フランス開催、凱旋門賞(G1)に出走した歴代の日本馬の成績、着順結果を一覧表にしました。日本馬が凱旋門賞を勝てない理由、なぜ、凱旋門賞に挑戦するのか。歴代の凱旋門賞に出走した日本馬の歴史をご紹介します
【凱旋門賞】日本馬の成績(歴代:1着・2着・3着)
凱旋門賞の日本馬の成績は、優勝が0回です。凱旋門賞で日本馬で2位に入ったのはオルフェーヴル(2012年、2013年)、ナカヤマフェスタ(2010年)、エルコンドルパサー(1999年)の3頭になります
凱旋門賞 | 着順 | 馬名 | 騎手 | 前走 |
2013年 | 2着 | オルフェーヴル | C.スミヨン | フォア賞:1着 |
2012年 | 2着 | オルフェーヴル | C.スミヨン | フォア賞:1着 |
2010年 | 2着 | ナカヤマフェスタ | 蛯名正義 | フォア賞:2着 |
1999年 | 2着 | エルコンドルパサー | 蛯名正義 | フォア賞:1着 |
日本馬の凱旋門賞制覇は、現在、達成されていません。凱旋門賞の最高着順は2着です。凱旋門賞を日本馬が勝てない理由は洋芝と馬場の違いが挙げられます
なぜ?日本馬は凱旋門賞を勝てない?
凱旋門賞 | 着順 | 馬名 | 騎手 | 前走 |
2023年 | 4着 | スルーセブンシーズ | C.ルメール | 宝塚記念:2着 |
2013年 | 4着 | キズナ | 武豊 | ニエル賞:1着 |
凱旋門賞の掲示板内、4・5着に健闘したのが、キズナ(4着:2013年)とスルーセブンシーズ(4着:2023年)です
2013年にオルフェーヴルが凱旋門賞を2着、キズナが4着になって以来、凱旋門賞の掲示板にのった馬は牝馬のスルーセブンシーズ。15頭立てと出走頭数が少なく、チャンス:有の年でしたが、スルーセブンシーズは宝塚記念でイクイノックスと0.0秒差に追い詰めた力を持っていました
【日本馬】凱旋門賞の成績一覧表(着順:1969年~現在)
凱旋門賞 | 着順 | 日本馬(馬名) | 騎手 |
2024年 | 12着 | シンエンペラー | 坂井瑠星 |
2023年 | 4着 | スルーセブンシーズ | C.ルメール |
2022年 | 11着 | タイトルホルダー | 横山和生 |
14着 | ステイフーリッシュ | C.ルメール | |
18着 | ディープボンド | 川田将雅 | |
19着 | ドウデュース | 武豊 | |
2021年 | 7着 | クロノジェネシス | O.マーフィー |
14着 | ディープボンド | M.バルザローナ | |
2020年 | 8着 | ディアドラ | J.スペンサー |
2019年 | 7着 | キセキ | C.スミヨン |
11着 | ブラストワンピース | 川田将雅 | |
12着 | フィエールマン | C.ルメール | |
2018年 | 17着 | クリンチャー | 武豊 |
2017年 | 15着 | サトノダイヤモンド | C.ルメール |
16着 | サトノノブレス | 川田将雅 | |
2016年 | 14着 | マカヒキ | C.ルメール |
2014年 | 6着 | ハープスター | 川田将雅 |
8着 | ジャスタウェイ | 福永祐一 | |
14着 | ゴールドシップ | 横山典弘 | |
2013年 | 2着 | オルフェーヴル | C.スミヨン |
4着 | キズナ | 武豊 | |
2012年 | 2着 | オルフェーヴル | C.スミヨン |
17着 | アヴェンティーノ | A.クラストゥス | |
2011年 | 10着 | ヒルノダムール | 藤田伸二 |
11着 | ナカヤマフェスタ | 蛯名正義 | |
2010年 | 2着 | ナカヤマフェスタ | 蛯名正義 |
7着 | ヴィクトワールピサ | 武豊 | |
2008年 | 10着 | メイショウサムソン | 武豊 |
2006年 | 失格 | ディープインパクト | 武豊 |
2004年 | 17着 | タップダンスシチー | 佐藤哲三 |
2002年 | 13着 | マンハッタンカフェ | 蛯名正義 |
1999年 | 2着 | エルコンドルパサー | 蛯名正義 |
1986年 | 14着 | シリウスシンボリ | M.フィリッペロン |
1972年 | 18着 | メジロムサシ | 野平祐二 |
1969年 | 10着 | スピードシンボリ | 野平祐二 |
凱旋門賞(G1)に出走した全ての日本馬の成績を一覧にした早見表が下記になります。挑戦した日本馬の凱旋門賞制覇!優勝馬を黄色、2着の連対馬を青色、3着に入着した馬を赤色に色付けをしました
日本馬:凱旋門賞の制覇
日本馬で凱旋門賞を勝ったことがある馬は0頭、1969年に初挑戦をして以来、過去1度も凱旋門賞を勝利した日本馬は存在しません
もしも、凱旋門賞に出ていれば勝ってた日本馬はイクイノックス。日本馬史上最高のレーティング135、芝・2000mの世界レコード(1分55秒2)を達成、2023年の世界最強馬と評価されました
ディープインパクトの失格理由
近代競馬の父、日本競馬最強クラスのディープインパクトは凱旋門賞を3着(2006年)となるも、禁止薬物(イプラトロピウム:日本では違法ではない)が検出。凱旋門賞の3着は、失格となりました
ディープインパクトの失格理由を簡潔に言うと、ドーピングをしたのではなく、イプラトロピウムが体の残っていた事が原因です。日本では違法ではない為、国内で競馬をしている以上、仕方のない事であったともいえます
【最新情報】凱旋門賞のレース概要(G1日程・出走予定馬)
次回開催、凱旋門賞の最新情報がコチラ。凱旋門賞の日程、投票時間・締切時刻、パリロンシャン競馬場の詳細になります
凱旋門賞:出走馬
凱旋門賞:開催日程と日本時間
※尚、特定の馬、騎手、馬券を推奨する事が目的ではない点をご了承ください