フランス貴族の階級の種類、爵位の順番を紹介します。公・侯・伯・子・男爵の順番・表記・フランス語を一覧表にまとめました
【フランス貴族】爵位の階級一覧表(順番・爵位の名前・表記・フランス語)
順番 | 爵位 | 表記 | カタカナ |
1番目(上級) | 公爵 | duc | デュク |
2番目(上級) | 侯爵 | marquis | マルキス |
3番目(上級) | 伯爵 | comte | コント |
4番目(下級) | 子爵 | vicomte | ヴィコント |
5番目(下級) | 男爵 | Baron | バロン |
基本的なフランスの爵位は上位と下位の2階級です。伯爵が他国なら中級貴族の位置にいますが、上級の部類に分類されます
上記の表がフランス語をカタカナや私たちが認識しやすい表記にした一覧表です。男爵(Baron)以外は英語や英名にすると、若干、違った表記で記載されます
【大公の階級】ナポレオン2世が大公!他国ならどれくらい偉い?
大公とは公国なら王様クラス、他国なら公爵より上位の位です。しかし、他国の爵位は公爵と同じ漢字を書いて、公爵(Duke)と公爵(prince)があります
王位を継承した親族がデューク公爵、第二王子といったトップにならなかった親族家系が公爵(プリンス)です。フランスの場合、公爵(プリンス)と大公(prince:プリンス)が同列に並べられて翻訳されます
国名 | フランス | 他国 |
爵位 | 大公(prince:プリンス) | 公爵(prince:プリンス) |
一般的なヨーロッパの国は公爵が2種類。国が大きく、発展する過程にて公爵をDuke:デュークとPrince:プリンスが誕生します。フランスは、ナポレオン統治時代に大公の爵位が設けられました
ナポレオン・ボナパルト皇帝の長男、ナポレオン2世はフランス帝国の皇太子であり大公でした