ぼた餅と、おはぎの呼び方はどっちが正しいのか。ぼた餅とおはぎの違いと、名前の由来をご説明します
【材料】ぼた餅とおはぎの違いとは?
ぼた餅と、おはぎは同じ食べ物であり違いはありません。材料は餡子、もち米(うるち米)、砂糖、塩、水と違いはなく、製法に違いは特にありません
名前 | ぼた餅 | おはぎ |
餡子 | 450g | 450g |
もち米 | 2合 | 2合 |
砂糖 | 大さじ1 | 大さじ1 |
塩 | 少々 | 少々 |
水 | 360ml | 360ml |
ぼた餅とおはぎのレシピが上記。材料を見てわかる通り、違いはありません。結論を先に述べると、ぼた餅とおはぎに違いはなく『季節によって呼び名が異なる食べ物』です
【由来】ぼた餅は春と夏!おはぎは秋と冬の呼び方!
ぼた餅と、おはぎの違いは季節によって名前が変わる点です。春のお彼岸頃から夏までを『ぼた餅』と呼び、秋の春のお彼岸頃から冬の時期を『おはぎ』と呼びます
名前 | ぼた餅 | おはぎ |
季節 | 春・夏 | 秋・冬 |
地域 | 関西 | 関東 |
和漢三才図会(1972年の書物)によると、ぼた餅は牡丹の花が咲く春からが『ぼた餅(牡丹餅)』、おはぎ(御萩)は萩の花が咲く秋からの名称として定義されています
お彼岸(春・秋)
東京・横浜の関東は『おはぎ』、大阪・京都は『ぼた餅』が定着している為、言葉として使うときはどっちでも通じます。ただし、春のお彼岸の時だけ『ぼた餅』、秋のお彼岸は『おはぎ』の言葉を使った方が良いです
お彼岸とは、春分と秋分を軸とした7日間、先祖を供養し、墓参りをする時期です。春のお彼岸はちょうど牡丹(ぼたん)の花が咲く時期、秋は萩の花が咲き縁起が良いです。小豆(あずき)は古来より邪気を払う食べ物である事から、お供えする事が一般的です
季節以外に違いはある?