洗濯物を外干し、ベランダに干したら、洗濯物に1mmくらいの大きさの虫の卵があった。その卵が何の卵が正体を暴露します
卵を発見したらすぐに潰してはいけません。なぜなら、その卵は臭い虫、カメムシの卵だからです!
番号 | 記事を読むと解決する悩み |
【1】 | 洗濯物の卵の正体が知りたい |
【2】 | 卵の色は白、緑、茶、黒い? |
【3】 | 洗濯物の卵の取り方を教えて! |
【4】 | 卵がついた理由を教えて! |
【5】 | 自分でできる対策方法は? |
※一部:この記事はカメムシの卵の写真があります
今回の洗濯物の茶色や白い卵の正体に目を通すと、【1】~【5】の悩みが解決します
先に卵の正体から暴露すると、カメムシの卵です。カメムシの卵はカラーバリエーションが多く、洗濯物に卵が何色であっても、まず、カメムシ臭いと疑いましょう
【卵の色】カメムシの卵とは?色が変わる変化の卵!
冒頭に、洗濯物についた虫の卵はカメムシだと説明しました。卵の色が白色、黄緑色、茶色、黒い卵だろうと関係なく、カメムシの卵です
カメムシは寒さに弱く、ポカポカしたベランダが居心地が良い場所。カメムシは『白い色に集まる習性』を持っています
洗濯物にあった卵は『白のTシャツ』
『仕事用のYシャツ』や『タオル』とかではないでしょうか?
それか、もふもふな洋服やカーペット、ブランケットとか!
もしそうだったら、カメムシの卵で確定です
※写真:クサギカメムシの卵
日本に生息する主なカメムシは、チャバネアオカメムシやツヤアオカメムシ、クサギカメムシ。他に、ホオズキカメムシやキマダラカメムシ等が存在しますが、基本的にカメムシの種類の違いではないです
【卵の孵化時期】カメムシはいつ頃に孵化する?
カメムシの卵の色と時期を説明すると、カメムシの卵は最初は白色、次に黄緑色。生まれる間近いなると、茶色から黒色になります
カメムシの卵 | 解説 | 時期 |
白色 | 産みたて | 5月~8月 |
黄緑色 | 孵化準備中 | 5月~8月 |
茶色 | まもなく誕生 | 5月~8月 |
黒色 | 誕生間近 | 5月~8月 |
備考 | 1~2週間で誕生 | 5月~8月 |
結論を言うと、カメムシの卵は生まれる頃合いによって色が変わる変化の卵。洗濯物に多ければ10個~20個がまとまってあったら、カメムシの卵以外の可能性は低いです
色はタイミングによって様々だけど
1mmくらいの下記のような卵が洗濯物に付着していたのではないでしょうか
※写真:チャバネアオカメムシの卵
コチラがチャバネアオカメムシの卵です。少し茶色っぽい色をしていますよね
白色でないから、放置すると・・・1週間くらいだな。幼虫が誕生します
※ホオズキカメムシの卵
鬼灯カメムシは普通に茶色ですが
カメムシの卵の色と時期を表右に記載しました箇所、備考欄をよく見てください!
白色や緑色の卵なら、すぐに生まれてきませんが、茶色や黒い卵が洗濯物にあったら『カメムシがすぐ誕生』しますよ!鬼灯と違って、黒い卵は、もうすぐ孵化します
カメムシは4月~5月に交尾をして、5月~8月頃に卵を産み付けます。卵は1~2週間で幼虫が誕生、そして1か月後には成虫になっています
洗濯物についた卵の正体は、カメムシの卵だとわかったけど・・・どうしたらいいの?触ったら危ないとか、つぶれたら臭いかもと心配がありますよね
洗濯物のカメムシの卵の取り方は?
洗濯物の付着したカメムシの卵は、手で触るのが気持ち悪いと思います。そのため、粘着テープやガムテープをそっと張って包んで捨てましょう
卵の色によりますが、発見してから2週間内で孵化、幼虫が誕生しますので早めに捨てましょう
内容 | 駆除の仕方 |
【1】 | 洗濯物のカメムシの卵 |
対策 | ガムテープで取る |
初めて発見した時は、ガムテープを使った駆除がオススメです。しかし、カメムシの卵を見たら、当然、近くにカメムシが存在する事になります
次回から、カメムシに卵を産み付けされないようにホームセンターへ向かいましょう
成虫のカメムシが嫌いな『カメムシ避け』、もしくは『ミントスプレー』をベランダや網戸あたりに、吹きかけておくと寄ってきません
なぜ?洗濯物にカメムシの卵が付着したの?理由と原因を教えて!
カメムシが洗濯物に卵を産む理由の1つ目は、ベランダや洗濯物を干す場所が快適だからです。カメムシは寒さに弱く、15℃以下になると活動が鈍くなり、気温10℃前後の11月~12月に冬眠をします
春に冬眠(庭と家の中を解説!冬眠中のカメムシの住処:カメムシの冬眠場所)から目覚めて活動を開始したカメムシは、ポカポカ温かい場所、特に白い家や白い洗濯物に集まり産卵をします
対策方法は、成虫のカメムシをベランダに近づけないこと。カメムシが嫌いなスプレーが王道のカメムシ対策になります
内容 | カメムシが集まる樹木や植物 |
【1】 | スギ、ヒノキ |
【2】 | クズ(植物) |
【3】 | 桜の木、梅の木 |
【4】 | 桃の木、梨の木、ブドウの木 |
【5】 | ナス、唐辛子(家庭菜園) |
今度の対策として、自分の住む近くに上記の樹木や植物があるかを知っておきましょう
特にクズは日本の何処にでもある植物です。以前は、葛餅の材料に使われガッツリ刈り取っていましたが、今の和菓子の葛餅は、ジャガイモのデンプンで作る用になりました
その結果、山や林にクズ群が多く、カメムシの餌が豊富になりました。近くの山や家の周りにクズがあるなら、処分しましょう
また、家庭菜園のナス、唐辛子が意外と好きです。家庭菜園してる方は、みんなカメムシ避けグッツを使ってるので、自分だけしてないと、カメムシが集まってきます
周りに住む方が対策をすると、自分もしないと、逆にカメムシの餌食になります
そして、近年は全国各地でカメムシが大発生する時代に突入しました
以前はカメムシは数百匹が発生する事は10年に1度のことでしたが、もう毎年、カメムシは大量発生(本年度:カメムシ大量発生が発令されていると都道府県、カメムシ大量発生の原因と理由)する地域が多くなってきています
8~10階のマンション住まいの方のベランダですら、カメムシが寄り付く時代です
今まで大量発生しなかった日本の全国都道府県や近くの県の情報を見ておくと良いでしょう。関東なら千葉や埼玉、東京の都心に大発生する事もあります