝子を含め解析がされ、ほぼテオシントで間違いないと言われる段階です
では、なぜ?宇宙から来た!と噂になってしまったのでしょうか
トウモロコシの宇宙飛来説の元ネタ・起源は?
テオシントがトウモロコシの祖先種とほぼ解明されたのは2019年の出来事です。宇宙飛来説は、もっと昔から噂され、日本では、2018年に出版「世界史を大きく動かした植物(植物学者:稲垣栄洋氏)」、この本(本の内容は、トウモロコシの歴史が面白いです)が発端ではないかとされます
なるほど!解明される1年前の出版物が発端なら、噂になってもおかしくないですね^^
では、もう少し具体的に。なんでトウモロコシにそんなに謎が多いの?という内容はコチラです
トウモロコシは種・実を落とさない=植物として繁栄するの?
とうもろこしの謎の1つ。トウモロコシは、皮で粒の部分を隠しています。そして、トウモロコシの種・実は、なんと、地面に落ちません。普通、植物は「タネをばらまく仕組み」があり、たとえば、タンポポ。種を綿毛と一緒に飛ばす⇒各地に広がるという流れで、新たな子孫を残します
簡単に言うと「子孫が繫栄しない仕組み」であること。このことが、まるで。初めから畜産として育てる為に改良された植物=宇宙人が地球に持ち込んだ!宇宙から飛来したのでは?と噂になった為です
編集部的な意見ですが。お酒の席でこの話題になった時に出た意見がコチラ。
実が皮で隠れていて、落とさないから宇宙から来たって違和感を感じない?との意見。なぜなら、他の植物でもよくある話。鳥が実を食べる⇒フンを落とす、各地に繁殖するってルートがあり、とうもろこしを鳥が食べるなら、別に宇宙からって飛躍しすぎでは?っと思ってしまいます
ちなみにトウモロコシはイネ科。つまり、野菜ではなく穀物です。トウモロコシは粒が皮で隠れていますが、穀物は通常「殻」に包まれています。お米も小麦もココは同じ。ただ、ちょっとトウモロコシの方が大きさがありますが、素人目で見ても、特に違和感、変な気はしない、実を落とさない事が謎と思えないという意見でした
仮説としては微妙な感じでしたが、お酒の席でのネタ!としてかなり盛り上がりました。宇宙っていうとロマンを感じますからね^^
人間はトウモロコシから出来てるとは?遺伝子が関係あるの?
お酒の席での話。トウモロコシが宇宙から偶然、飛来して来たってのは、結局、よくわからず。他にあった面白い内容が、人間はトウモロコシからできてる!という内容でした
むむむ!どこからやってきたのか実は分からないトウモロコシ。人間は、まさか、このトウモロコシからできているのか?という意見です
調べてみると、そんな訳もなく。ネットで噂になっていたのは、マヤ文明。マヤ文明の考え方、古い資料に「人間はトウモロコシからデキた」というような内容があり、要するに。神様がトウモロコシをもとにして、人間を作ったという逸話がある⇒科学的な根拠なしの話でした。
他には噂になった理由として「日本人の摂取食品分析:約40%がトウモロコシ」だったというお話があり、食べてるものの半分近くが実は、トウモロコシ=人間はトウモロコシからできていると噂になったのかと思われます
さて、今回はトウモロコシの話のネタになるお話と。宇宙飛来説を調査した結果です。てっきり、古代のトウモロコシの化石や種が発見され、タネに「宇宙にしかない物質がくっついていた!」というお話かと思いきや、全然ちがう内容で逆にびっくりしたという意見が多かったです
しかし、お酒の席でのネタなら、使える。なかなか面白い話だなと感心した人が多かったのも事実です。もしよかったら、話のネタに使ってくださいね(女子は全然、興味なく話に参加してなかったので、男性陣だけの飲み会のネタの方が良いかと^^)