【うるう秒】過去の閏秒の一覧表!未来と過去の実施日(西暦と昭和・平成・令和)

【うるう秒】過去の閏秒の一覧表!未来と過去の実施日(西暦と昭和・平成・令和) 学ぶ
スポンサーリンク

閏秒(読み方:うるうびょう)を一覧表にまとめました。過去は和暦の昭和、平成から、未来の閏年は令和として早見表になっています

【現在・未来】うるう秒の一覧表!和暦:令和(2019年~)

令和が始まった2019年から、うるう秒の実施は行われていません。2025年7月1日が『うるう秒の導入予定』でしたが、2035年まで廃止と方針が決まった為です

しかし、前代未聞の事態が起こり、2029年迄に『マイナスうるう秒の実施』が検討されています

実施閏年(うるう秒)和暦(令和)
マイナスうるう秒2029年迄に実施を検討
廃止(見送り)2025年7月1日令和7年
2019年令和元年
令和時代の秒年一覧表

うるう秒調整によって起きるコンピューターやネットワークへの影響を加味して、国際度量衡総会(CGPM)が2025年まで『うるう秒』を廃止する方針としました

再検討中

2025年7月1日の『うるう秒の未実施』で話が完結する予定でしたが、残念な事に地球の自転速度が速くなている事が7月25日に判明しました

その結果、2029年までに『うるう秒』を実施して、1秒の時間をマイナスする可能性が提唱されています

うるう秒のマイナスとは?

うるう秒は誤差0.9秒以内の地球の自転速度と原子時計の時刻のずれを修正する作業です。過去の実施は『全て1秒を加算(プラスする)』という内容でしたが、『1秒を減算(マイナスする)』の必要性が検討されています

地球の自転速度は24時間で1周との認識ですが、正確には端数が存在ます。2025年7月10日は最も短い1日となり、24時間よりも1.38ミリ秒短かったと国際地球回転・基準系事業(IERS)と米海軍天文台が発表しました

その結果、1日の平均的な長さが短くなってきている事を踏まえ、マイナスうるう秒の実施が検討されることとなりました

【過去】うるう秒の一覧表!和暦:平成(1992年~2017年)

閏秒(うるう秒)和暦(平成)実施の日付内容
2017年平成29年1月1日1秒をプラス
2015年平成27年7月1日1秒をプラス
2012年平成24年7月1日1秒をプラス
2009年平成21年1月1日1秒をプラス
2006年平成18年1月1日1秒をプラス
1999年平成11年1月1日1秒をプラス
1996年平成8年1月1日1秒をプラス
1994年平成6年7月1日1秒をプラス
1993年平成5年7月1日1秒をプラス
1992年平成4年7月1日1秒をプラス
1991年平成3年1月1日1秒をプラス
1990年平成2年1月1日1秒をプラス
平成時代の閏秒一覧表

【過去】うるう秒の一覧表!和暦:昭和(1972年~1988年)

閏秒(うるう秒)和暦(昭和)実施の日付内容
1988年昭和63年1月1日1秒をプラス
1985年昭和60年7月1日1秒をプラス
1983年昭和58年7月1日1秒をプラス
1982年昭和57年7月1日1秒をプラス
1981年昭和56年7月1日1秒をプラス
1980年昭和55年1月1日1秒をプラス
1979年昭和54年1月1日1秒をプラス
1978年昭和53年1月1日1秒をプラス
1977年昭和52年1月1日1秒をプラス
1976年昭和51年1月1日1秒をプラス
1975年昭和50年1月1日1秒をプラス
1974年昭和49年1月1日1秒をプラス
1973年昭和48年1月1日1秒をプラス
1972年昭和47年7月1日1秒をプラス
昭和時代の閏秒一覧表(1972年~1988年)

昭和以前の大正や明治に『うるう秒』はありません。理由は『うるう秒の導入』は1972年、昭和47年が最初だからです

【よく似た言葉】閏秒と閏年と何が違う?

閏秒より有名な修正が閏年です。閏年とは地球の太陽公転から起きる時間のずれを修正するために、4年に1回、2月29日を作る事です。地球は太陽の周りを1年と約6時間で自転しながら公転する結果、4年間で合計24時間が狂ってしまいます

地球の太陽公転と約6時間の時間狂いの内容は、実は非常に難しいです。約6時間とは約5時間49分、端数の時間があり、シンプルな計算での説明が理解しにくいです

どうして、何故?閏年が4年に必要なのか、正確な理由に興味がある方は『うるう年はなぜ2月?』を読んでください。2月29日のレゾンデートル、2月月末である理由を簡単にわかりやすく説明しています

タイトルとURLをコピーしました