キリスト教(カトリック)の諸聖人の日、万聖節とハロウィンとは何をする日か、保育園や幼稚園の子供向けの由来、歴史的な元ネタを含めて違いご紹介します
諸聖人の日の前夜祭とは?
諸聖人の日とはキリスト教のカトリック信者にとっての全ての聖人を記念する日です。諸聖人の日が11月1日に対して、前日の10月31日に行われる前夜祭がハロウィンになります

日付 | キリスト教のお祭り |
10月31日 | ハロウィン |
11月1日 | 諸聖人の日(万聖節) |
11月2日 | 万霊節 |
毎年、11月1日が諸聖人の日です。諸聖人の日は別名:万聖節(ばんせいせつ)と呼ばれ、翌日が万霊節(ばんれいせつ)です
万聖節と万霊節
11月1日の万聖節とは、全ての聖人や殉職者を記念する日であり、有名な聖人は聖ペテロや聖フランシスコといった歴史上の人物が対象者です
日付 | 記念日の名前 | 意味 |
11月1日 | 万聖節(ばんせいせつ) | 全ての聖人と殉職者を記念する日 |
11月2日 | 万霊節(ばんれいせつ) | 全ての死者の霊を祀る日 |
万霊節は『全ての死者の霊を祀る日』であり、聖人や殉職者以外を含む違いがあります。簡潔に述べると『カトリックにとって重要人物』と『一般の人たち』の霊を分類し、お祈りをする日を分けているという認識で問題ないです
諸聖人の日の前夜祭とは?子供向けの簡単説明!
諸聖人の日の前夜祭とは、諸聖人の日が11月1日、前夜祭が前の日にするお祭りという意味です。保育園や幼稚園児の子供に分かりやすく、簡単に教えると、11月1日の1日前、10月31日がハロウィンの日になります
万聖節とハロウィンの違いは?
万聖節とハロウィンの違いは日付と元となる由来と発祥です。万聖節(諸聖人の日)はキリスト教のカトリックが信じる歴史上の出来事や聖書に登場する聖人が由来です
日付 | 記念日の名前 | 由来 |
10月31日 | ハロウィン | ケルト民族 |
11月1日 | 万聖節 | キリスト教(カトリック) |
簡潔に結論を述べると、ハロウィンはケルト民族のお祭り、万聖節はキリスト教の祝祭です。起源となる民族と、宗教の違いです
ハロウィンはケルト民族由来
ハロウィンはヨーロッパ大陸にいたケルト民族(現在のアイルランド、スコットランド等)の秋の収穫祭と死者が現世に戻る日が起源です。ハロウィンがキリスト教と関連があるのは、アメリカ大陸発見後にヨーロッパ人が文化を持ち込んだためです