定番のローストチキンは砂糖や蜂蜜入りで甘ダレが多く、あっさりした味のローストチキンが食べたくなりますよね
今回は、塩味!塩コショウのみのローストチキンの作り方とレシピを紹介します。鶏もも肉、チキンレッグなど!応用ができるように塩とローストチキンの黄金比の分量を活用して頂けると幸いです
ローストチキンは何の肉?鶏肉と塩の分量の割合を解説!
ローストチキンの肉は骨付き鶏もも肉、チキンレッグや鶏もも肉のどちらを使っても作る事ができます
塩味⇒塩コショウのみのローストチキンを作るときは、骨のありなしで塩の分量をどのくらいにしたらいいのか。適量とレシピ本に書いてあってもわかりずらいですよね
ローストチキンの鶏肉 | 鶏肉の量 | 塩の分量 | 黄金比率 |
骨付き肉 | 骨:50g 肉:250g | 2.5g | 鶏肉の分量の1% |
鶏もも肉 | 肉:250g | 2.5g | 鶏肉の分量の1% |
上記に鶏肉と塩の分量の黄金比率と味付けをまとめました
骨付き肉であるチキンレッグは骨を入れて1本300gが普通の重さです。骨の重さを差し引くと食べる部分の鶏肉は1本250gとなり、一般的に鶏もも肉200gと同じグラム数になります
塩の分量がわからない時は、鶏肉の重さをはかり『肉のグラム数の1%の塩』が黄金比率になります。チキンレッグが350gなら、食べる部分が300gになり『塩:3g』が適量という事になります
では、鶏肉と塩の分量の比率を説明しましたので、ココからは『骨付き鶏もも肉』を例といしてレシピを説明します
塩味のローストチキンのレシピ!オーブンの作り方を解説!
オーブンを使った塩味のローストチキンは、骨付き鶏もも肉を下ごしらえしてから『★の調味料:塩、コショウ』をお肉にすりこみます。保存袋へ入れてもみ混み半日以上を漬け込んだら味付けが完成します
材料 | 分量 | その他 |
骨付き鶏もも肉 | 2本 | 1本:300g (可食部:250g) |
★塩 | 小さじ1 | 5g |
★黒コショウ | 小さじ1/2 | 1g |
☆オリーブ油 | 大さじ1 | – |
塩味で作る!塩コショウのみのローストチキンの味付けは『骨付き鶏もも肉:2本』に対し『塩:黒コショウ=2:1の割合』となり、『塩:小さじ1、黒コショウ:小さじ1/2』の分量が黄金比です。
【1】★調味料をボウルで合わせる
【2】鶏もも肉:皮をフォークで刺す
※購入した骨付き鶏もも肉の下処理が未処理の商品は次項の『下処理の方法』をご参考にしてくださいませ。下処理:有の骨付き鶏肉の方が火が通りやすく、ジューシー&ふっくらした食感になります
※骨付き鶏もも肉はつけ根から骨の両脇部分までに切り目を入れ、皮をフォークで穴をあけておくと味がはやくなじみます
【3】塩、黒コショウをすりこむ
塩、黒こしょうを満遍なく鶏もも肉の部分にすりこみます
【4】★の調味料の満遍なくすりこむ
※漬け込みする時はジップロック袋:軽くタレを揉みこみします
【5】保存袋:冷蔵庫で半日以上を漬け込みする
【6】オーブン:予熱200℃
【7】天板:クッキングシートを敷く
※骨付きの鶏もも肉の皮が上になるように並べます
【8】オーブン:200℃⇒30分~35分
200℃のオーブンで30~35分でローストチキンが出来上がります。10分ごとに、オーブンを開けて『オリーブオイルを皮に塗る』と皮がパリパリになります
【9】竹串を刺す:透明な脂がじゅわっとでたら完成
ちゃんと火が通っているかの確認は『竹串を刺す⇒透明の脂』が肉からジュワっとでたらOKです
逆に、ピンク色の肉汁だった時は火がまだ通っていません
上記の【1】~【9】が、オーブンを使った塩味のローストチキンの作り方になります
塩味の重要点は【5】の漬け込み時間です。塩コショウのみを肉にもみ込みした直後では味が全然なじんでいません。半日以上を漬け込みしましょう
前日や前もって作り置きしたい方は『レシピの分量』と一緒に『前日から一晩』漬け込みする事ができます
30分漬け込むだけでも十分味がよくなじみますが、漬け込みなしの方が『肉のうま味がしっかりする』、『漬け込みありは、肉まで味がしみ込む』という違いがあります。
具体的なローストチキンの作り置きは次項目の『下味冷凍』の箇所で解説しますね
アレンジ | 分量 |
レモン汁 | 大さじ1 |
また、塩味だけでは味付けが薄すぎないかと不安な方は『レモン汁:大さじ1』をプラスすると、さっぱりした味になります
ローストチキンのオーブンの温度と時間は何分?パリパリになる方法は?
