きんぴらを作りすぎて余った!平日のおかずに作り置きして冷凍したい!
お昼のお弁当用に、きんぴらを冷凍する方法と日持ちする保管期間を使う食材・具材を含めて、詳しく解説します
金平と1口に言っても、人参、ごぼう、れんこん、ピーマンと食材は豊富ですから、冷凍できる!冷凍できないの?と分からない事にばっちりお答えします。作り置きやお弁当用の不安もコレで解消です
基本的な「きんぴら」の冷凍保存の方法は?
【1】きんぴらを作る
【2】粗熱が冷めるのを待つ
【3】ジップロック・フリーザーバックを使う
【4】空気をよく抜いて1食分ごとに保存
【1】から【4】の手順が基本的な「きんぴらの冷凍保存」の方法です。作ったきんぴらを粗熱が冷めてから、ジップ付き保存袋に入れ冷凍するという流れです
この方法の注意点は「熱がある→水分が発生」と「空気がある→冷凍焼けしやすい」と課題があり、この2つをクリアする事で、日持ちする保存期間に違いがでてきます。熱無し、空気なしが一番の理想です
きんぴらの冷凍保存と日持ち目安:消費期限と賞味期限は?
きんぴら(人参、ごぼう、れんこん、ピーマン等)は、冷凍で『2週間~1ヵ月』が保存の目安、食べる時を考えて1食分ごとに、小分けして保存をしましょう
- きんぴらの冷凍保存:2~4週間が目安
- 空気あり:2週間
- 空気なし:4週間
ジップ付きの保存袋でしっかり密封して保管。手作りであっても消費期限・賞味期限は、この方法で「冷凍きんぴら」を作る場合は約1か月の日持ち期間があります。長期保存ができる、できないかは「空気のあり、なし」が大きなポイントになり、空気:あり→冷凍焼けがある→2週間が冷凍の目途です
ココまでに、きんぴらの基本的な冷凍保存のやり方をしっかり説明しました。もう少し、詳しく!食材的に本当に冷凍して大丈夫?お弁当用はどれくらいが冷凍の目安なの?と、応用編の冷凍保存です
冷凍できる「きんぴら」の野菜は、人参、ごぼう、れんこん、ピーマン!
きんぴら | 調理する前 | |
ごぼう | OK | 1ヵ月可 |
人参 | OK | 1ヵ月可 |
れんこん | OK | 1ヵ月可 |
ピーマン | OK | 1ヵ月可 |
きんぴらによく使う野菜、ゴボウや人参はそもそも冷凍できるの?という疑問をお持ちの方向けに、調理前の野菜と、きんぴらにした時に「冷凍できる食材」を一覧にして早見表にしました
一覧の見方は「表の右:調理する前の野菜が冷凍できる一般的な期間」、「表の真ん中:きんぴらにして冷凍できるのか」、ココをまとめました
たとえば、ゴボウなら調理する前の状態で1ヵ月可な野菜であり、きんぴらを作った後でも「基本の冷凍保存の方法で最大1ヵ月」は、冷凍できるよ!こんな風に、この表を参考に見てもらえればと思います
冷凍できない「きんぴら」の食材・野菜は?コンニャク注意!ちくわは?
きんぴら | 調理する前 | |
こんにゃく | × | 1ヵ月可 |
ちくわ | △ | 1ヵ月可 |
きんぴらを冷凍する時に、この食材に注意!という冷凍をおすすめしない食材が「×:こんにゃく」「△:ちくわ」の2つです
こんにゃくは、冷凍自体がNGではありませんが、冷凍すると繊維が崩れ「食感がスカスカ、ゴムっぽい」と、まずくなってしまう事が多発します。アク抜き後のコンニャクは、通常、炒め物にしますが、その時の食感が好きではない方が大勢います
こういった理由から、作ってしまった「きんぴら+こんにゃく」は冷凍をおすすめしていません。冷凍するとしても「冷凍したコンニャク→きんぴらを作る」⇒この作り方で当日に食べてしまう方がベストです
子供・男子にめちゃくちゃ好評の「ちくわ、ピーマン+人参のきんぴら」ってレシピあります。作り置きで人気のメニューですよね
ちくわといった練り物は冷凍はダメじゃありませんが、ちくわのきんぴらは冷凍を△としています。特に食感が極端に悪くなる印象はないですが、みんなが好きなメニューです。出来れば、美味しく頂きたいという観点から冷凍より冷蔵保管で期限内に食べる。作り置きなら冷蔵保管が推奨のメニューです
きんぴらをお弁当用に冷凍!おかずカップを活用!
【1】粗熱が冷めてから、おかずカップに入れる
【2】全体をラップする
【3】冷凍期間:推奨は2週間以内
きんぴらは「おかずカップ→冷凍」とこの方法でお弁当のおかずになります。冷凍期間は2週間が推奨(デキれば!1週間以内)で、キンピラは凍ったままお弁当に入れます。カチカチに冷凍されていても1~3時間でお昼の時間に丁度、自然解凍されています
この活用方法は「お弁当を車の中に忘れない事」が重要です。夏の車の中は「40~50度」になり、この温度は、10分~15分で菌が大繁殖を始める温度です。凍ったキンピラがある程度、保冷効果を持つといっても、車内の高温には耐えられません