【エリザベス女王杯】2024年の出走予定馬!騎手・想定メンバー・参考レース

【エリザベス女王杯】2024年の出走予定馬!騎手・想定メンバー・参考レース トレンド
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第49回、エリザベス女王杯(2024年11月10日)のレース結果をご紹介します

2024年】エリザベス女王杯の出走予定馬(騎手・予想オッズ・前走)

2024年11月開催のエリザベス女王杯に出走予定の馬は、レガレイラやスタニングローズ等。前走府中牝馬Sからシンティレーション、モリアーナ、ハーパーが出馬を予定しています

出走予定馬性齢想定騎手予想オッズ前走着順
エリカヴィータ牝5藤岡佑介50-98.2倍L6着
キミノナハマリア牝4鮫島克駿25.2-29.3倍OP3着
コスタボニータ牝5松山弘平18.9-24.6倍府中牝馬11着
コンクシェル牝4岩田望来22.3-28.5倍府中牝馬9着
サリエラ牝5ムーア8.8-17.6倍オールカマー12着
シランケド牝4M.デムーロ8.5-11.0倍3勝1着
シンティレーション牝5マーカンド9.8-18.6倍府中牝馬2着
シンリョクカ牝4木幡初也10.5-13.7倍新潟記念1着
スタニングローズ牝5C.デムーロ6.5-8.1倍クイーンS6着
ハーパー牝4武豊14.0-24.2倍府中牝馬15着
ピースオブザライフ牝4団野大成38.1-81.6倍3勝1着
ホールネス牝4坂井瑠星4.8-6.0倍L1着
モリアーナ牝4岩田康成25.0-32倍府中牝馬8着
ライラック牝5石川裕紀人42.3-65.4倍府中牝馬13着
ルージュリナージュ牝5池添謙一22.334.8倍府中牝馬5着
レガレイラ牝3ルメール2.3-2.8倍ローズS5着
エリザベス女王杯2024年:出走予定馬の一覧

※優先出走権:外国馬、R106以上の上位5頭※

回避・次走情報!

回避:シランケド(次走:中日新聞杯)

エリザベス女王杯に出走する各馬の詳細を読む前に、今年特有の事情を先に頭に入れておきましょう。

【1】前年覇者ブレイディヴェーグ不在!?

エリザベス女王杯の前年優勝馬:ブレイディヴェーグ(牝馬4・美浦)は府中牝馬を勝利、優先出走権がありながら回避。ブレイディヴェーグの次走はジャパンカップ、香港ヴァーズ(予備登録:有)の予定。

前年、優勝馬のブレイディヴェーグはエリザベス女王杯に出走しない。C.ルメールがレガレイラに騎乗する為、騎手の使い分け、ジョッキー確保の問題が理由とされています

【2】引退馬が続出

エリザベス女王杯を有力視されたマスクトディーヴァが電撃引退。前年2着:ルージュエヴァイユは怪我の回復の目途がたたず、引退。

2024年のエリザベス女王杯は、本来出走する予定の牝馬が回避、引退が続出。再挑戦組はハーパー、ライラック、シンリョクカが予定、メンバー構成が波乱模様になっています

【3】エリザベス女王杯は『女子高の運動会』

エリ女は女子高の運動会と呼ばれます。普段大人しい性格なのに実は、厩舎の裏ボス。そんな女子馬が大暴れ、結果、男馬の前で成績が良い牝馬が沈みがち。特に3歳牝馬と古馬の初対戦となると、力関係が不明確、大波乱になりがちなG1です

エリザベス女王杯は牝馬限定GⅠ。牝馬戦は荒れるレースが多く、直近成績や当日オッズが参考にならない事も。女子ならではの目に見えない力関係、男子がいないから本気出す牝馬等。特有の事情が絡む為、ある程度、前走結果・オッズ、評価の『度外視』が必要です

【3歳世代】エリザベス女王杯の出走予定馬は?注目馬は?

エリザベス女王杯に3歳クラシック世代から出馬表明:有が、レガレイラ。牝馬初のホープフルステークスを制覇したレガレイラ(想定1番人気:予想オッズ2.3-2.6倍)が、エリザベス女王杯に出走予定です

次走:エリザベス女王杯の出走予定馬

馬名:レガレイラ(牝馬3歳:美浦)

格付け:G1馬(2歳限定)。主な成績:ホープフルステークス(G1・2000m)の優勝馬。2歳時に、同世代の牡馬を差し置いて牝馬初のホープフルS制覇を達成。

エリザベス女王杯回避、有力馬の引退がり、想定1番人気に持ち上げられているのがレガレイラ。牝馬初のホープフルS制覇以降、3歳牡馬と対戦(皐月賞:5着、日本ダービー:6着)。その後は、牝馬路線に戻り秋華賞出走をかけてローズステークスに参戦するも、結果は5着(0.4秒負け)。

