今回は、酢ごぼうを電子レンジで作る方法を紹介します。ごぼうは電子レンジで何分の加熱でできる?といった初歩的な疑問から、レンジで作る時の失敗しないポイントを詳しく説明します。
酢ごぼうの電子レンジのレシピ!米酢・砂糖・薄口醤油の分量を紹介!
電子レンジ用の酢ごぼうは、ごぼう1本に『酢:100cc、砂糖:大さじ1、薄口醤油:小さじ1』が漬け込み液になり、『白すりごま:大さじ2』が適量の分量になります
白すりごまは、プチプチっとして香ばしい食感がお好きな方は『炒りごま:大さじ2』で代用しましょう
材料・調味料 | 分量 | 備考 |
ごぼう | 1本 (200g) | – |
白すりごま | 大さじ2 | ※炒りごま:代用可 |
★酢 (穀物酢:米酢) | 100cc (1/2カップ) | – |
★砂糖 | 大さじ1 | |
★薄口醤油 | 小さじ1 | – |
上記が、電子レンジで簡単にできる!酢ごぼうのレシピ分量をまとめた早見表なります
電子レンジを使って、酢ごぼうを作る時は大量ではなく、ごぼう200g(約1本分)が作りやすい分量です。
電子レンジ用のレシピ分量を紹介しましたので、次は具体的な作り方になります。電子レンジの酢ごぼうは『ごぼうのアク抜き』がポイント、普段、ごぼうを水だけで漬けている方も、酢を使う必要があります
酢ごぼうの簡単な作り方と紹介!柔らかくなる基本テクニックとは?
電子レンジで簡単におせちを作るシリーズ⇒簡単レンジdeレシピの『酢ごぼうの作り方』になります
電子レンジで、たたきごぼうを作る時は『アク抜きに酢水』を使いましょう。
ごぼうを鍋で茹でる時は、水に浸して十分に『えぐみ』が取れますが、電子レンジ加熱では『えぐみが強く』残りがちです
ごぼうのえぐみ成分のシュウ酸は熱より『水に溶けやすい性質』だから、どうしてもレンジの時は失敗しがち。最初にやるべきことは、酢水の箇所【4】をしっかりとやりましょう
【酢ごぼうの作り方:簡単テクニック】
【1】ごぼう:タワシで洗う
ゴボウについている土を水で洗った後、タワシで軽く皮を軽くこすります
ゴボウは皮に栄養と香りが多くある為、強くこすりすぎりると出来上がった酢ごぼうの風味がなくなってしまいます
タワシでゴボウをこする時は『弱め』、包丁で皮を落とす時も『軽く薄く』に抑えるのがおすすめです
【2】ごぼうをカットする
洗った次は、ごぼうを5cm幅の大きさにカットします
ごぼう | 切り方 | 幅 |
太いゴボウ | 縦:1/4カット | 5cm |
細いゴボウ | 縦:1/2カット | 5cm |
大きく太いごぼうは『縦:1/4カット』、小さく細いごぼうは『縦:1/2カット』が丁度よい大きさです
【3】ごぼうを叩く
ごぼうを叩く方は、縦切りした後に1本ずつ叩きます。ゴボウは叩いた方が調味料が馴染みやすくなりますが、最近の品種は叩かなくても柔らかいゴボウが多いです
【4】ごぼうの『あく抜き』をする
ごぼうはシュウ酸が多い野菜であり、えぐみを取る必要があります。ゴボウは切ってから長く放置すると『色が茶色に変色』をしますので、酢水につけて、同時にアク抜きをしましょう
ごぼうの切り方 | 時間 | 目安 |
ごぼう (縦切り:5cm幅) | 3分 | 水:1リットル 酢:大さじ1 |
ごぼう (縦切り:5cm幅) | 5分 | 水:適量 |
ごぼう (さかがき) | 3分 | 水:1リットル 酢:小さじ2/3 |
ごぼう (さかがき) | 5分 | 水:適量 |
※詳しくゴボウの下ごしらえを知りたい方は上記を参考にしてくだいませ