ローストチキン用の骨付き鶏もも肉は、1本が約300g、可食部は250gです。骨付き鶏もも肉は2本から3本まで、鶏もも肉なら200gを2~3枚までオーブンは200℃の温度で合計30分から35分で焼きあがります
ローストチキン | 温度・時間 |
余熱 | 200℃ |
【1】1回目 | 200℃:10分 |
【2】オリーブ油 | 刷毛で皮にオリーブ油をぬる |
【3】2回目 | 200℃:10分 |
【4】オリーブ油 | 刷毛で皮にオリーブ油をぬる |
【5】3回目 | 200℃:10分~15分 |
オーブンを使った塩味のローストチキンの作り方の手順【5】~【7】のオーブンの温度と時間をもう少し詳しく説明します
ローストチキンをオーブンで焼くときのコツは温度と時間の目安はありますが、最も重要なことは『10分ごとに、オリーブ油を鶏皮にぬりなおしすること』です
ローストチキンは余熱200度からそのまま200度の温度で30分から35分がオーブン焼きにする時間の目安です。合計、2回のオリーブオイルのぬりなおしすると表面の皮がパリパリになります
ローストチキンを焼くオーブンの温度や時間がわからない方は上記を参考にしてくださいね
ローストチキン⇒チキンレッグ!骨付き鶏もも肉の下処理の方法は?
スーパーやお肉屋さんの骨付き鶏もも肉、チキンレッグは、下処理済みで販売されていない商品がたまにあります。骨付き鶏もも肉は下処理:有だと、肉に火が通りやすく柔らかくなり、下味がしみ込みやすくなります
【骨付き鶏もも肉の下処理】
【1】キッチンペーパーで水気を拭き取る
【2】余分な脂を取り除く
【3】つけ根から骨の両脇に切り目を入れる
皮目を下にして骨にそって切り目を入れます。足先以外の骨が見える感じになったら切り込みは完了です
足先までしパカっと開いた切り目があると、煮ても焼いても先端まで火が通りやすく、しっかりとした焼き目になります
下味冷凍⇒ローストチキンの保存方法+日持ちの目安はどれぐらい?
今回紹介した塩味ローストチキンのレシピは、解凍した骨付き鶏もも肉をオーブンでその日に焼いて作る方法ですが下味冷凍で作り置きする事ができます
下味冷凍する時は『レシピ表:★調味料』をジップロック(袋)にいてれ冷凍保存です
ローストチキン | ジップ付き袋 (空気:多い) | ジップ付き袋 (空気:少ない) |
冷凍保存 | 2週間 | 1か月 |
ローストチキン用の骨付きもも肉やチキンレッグは、下味をつけて冷凍保存ができます。
誕生日やクリスマス前に作り置きをして、当日に解凍すると夕飯の時短になります
塩味のローストチキンを下味冷凍する時は『冷凍2週間~1ヵ月』が日持ちする目安になります
賞味期限は、保管中の空気の入り具合を加味すると『冷凍焼け対策:2週間以内、しっかり密封で1か月』です
【1】レシピ表:★調味料をよく混ぜる
【2】ジップロック(袋)に入れる
【3】軽く骨付き鶏もも肉をもみほぐす
【4】袋内の空気をよく抜く
【5】冷凍保存する
塩味のローストチキンを冷凍保存する時は『保存袋、ジップ付き』を使い上記の【1】から【5】の手順で冷凍保存をします
そのまま冷凍しても良いですが、『金属製、アルミ製などのバット』で急速冷凍した方が味が「冷凍中に肉の旨味を逃さず、旨味が凝縮された味」になります
下味冷凍⇒塩味のローストチキンを解凍する方法は?
