【なぜ】かぐや姫が月に帰った日が8月15日?現在の中秋の名月・十五夜の日!

【なぜ】かぐや姫が月に帰った日が8月15日?現在の中秋の名月・十五夜の日! 学ぶ
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竹取物語に登場する『かぐや姫』は、なぜ?8月15日に月へ帰ったとされるのか。かぐや姫が月に帰った日と理由をご紹介します。

【帰還】かぐや姫が月に帰った日はいつ?

かぐや姫の物語は最後に、月のかぐや姫が帰ります。かぐや姫が月に帰った日は旧暦の8月15日、現在の中秋の名月と呼ばれる十五夜の日です。竹取物語は作者不明、描かれた時代は平安時代とまで判明していますが、西暦の記載はありません

月に帰った日旧暦8月15日
出典竹取物語
かぐや姫が月に帰った日

旧暦8月15日は『中秋の名月』

旧暦8月15日とは、現在の中秋の名月、1年で最も綺麗な月が見れる日。秋の十五夜と呼ばれる日です。旧暦は現在の暦になおすと日付が毎年、異なります。その為、かぐや姫が月に帰った日は現在なら8月から9月前半頃の時期です

中秋の名月はお月様が綺麗な事で有名ですが、毎年、満月とは限りません。空にある月は、15日周期で新月と満月を繰り返しています。毎月、決まった日付が満月ではないからです

【何故】かぐや姫はなぜ?8月15日に月に帰った?

かぐや姫が8月15日に月に帰った理由は『かぐや姫が犯した罪の刑期を全うした為』と竹取物語に記載があります。竹取物語の原文に月の使者が『罪のかぎり果てぬれば、かく迎ふる』と発言をしています

結論は、かぐや姫に課せられた罪の刑期は約20年。刑期を終える日が旧暦8月15日であったからです

竹取物語:罪のかぎり果てぬれば、かく迎ふる

かぐや姫は、罪をつくり給へりければ、かくいやしきおのれがもとに、しばし、おはしつるなり。罪のかぎり果てぬれば、かく迎ふるを。

原文を現代語に直訳すると『かぐや姫は、月で犯した罪を償う為に、翁(地球人)のところに、しばらく置く事にした。流刑の刑期を全うしたから月から迎えに来た』となります

どういうこと?

竹取物語は平安初期頃に描かれたファンタジー小説と考えると理解しやすい内容です。世界観の設定は『かぐや姫は月の都からやってきた宇宙人』であり、月で何かの犯罪を犯した為、罰として地球に送られたという内容が物語の真相です

もう少し、詳しく竹取物語を知りたい方は『正体:かぐや姫の宇宙人説とは?』を拝見してください

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