うな丼や鰻重を食べるときに、うなぎの頭はどうしてる?食べれるの?といった疑問にお答えします。結論を言うと、鰻の頭は栄養が豊富、ミネラルを多く含み食べられます
【鰻の頭】うなぎの頭は食べれる?
うなぎの頭は関西では半助(はんすけ)と呼ばれ、昔から食べられています。東京の鰻は頭を切り落として蒸して焼くため、食べる機会が少ないですが、西日本の鰻屋は鰻の頭がついている事が多いです
うなぎの頭 | 食べれる? |
名前 | 半助(はんすけ) |
食べ方 | よく噛んで食べる |
鰻の蒲焼きは関東が蒸し焼き、静岡県の浜名湖付近から西側の地域が鰻は焼く調理法になります。蒸しただけでは、鰻の頭にある骨が食べにくく、関東方面では鰻の頭を食べません。
鰻が有名な浜松市から関西方面は鰻屋に行くと、頭まで付いていると立派で豪華な印象を持ちますが、関東の人は違和感があると思います
【鰻の頭】栄養はある?効果効能は?
鰻の頭の栄養はカルシウム、ビタミンB1・2等のミネラルが豊富です。健康によいとされる脂質DHA・EPAや目の疲れや粘膜の健康を保つレチノール、骨や歯を丈夫にするカルシウムといった栄養が含まれています
鰻の頭の栄養 | 効果効能 |
カルシウム | 骨や歯を丈夫にする |
ビタミンA | 免疫力を高める |
ビタミンB群 | 疲労回復の補助 |
ビタミンD | 骨や歯を丈夫にする |
ビタミンE | 細胞や血管の健康維持 |
DHA・EPA | オメガ3系脂肪酸 |
※鰻のビタミンAに『レチノール』が含まれています※
うなぎの頭は『骨』が多い
始めて鰻の頭を食べる時は骨に注意が必要です。うなぎの頭はカルシウムが豊富な分、小骨が多く、食べなれていないと食べにくいです。よく噛んで食べないと、頭の骨が砕けません、また、骨が喉に刺さったりします

国産、中国産に限らずスーパーの鰻は、特に頭に骨が多いです。フライパンで蒸して温めるとやっぱり頭が硬いから、食べずらいというのが本音ですが、グリルや炭火焼にする時は、頭も焼いて食べます。
うなぎの頭の食べ方:出汁
うなぎの頭の骨が硬くて食べれない方は、頭をとって鰻の蒲焼を食べると良いです。余った頭を煮ると栄養豊富な出汁ができます
材料 | 分量 |
鰻の頭(半助) | 2個 |
昆布出汁 | 100ml |
酒 | 20cc |
みりん | 20cc |
醤油 | 15cc |
鰻の頭を使った出汁のレシピは、鰻の頭2個を『昆布出汁100ml、酒20cc、みりん20cc、醤油15cc』と一緒に煮て冷ましたら完成です。うどんや蕎麦と合う味の出汁になります。