本当は怖い七夕の由来を都市伝説と起源となった七夕伝説から引用してご紹介します
七夕の怖い由来 | 怖い理由 |
【1】風習 | 鬼灯は流産リスクが高まる |
【2】七夕伝説 | 彦星の異常な恋愛行動 |
【3】そうめん | 供養と熱病を鎮める事が目的 |
七夕の怖い由来は【1】鬼灯(ほおずき)を食べると流産リスクが高まる、【2】織姫の服を盗み結婚にこぎつけた彦星の異常な恋愛行動(牛郎織女)、【3】そうめんを食べる理由が供養と熱病(流行病)を鎮める事が目的の3点です
【怖い七夕の由来】鬼灯(ほおずき)には毒がある
七夕の風習の発祥の国、古代中国では七夕節に女性が鬼灯(ほおずき)を食べる風習がありました。七夕の怖い由来の1つ目は『鬼灯の毒による赤ちゃんの流産』です

七夕の怖い由来 | 鬼灯(ほおずき)を食べると? |
食用の鬼灯 | 毒性:無 |
観賞用の鬼灯 | 毒性:有(アルカロイド) |
食用の鬼灯は毒性がなく、ビタミンA、ビタミンC、鉄分が豊富。美肌効果、生活習慣病の予防、脳機能改善など、様々な健康効果が期待できるとされます
観賞用の鬼灯は『毒』がある
しかし、鬼灯は観賞用と食用があり、観賞用の鬼灯は中毒性のあるアルカロイドが含まれ『下痢や腹痛の原因』となります。
また、観賞用の鬼灯を大量に食べると流産リスクが高まると現代の医学で判明しています。鬼灯を女性に食べさせる風習から、当時は七夕の後に流産をする女性が多く、子供が亡くなってしまう悲惨な出来事が存在したとされます
【怖い七夕の由来】彦星の異常な恋愛行動が怖すぎる
七夕の起源の牛郎織女(ぎゅうろうしょくじょ)に登場する彦星のポジションの人物の異常な恋愛行動が怖い由来の2つ目です
牛郎織女の物語を読むと、彦星が織姫にした事はストーカー行為、異常な恋愛行動であり非常に怖い内容です。織姫の服を盗み、服がなくこまった織姫に服を与え、最終的に結婚をします
七夕の怖い由来 | 牛郎織女 | 今の社会で言うと? |
異常な彦星 | 牛郎(彦星) | ストーカー |
可哀そうな織姫 | 織女(織姫) | ストーカーの被害者 |
牛郎織女に登場する彦星(牛郎:じゅうぎょう)は、織姫の母(王母娘娘:おうぼにゃんにゃん)に『七夕の日に、緑色の服を着た女性が妻となる』と告知を受け、牽牛郎は川に向かいます
牛郎織女のストーリーは?
【1】織姫:川で水浴びをする
【2】彦星:水浴び中に織姫の服を盗む
【3】織姫:服がなくなって困る
【4】彦星:服を織姫にプレゼントする
【5】織姫:紳士な彦星と結婚をする
牛郎織女の話の内容を簡単に解説すると、上記の【1】から【5】になります。現在社会に生きる方が牛郎織女の牛郎(彦星)の行動を見ると『【2】と【4】の行動がストーカー行為』だとわかりなす。
恋愛と結婚に対する異常な行動を怖い話だと思う事が当然、現在ではありえない内容だと言えます
【怖い七夕の由来】七夕の食べ物は死んだ子供の供養が目的!
七夕の怖い由来の3つ目は、食べ物の『索餅(素麺の原型の食べ物)』です。七夕に、そうめんを食べる理由は七夕の時期に流行した熱病(疫病)によって亡くなった帝の子供を供養する事が始まりです
古代中国の言い伝えに、七夕の時期に熱病が流行した事が記されています。その際に、帝(王様)の子供が熱病によって命を落とします。その後、熱病が各地でおさまらず、子供が好きであった『索餅(さくべい)』をお供えしたしたところ、流行病がおさまったとされます
簡潔に述べると、七夕とはお葬式の日であり、流行病が人類に猛威をふるった日です。この点を知ると、七夕がロマンチックな日と言えず、むしろ、怖い出来事が由来しているとご理解して頂けるかと思います

索餅(さくべい)とはどんな食べ物?
そうめんの原型となった食べ物は『索餅(さくべい)』と呼ばれる小麦粉と米粉をねじって揚げたお菓子です
七夕の食べ物 | 語源の由来 |
索餅 | さくべい |
索麺 | さくめん |
素麺 | そうめん |
索餅とは、手延べそうめんの原型の食べ物です。日本に中国から伝わった後に改良され、『索麺(さくめん)』と呼ばれます。そして、現在の『素麺(そうめん)』になりました
【七夕の本当の意味】七夕とは健康祈願をお祈りする日!
七夕の本当の意味は、熱病といった疫病、流行病を鎮める為に『索餅(さくべい)』をお供する行事です。七夕は織姫と彦星が会えるロマンチックな日、短冊にお願い事を描く行事と思いがちですが、本来の七夕の姿は健康祈願と病気を追い払う願いをする日になります
今年の七夕はいつ?もっと由来を教えて!
七夕のもっと詳しい由来や歴史、関連する出来事を上記にまとめました。興味がわいたら拝見してください