【お盆】仏教が関係ない!仏教と神道のどっち?なぜ?先祖の霊が帰ってくる?

【お盆】仏教が関係ない!仏教と神道のどっち?なぜ?先祖の霊が帰ってくる? 学ぶ
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お盆にご先祖様の霊や魂が帰ってくる話と、仏教、神道の関係性を説明します

【起源】お盆の由来は?仏教と関係ない?

お盆の由来は仏教の盂蘭盆会(うらぼんえ)が起源です。しかし、仏教の経典や伝承にお盆に先祖の霊が帰ってくる内容はなく、魂とお盆の話は仏教と関連がないです

先祖の霊がお盆に帰ってくる考え方は神道や民間に伝わる風習、祖霊信仰との融合と考えられています

お盆の起源仏教神道
由来盂蘭盆会無関係
先祖の霊無関係迎え火
お盆の由来

日本のお盆の由来は、仏教、神道、様々な信仰が混ざり合って現在の形となりました。お盆の始まりは仏教の盂蘭盆会、お盆にご先祖の霊が帰ってくる話は神道の迎え火や民間宗教と関連があり、要素が混ざり合っています

仏教:盂蘭盆会 (うらぼんえ)とは?

お盆の由来である仏教の盂蘭盆会とは、釈迦の弟子:目連(もくれん)は自身の母が餓鬼道で『逆さ吊りの刑』となり飢えに苦しむ姿を助けるために旧盆に供養した内容です

目連が母が死後の世界(餓鬼道)にて、逆さ吊りとなる様子を釈迦に相談したところ、釈迦は『餓鬼道で苦しむ全ての人の為に供養を行うが良い』とアドバイスをした物語です

お盆の語源仏教サンスクリット語
関連項目盂蘭盆会Ullambana
読み方うらぼんえウランバナ
お盆の語源

供養祭を行ったのが盂蘭盆会がお盆と関係する内容になります。お盆をサンスクリット語にすると『ウランバナ(Ullambana)』、盂蘭盆会 (うらぼんえ)が発音違いとされ語源が由来しています

また、ウランバナはサンスクリット語の『逆さ吊り』の意味を持ち合わせ、盂蘭盆会とより深い関係値といえます

神道:迎え火

神道とは、仏教のように経典はなく、昔話がほとんど残っていません。仏教の浄土真宗等は迎え火を行いませんが、神道には魂や霊の供養として、迎え火や送り火といった方法が伝わっています

また、古くから祖霊信仰の風習が残っている地域等の事が、神道や仏教に影響を及ぼして、現在のお盆が成立したとされます

ご先祖様の霊はどこに帰ってくる?

先祖の霊が帰ってくるとの考えから、お盆にお墓参りが多くの地域で行われます。先祖の霊や魂は『墓に戻る説』と『位牌に帰って来る説』の2種類があります

魂は墓に戻る説の地域にお住まいの方は、お盆にお墓参りをする風習が根強く残っています。反対に、位牌に帰って来る説の地域は、仏壇の前にお供え物を用意する事が多いです

【お盆】お墓参りの時期はいつからいつまで?

お盆にお墓参りをするなら、迎え盆から送り盆までの間です。今年のお墓参りの予定と縁起の良い日、行くとダメな日をまとめました

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