1番人気となるようなら、多少、過剰人気。前走のロースSを1番人気1.4倍からの着外は絶対の信頼は禁物と多くの声があります

3歳クラシック世代がエリザベス女王杯に出走する場合、多くはローズS、秋華賞後です

レース名過去結果
ローズS(GⅢ)1-0-0-0
秋華賞(GⅠ)2-3-2-18
3歳組:エリザベス女王杯の過去結果

3歳世代からエリザベス女王杯に出走が多い秋華賞は、成績が2-3-2-18と差ほど悪くない数字。ローズSは、1-0-0-0と100%の複勝率ですが、サンプルが過去10年で1頭と稀な事例です。

事例:ブレイディヴェーグ

エリザベス女王杯(優勝):新馬戦を破れ、2歳重賞、王道のクラシック路線に進めず、3歳の6月から実力を発揮。遅れてきたヒロインと当時は呼ばれていました

唯一、ローズSからエリザベス女王杯を1勝をしているのが、前年の優勝馬のブレイディヴェーグ。ブレイディヴェーグと状況は違いますが、レガレイラは牝馬ながら『皐月賞、日本ダービー』に挑戦をしていました

レガレイラは『戦ってきた相手が違うから度外視』をするか、ルメールが乗るなら秋のGⅠは安心と近走の結果に目をつぶるか。取捨が悩ましい存在、軸に選びにくいけど『紐』に入れとく意見をよく聞きます

レガレイラを微妙と思う方は、ルメール以外の騎手が気になるはず。秋のGⅠになると、強力な助っ人外国人騎手が来日。クリスチャン.デムーロが2024年10月26日から12月25日までの短期免許の交付。有馬記念迄、日本にいます。

馬名:スタニングローズ(牝馬5歳:栗東)

主な成績:秋華賞(G1・芝・2000m)の2022年の優勝馬。近走は4連続、掲示板外。復活できるか、何か変わり身になる切欠が必要。

C.デムーロは、エリザベス女王杯にスタニングローズを騎乗と発表が有、変わり身に期待したくなります

【府中牝馬組】エリザベス女王杯の出走予定馬

府中牝馬1着、エリザベス女王杯の優先出走権を持つブレイディヴェーグ以外は、シンティレーション、モリアーナ、ハーパー等が出走予定馬です

前走:府中牝馬Sはエリザベス女王杯と最も好相性、成績は4-5-3-49。府中牝馬を連対してない牝馬ですら、0.3~0.6秒負けからの巻き返し事例:有(レインボーダリア、クロコスミア、ラッキーライラック等)です

馬名府中牝馬Sタイム差
回避:ブレイディヴェーグ1着0.3勝1:44.7
シンティレーション2着0.3負1:44.9
ルージュリナージュ5着0.5負1:45.2
モリアーナ8着0.8負1:45.5
コンクシェル9着0.8負1:45.5
コスタボニータ11着0.8負1:45.5
ライラック13着1.0負1:45.7
ハーパー15着2.1負1:46.8
府中牝馬:エリザベス女王杯の出走予定馬

残念ながら今年のエリザベス女王杯は府中牝馬7-8着付近の0.6秒負内は、シンティレーションとルージュリナージュしか該当馬がいません

穴馬は探さなければならないエリザベス女王杯・・・0.8負のモリアーナ、コンクシェル、コスタボニータ等と優劣を付ける必要:有ですね

次走:エリザベス女王杯の出走予定馬

馬名:シンティレーション(牝馬5歳:美浦)

府中牝馬2着。主な成績:2024年8月に3勝クラスを勝利、14戦(4-4-2-4)。府中牝馬は後方12番手から上がり最速32.8(ブレイディヴェーグと同率1位)の末脚が武器。

シンティレーションが想定4~5人なら、妙味薄になりますが、人気薄なら面白い。

これまでの成績からは想像しにくですが、経験則から、今回のエリザベス女王杯のメンバーの中で連対する馬のイメージに一番近い印象を持ちます

馬名:ルージュリナージュ(牝馬5歳:美浦)

府中牝馬5着。主な成績:2023年11月に3勝クラスを勝利、17戦(4-2-1-10)

馬名:モリアーナ(牝馬4歳:美浦)

府中牝馬8着。主な成績:紫苑S(GⅡ・芝・2000m)の優勝馬。騎手が横山典弘なら、ほとんど掲示板内、直近3走りは全て掲示板外。

馬名:コンクシェル(牝馬4歳:栗東)

府中牝馬9着。主な成績:中山牝馬(GⅢ・芝・1800m)の優勝馬(2024年)。府中牝馬を逃げて垂れ下がりました

エリザベス女王杯を逃げる可能性が最も高いのが、コンクシェル。昨年までは1800mの逃げ切りができたが、最近は1800mは少し長い印象。京都2200mを下り坂を使用して、前残り展開、かつ、逃げ残りできるかが鍵です

馬名:コスタボニータ(牝馬5歳:栗東)

府中牝馬11着。主な成績:福島牝馬(GⅢ・芝・1800m)の優勝馬、小倉記念2000m:2着、他。ローカル競馬場の成績が良し。

【リピーター】エリザベス女王杯の出走予定馬は?

