芥川賞と直木賞を受賞者は何故?懐中時計が授与されるのか。理由をご説明します
【理由】芥川賞と直木賞に懐中時計が授与される理由とは?
芥川賞と直木賞の正賞は懐中時計、副賞が賞金です。芥川龍之介が懐中時計をこよなく愛した事が由来の1つ目です。2つ目が『お金に困った場合に売っても価値が下がらない物』として懐中時計を贈る事になっています
| 懐中時計 | 理由 |
| 【1】 | 芥川龍之介がこよなく愛した |
| 【2】 | 生活苦の防止 |
物書きや作家は、売れるまで生活が厳しく、その後もお金に困るケースが多々あります。芥川賞と直木賞が創設された際に、有望な作家が生活苦に陥らないように『質屋に売却しても価値のある物を贈る(生活苦の防止)』とした事が、懐中時計が正賞である理由です
初回の賞金は500円
1935年に芥川賞と直木賞が創設当初の賞金は500円でした。1930年代の500円とは、大学卒業者の初任給が50円の時代です。500円の価値は、10か月分の生活費程度と決して高い賞金ではありませんでした
| 副賞 | 賞金 |
| 芥川賞 | 100万円(現在) |
| 直木賞 | 100万円(現在) |
このような事情から、賞金よりも懐中時計が重宝されていたと言えます。尚、芥川賞、直木賞の賞金額は現在、増額されています。
【値段】芥川賞と直木賞の懐中時計を売るといくら?
2025年に芥川賞の受賞者本人がメルカリへ懐中時計を出品した事例があります。芥川賞の懐中時計は844万円にて価格が提示されました
当時、芥川賞の記念品を売却する事が揶揄されました。しかし、芥川賞・直木賞の懐中時計は『各賞のルール上、質屋に売却しても問題ない点』からメルカリでの販売(本人が販売する場合)は何も問題はありません
そもそも、作家の生活苦の防止を理由に贈呈される正賞が懐中時計です。本来の意味や創設者たちの意図に反していない行動になります





















