今年は2月に29日があります!と聞くと『なんの為に2月29日がある』のか、なぜ2月に閏年が作られるのか疑問を持った人向けにご説明をします
結論を述べると、4年に1回、2月に2月29日を作らないと冬と春の季節がずれるからです
【閏年】うるう年はなぜ2月?他の月ではダメなの?
うるう年は、冬と春の境目の日付が毎年、同じ付近の日付にする為に4年に1回、2月29日がある年です。
うるう年 | 4年に1回:2月29日を作る |
冬 | 最終日:節分の日 |
春 | 初日:立春(太陽黄経が315度の日) |
冬の最終日が節分、太陽黄経が315度になった日から春と季節が定義されており、1月は31日、3月は31日が既にあり、1日の多くできる月がありません
【閏年】なぜ?うるう年はあるの?
地球は太陽の周りを365日と6時間で1周を回ります。地球の公転は1年に6時間、4年で1日、暦がずれてしまう為、閏年を4年に1度、2月に作る必要があります
太陽黄経が315度の日 | 立春 |
地球の公転 | 365日と6時間 |
もしも、2月29日を作らない場合、太陽黄経が315度の日が1年に6時間ずれる事になります。6時間のズレを修正するために、4年に1回、1日(6時間×4年)増やすと、立春の日が大きくずれません
大半の年が、節分の日が2月3日、立春が2月4日です。ただし、稀に2月2日が節分、2月3日が立春となる年があります
地球の公転は、365日と6時間と記載しましたが、正確な時間は『365日と5.8128時間』、端数の数字分が閏年で調整ができないからです