仕事を辞めた後、中途退職した年に確定申告が必要なのか。必要な人は何が必要な書類となるかをご紹介します
【中途退職後】仕事を辞めた人で確定申告が必要な人は?
仕事を辞めた人で確定申告が必要な人は、12月までに再就職をせず無職状態であった方が確定申告が必要。再就職をした場合、次の会社に源泉徴収票を提出すると年末調整を行って頂ける為、確定申告の必要がありません
仕事を辞めた人 | 確定申告が必要な人 |
無職状態 | 必要 |
再就職をした人 | 不要 |
一般的に会社が年末調整を行う為、就職をすると確定申告をする必要がなくなります。再就職をすると入社時に『前職の源泉徴収票を提出』するのは、あなたに代わって会社が所得を2社分まとめて申告をするからです
逆を言うと、仕事を辞めて無職となった年は、年末調整が行われない為、自分で確定申告をする事になります
【必要書類】中途退職の人の確定申告のやり方は?
中途退職後に無職、再就職をしていない人の確定申告は簡単。確定申告に必要な書類は、前職の源泉徴収票、保険料控除証明書、マイナンバーカードを確定申告会場へ持参、もしくはe-Taxを使って申告をするだけです
確定申告に必要な書類 | 入手方法は? |
給与所得者の源泉徴収票 | 退職時にもらう白い紙 |
保険料控除証明書 | 控除がある場合 |
マイナンバーカード | 申請が必要 |
初心者用に必要書類を説明すると、源泉徴収票は仕事を辞めた時にもらう『支給額の書かれた白い紙』、保険料控除証明書は『生命保険等の会社から届くハガキ』の事です
上記の3点があれば、簡単に確定申告をする事ができます。確定申告のやり方は、e-Taxを使うのが一般的ですが、翌年、就職をするつもりなら、今回は確定申告会場へ向かい、職員さんに手伝ってもらいながら申告する事が一番楽です
書類さえそろっていたら、スマホから『源泉徴収票、保険料控除証明書に書かれた金額を入力』して確定申告が完了します。個人事業主や副業がない場合は、数字と自分の連絡先等を入力するだけで確定申告ができます
【対象期間】確定申告の売上・経費の締めはいつからいつまで?
確定申告をする収入、所得の期間は1月1日~12月31日までの1年間が対象です。仕事を辞め、個人事業主となった人や収入がある方は、領収書、請求書をまとめて、e-Taxや確定申告会場、税務署へ持ち込み申告が必要です
12月31日の日付で締め、翌年2月中旬から確定申告をします。しかし、年をまたぐ売上の入金や支払は今年、それとも、来年の確定申告で提出となるのか。そんな疑問を持った方はコチラをご確認ください
確定申告の売掛金、買掛金の対象期間を初心者用に『確定申告:いつからいつまでの収入?』で説明をしています
【申告期限】確定申告の開始と締め切り日はいつ?
確定申告は毎年、提出期限が有。今年の確定申告はいつから提出が可となるか、また、締切の最終日がいつなのか。確定申告の申告期限の詳細が『e-Taxの確定申告期間はいつからいつまで?』です
確定申告はe-Taxを使うと24時間、パソコンとスマホで書類の作成が可。確定申告作成コーナーの申告期限を確認しましょう
【提出方法】確定申告のやり方がわからない時は?
確定申告コーナーのマニュアルを読んだけど、全く確定申告のやり方がわからない。パソコン、スマホからe-Taxしたいけど、中途退職用の操作説明の意味が理解できず、困った時に検討する内容が下記です
確定申告 | やり方 |
【1】 | 自分でe-Taxで申告 |
【2】 | 確定申告会場に持参する |
【3】最終手段 | 税理士に依頼する |
確定申告のやり方は、【1】自分でe-Taxで申告、【2】資料をまとめ確定申告会場に持参する、【3】税理士に依頼するの3つの方法です
スマホ、パソコンを使って確定申告したいけど。結局、私には無理だと思ったら、まずは【2】確定申告会場に持参すると職員の方が操作方法を教えてくれながら手伝ってくれます
税理士に確定申告を依頼する時の注意点は1月を過ぎると、税理士の先生は仕事が毎年、忙しく『うちはもう新規の受付は間に合わない』と言われる事があります。早めに先生を探すか、なんとか請け負っていただける税理士を探しましょう