ごぼうのアク抜きは鍋で作る時は水、酢水のどちらでも構いませんが、電子レンジで作る時は、上記の『あく抜き時間』を目安にしましょう。酢水に10分以上つけると、白くなりすぎてしまう為、適度な時間にしましょう
【5】★の調味料で漬け込み液を作る
【6】ごぼうの水をよく切る
【7】電子レンジ:600W:4分+余熱1分
酢ごぼう用のゴボウは、よく水を切ってから耐熱皿にのせて『ふんわりラップ』をします
ごぼうは電子レンジで何分を加熱すべきか。レンジの時間は、お好みの食感によって使い分けます
食感 | 時間目安 |
硬め | 600W:3分 |
柔らかい | 600W:4分+余熱1分 |
普通の食感のゴボウに歯ごたえがある硬さなら、600Wのレンジで3分です。酢ごぼうを柔らかくする!柔らかい酢ごぼうがお好きな方は『600W:レンジ4分』と、そのまま余熱で1分ほどおいてくださいね
【8】ポリ袋に入れる
【9】熱いうちに★漬け込み液と合える
茹でたゴボウはザルにあげて、水気をよく切ります。ごぼうを柔らかく、しっかり味が馴染むように『熱いうちに酢ごぼうの漬け込み液』と合わせます
【10】2時間:冷蔵庫で冷やして漬ける
上記の【1】~【10】が、電子レンジで作る酢ごぼうの簡単な作り方になります
酢ごぼうはレンジの何分?とレンジ加熱の時間は『硬めの食感:3分』、『やわらかい食感:4分と余熱1分』を目安にしましょう
今回の作り方はポリ袋に入れて漬け込みする為、そのまま冷蔵庫に保管ができます。おせち料理用として管理も楽ですよね
たたきごぼうを作ったけど『ごぼうが硬い』とお悩みの方は【8】を実践しましょう
『熱いうちに漬け込み液と合えること』が、酢ごぼうを柔らかくする方法です。ザルにゴボウをあげてから長時間放置せずに、温かいまま衣を合えましょう
作ってから2~3時間を冷蔵庫の中で漬けると、味がゴボウになじみやすくなります。
酢ごぼうが余ったら?次の日や翌日の作り置きの保存の仕方は?
酢ごぼうが余ったら、作り置きの冷蔵庫保管ができます。作り置きの冷蔵目安は5日以内ですが、ごぼうを『切り方:さかがきにして作った時は、4日以内』です
ごぼうの切り方によって、ちょっとだけ日持ちする期間が短いと思ってくださいね
保存方法 | 可否 | 縦切り:5cc幅 | さかがき |
常温 | ▲ | 数時間 | 数時間 |
冷蔵庫保管 | 可:◎ | 3~5日 | 3~4日 |
冷凍保存 (タッパー保管) | 可:〇 | 2週間 | 2週間 |
冷凍保存 (保存袋) | 可:◎ | 1ヵ月 | 1ヵ月 |
作った酢ごぼうは、冷凍できるのか。お正月を過ぎてからも、酢ごぼうを食べたい方は冷凍保存で長期保管ができます。たたきごぼうの冷凍方法と柔らかく解凍するテクニック、お弁当用に冷凍したい方は上記で詳細を解説中です
さて、今回は、電子レンジを使った酢ごぼうの作り方を紹介しました
酢ごぼうはレンジで3分が丁度いいレンジ加熱の時間ですが、食感を柔らかくしたい方はレンジ:4分、余熱:1分でレンジに入れたままにした後の方がお好みの酢ごぼうになります
アク抜きなしでレンジで酢ごぼうを作りたいですが、ごぼうはえぐみが強く、レンジの時は酢水につける必要があります。ゴボウのえぐみはシュウ酸であり、熱より水に溶けるタイプの成分です
シュウ酸は一定量ならトイレで体の外に排出されますが、あまりシュウ酸を体にためすぎると尿路結石になる事があります。ですから、シュウ酸を抜く事ができるアク抜きをフル活用しましょう