【七五三】なぜ?11月15日にする?11月以外や12月でも大丈夫?

【七五三】なぜ?11月15日にする?11月以外や12月でも大丈夫? 暮らし
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七五三のお祝いやお参りはなぜ?11月15日にするのか。由来や起源、有力説をご紹介します

【七五三】なぜ?11月15日?意味や由来は?

七五三を11月15日に行う理由は『徳川綱吉が体の弱い徳松の為に、11月15日に健康祈願した日』が有力説です。11月15日は鬼宿日であり『鬼(病気)が宿(やど)にいる為、病気になりにくい』と考えられたからです

【七五三】なぜ?11月15日にする?11月以外や12月でも大丈夫?

徳川綱吉の息子、徳松は幼い頃から体が弱く、5歳の袴着の儀式の時に『健康面が心配』されていました。親である綱吉は健やかに育つことを願い『鬼宿日に健康祈願』をする事にしました

綱吉が息子の七五三に盛り込んだ健康祈願の日が11月15日です

七五三とは、平安時代から続く3歳は髪置、5歳は袴着、7歳は帯解きの儀式は由来です。これらの儀式は宮中貴族のお祝い事でしたが、江戸時代から庶民に浸透し始めたとされます

江戸時代の鬼の正体は『病気』

日本の昔話や物語に登場する鬼は、病気がモデルです。1900年以降まで、ウイルスは発見されておらず、目に見えない生物が人間の体を病気にするといった考え方が浸透していませんでした。当然ながら江戸時代では『なぜ?風邪を引くのか』や『病気の原因』はわかっておらず、鬼が原因で人間は体調を壊すとされていました

鬼宿日以外の理由は?

鬼宿日以外、11月15日が七五三であるの理由は『3+5+7』が『15』であること。11を漢字にすると『十一』、十一を元にできた漢字が『士(もののふ:武士)』です

これらの全てを加えると、11月15日が武士の子供のお祝いに相応しい日取りになります

【七五三】11月以外や12月でも大丈夫?

七五三は11月15日が最良の日ですが、現在では前後1カ月の10月15日から12月15日の間に行う事が一般的です。11月15日は予約がとれず『11月以外や12月でも大丈夫?』との心配は、起源や由来からすると問題ありません

七五三:仏滅や友引はダメ?

また、七五三は六曜の『大安、友引、先勝、先負、赤口、仏滅』と関連性がありません。暦カレンダーを見て、七五三参りをする予定日が仏滅であってもダメじゃありません

七五三と六曜、神社の神道と寺の仏教の関連性は上記で確認ができます。縁起やまつわる事柄が心配な方は拝見してみてください

それでもやっぱり縁起が気になる!

その話を理解した上で『それでも縁起が気になる方向け』に、本年度の10月15日~12月15日までの期間に七五三参りをすると良い日がコチラです

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