【ひな祭りの日】2026年3月3日は皆既月食!
令和8年、ひな祭りの日の2026年3月3日は皆既月食です。皆既月食とは満月が地球の影によって完全に覆われ、月が赤銅色に見える天体現象です

2026年 | ひな祭り | 皆既月食 |
日付 | 3月3日(火) | 3月3日(火) |
ひな祭りの日の夕方から日本全国で皆既月食が見られます
皆既月食とは?
皆既月食は満月の日に地球が月と太陽の間の位置に来ると、太陽の光が月に届かなくなります。月全体が地球の本影の中に入ると、真っ暗になると思われがちですが『赤銅色(赤色っぽく)』に見えます
赤い月は不吉?
皆既月食の日は月の色が赤銅色(赤色っぽく)なります。平安時代から明治時代まで皆既月食は不吉な出来事の象徴とされ、天皇陛下は御簾(現在:すだれ)を下げて光を遮断して生活をしなかればなりませんでした
昔話や古い言い伝えを『赤い月と不吉な兆し』にまとめました。科学が発展する前の時代の考え方になりますが、確かに、月が赤くなったら何かが起こる前兆と不安に思ってもしかたがありませんよね
【七夕の日】2028年7月7日も皆既月食!
令和10年、七夕の日の2028年7月7日は皆既月食です。七夕の日に月が赤くなる不思議な年が2028年です

2028年 | 七夕 | 皆既月食 |
日付 | 7月7日(金) | 7月7日(金) |
月が七夕に赤色になる夜を『赫夜(かぐや)』と言います。七夕の主役と言えば、織姫ですが、かぐや姫とも関連性が深いです
織姫の正体は『かぐや姫説』
中国由来の七夕伝説によると織姫は『仙女:西王母の孫』がモデルの人物です。織姫は西王母の娘が生んだ娘(外孫)とされ、竹取物語の『かぐや姫』のモデルではないかと仮説があります
仙女:西王母は不老不死の薬を所有していた話が唐物語に掲載されています。かぐや姫は月に帰る時に『不老不死の薬』を翁と帝に渡しますが、西王母の孫なら所持していてもおかしくないという考え方の仮説です
いずれにしても皆既月食は満月の日に、特別な条件が重なると発生する天文現象です。非常に珍しい出来事で、2026年3月3日に見逃すと次回は『2028年7月7日の七夕の日』まで待つしかありません