2024年のエリザベス女王杯は混戦模様。決定打がない牝馬が多く、リピーターを探したくなります。過去にエリザベス女王杯へ出走した馬は、シンリョクカ、ハーパー、ライラックです

次走:エリザベス女王杯の出走予定馬

馬名:シンリョクカ(牝馬4歳:美浦)

エリザベス女王杯9着(2023年)。主な成績:GⅢ・新潟記念(2024年)の優勝馬。着外続きから脱却。

今年のG1は、ルメール騎手以外、優勝ジョッキーがバラバラです。木幡初也は未勝利、昨年のエリザベス女王杯がG1参戦3回目、今年こそ着順を上げたい

馬名:ハーパー(牝馬4歳:栗東)

エリザベス女王杯3着(2023年)。主な成績:オークス(G1・芝・2400m)の2着、秋華賞3着、他。

3歳の頃は成績が安定していたハーパー、前走、府中牝馬は直線で失速。先行馬の為、差し馬有利となると厳しい印象。当日のレース展開が鍵になりそうです

馬名:ライラック(牝馬5歳:美浦)

エリザベス女王杯4着(2023年)、2着(2022年)。主な成績:フェアリーS(GⅢ・芝・1600m)の優勝馬。中団からの差脚が伸びるかが鍵。

今回で3度目の出走になるライラック。脚質的に、どうしても展開頼りになる点は致し方ないです。しかし、エリザベス女王杯の成績だけ見ると、2着、4着と掲示板内、伏兵・穴馬として多少、妙味があるかもしれません

【その他】エリザベス女王杯の出走予定馬は?

エリザベス女王杯前に前走で一度、叩き本格始動を開始。メイチ仕上げで挑む可能性が高い馬が、サリエラ。伏兵、穴っぽい存在のサリエラが、エリザベス女王杯に出走予定(10/26日:出馬表明)です

サリエラって誰???

サリエラって長距離のダイヤモンドS(2着)や天皇賞・春(12着)に出てた馬でしょ?前走オールカマー(エリ女と同距離2200m)で12着に大敗、去年のエリザベス女王杯6着やん!と、悲観的に思いますよね

次走:エリザベス女王杯の出走予定馬

馬名:サリエラ(牝馬5歳:美浦)

格付け:OP馬。主な成績:白富士Sの優勝馬、GⅡ目黒記念:3着、GⅡローズS:2着、他。

サリエラは、無理だろ・・・と思った方は重要な事を忘れてますよ。

サリエラのお姉ちゃん、サラキアだからな?サロミナの娘は、遅咲の5歳秋から覚醒血統。2~3歳は重賞を2、3着とって、しばらく成績が振るわなくなる。5歳ごろから、目覚める妙な血筋って事を覚えておくと良いかと。

サラキア(牝5歳)府中牝馬エリザベス女王杯有馬記念
着順1着2着2着
人気:オッズ7人:20.2倍5人:12.3倍11人:74.9倍
サロミナの娘

サリエラの姉:サラキアは、府中牝馬を人気薄から勝利、エリザベス女王杯を0.1秒差負の2着。ラストランの有馬記念を低人気74倍から、当時の現役最強牝馬:クロノジェネシスを0.0差まで追いつめました

馬名:サリエラ(牝馬5歳:美浦)

サラキア(姉):エリザベス女王杯1着(2020年)、有馬記念2着(2020年)

サリオス(兄):皐月賞2着(2020年)、日本ダービー2着(2020年)

サラキアは最後方からの追い上げ、サリエラは先行粘りこみと脚質が違い過度な期待はよくありません。でも、もう1回言うけどサリエラのお姉ちゃん、サラキアだからな。あと、お兄ちゃんはサリオスだからな?サリエラが、不気味に思えたら紐で拾っておく方が良いでしょう

【次回開催】エリザベス女王杯の最新情報!

次回開催、エリザベス女王杯の最新情報がコチラ。エリザベス女王杯の日程、投票時間・締切、競馬場のチケット詳細なります

エリザベス女王杯:出走馬

エリザベス女王杯:日程(TV番組・ライブ配信)

エリザベス女王杯:入場券・指定席の入手方法

※尚、特定の馬、騎手、馬券を推奨する事が目的ではない点をご了承ください

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