ローストチキンの下味冷凍の解凍方法は、常温で自然解凍ではなく「冷蔵庫で自然解凍」もしくは「電子レンジの解凍モード」のどちらかがです。それでは、この2つの方法の解凍方法を紹介しますね
ローストチキン (下味冷凍) | 冷蔵庫 自然解凍 | 電子レンジ |
解凍方法 | 6~8時間 | 解凍モード |
解凍中の放置 (冷蔵庫) | 2日以内 | – |
冷凍したローストチキンを解凍する方法は「前日から冷蔵庫で自然解凍」が、簡単な解凍方法です
食べたい日の朝、出勤前などに、冷蔵庫移動させたら夕方にはちょうど良く、解凍できてきます
朝が忙しい方は、前日の夜8~9時でも問題なく、少し味が濃い目になる感じです
冷蔵庫で自然解凍中に作り忘れてしまった!ローストチキンの自然解凍後は『冷蔵庫内:2日以内』なら保管ができます
すぐに、ローストチキンを解凍したい方は電子レンジの解凍モード⇒お使いの電子レンジの解凍時間で可です。ただし、電子レンジを使う場合は「水気」が出る事も多いので、焼く前に、キッチンペーパーで軽く水気をふき取ってくださいね
常温でも自然解凍できなくありませんが、誤って長時間放置と失敗のする原因になりますので基本的にはおすすめしていません
冷凍ローストチキンの流水解凍の方法を紹介!
流水解凍は電子レンジより安全なイメージも強く、流水の方が美味しくできるのでは?と思う方いると思います。流水解凍は水の力と温度を利用して、20~30分で冷凍した鶏肉は解凍できます
しかし、流水解凍とは「調理済みの食品」の解凍の方が適しており、今回、紹介する下味冷凍の作り方は調理前の状態です
流水解凍がダメではありませんが、味と食感が変わりやすいと思ってくださいね
ローストチキンが余ったら?次の日や翌日までの保存方法を教えて!
ローストチキンが余ったら骨を外して冷蔵庫に保管する方が傷みにくく日持ちします
誕生日やクリスマスの夕飯にローストチキンが余ってしまったら、骨と肉をばらして肉だけ保存しましょう
ローストチキン | 日持ち目安 (春・秋・冬) |
常温保管 | 当日中 |
冷蔵保管 | 3日以内 |
冷凍保存 | 2週間~1ヵ月 |
ローストチキンは骨から食べられる鶏肉(もも肉)だけを冷蔵庫保管ができます。冷蔵の目安は3日以内と短く、長く保存したい方はジップロック(袋)で冷凍保存です
ローストチキンはお値段が高く、お店で買うと結構な値段をします。また、せっかく手作りしたローストチキンは次の日や翌日に美味しく復活!温めなおしのポイントがあります。
ローストチキンの保存の仕方と温め直しのコツなど!賢い保存方法と食べ方を上記で説明しています。具体的な方法やテクニックをよかったら参考にしてくださいね
塩味以外⇒クリスマス用のローストチキンの人気レシピを紹介!
クリスマスと言えば骨付き肉やローストチキン、照り焼き味の鶏肉が人気のレシピですよね。今回紹介した塩味、塩コショウのみのローストチキン以外のその他、冬の誕生日の晩御飯のメイン、クリスマス用の魚や豚肉のおすすめレシピを紹介中です
良かったら夕飯の一品の参考にしてくださいね
オーブンとやり方は違いますが、フライパンを使って簡単にローストチキンの皮をパリパリにする方法があります
鶏肉の皮がぐにゃっとするとお悩みの方は、オーブンで皮がパリパリになる作り方が参考になります!
彼氏が喜ぶクリスマスディナーの一品に、レモンとローズマリーのおしゃれなローストチキンはいかがでしょうか。きっと素敵なクリスマスディナーになることでしょう
クリスマスのローストチキンを骨なしの鶏肉で作りたい方は、こちらです。子供が小学校低学年や幼稚園児だと、チキンレッグが大きすぎて1本を食べきれない事や後かたずけの骨がない方が良い時がありますよね
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クリスマスに食べたい料理の代表格のローストチキンをもっと美味しく柔らかく。楽しいクリスマスになる素敵なレシピが満載です
今回は、誕生日やクリスマスに食べたくなるローストチキンの作り方を紹介しました。
シンプルな塩味、塩コショウのみが好きな人におすすめの味付けです。プロが作る絶品のローストチキンを簡単にレシピ通りに再現できるようになっています
塩コショウのみのシンプルなローストチキンですが、照り焼きやこってりした定番の味付けに負けないあっさり美味しい味付けになります