【過去20年】日本ダービーの過去データと傾向！人気別の結果・枠順・勝ち馬・騎手

日本ダービーの2004年～2023年の過去20年間の結果を集計した傾向になります。尚、当サイトの情報は、東京優駿の特定の有力馬と応援、馬券購入などを推奨する内容でない点、ご理解くださいませ

【歴代勝ち馬】ダービー馬の過去20年データ！レース結果と成績一覧！

日本ダービーの馬場状態、タイム（上り3ハロン）、歴代勝ち馬（勝利騎手）、馬齢、所属、人気、オッズ、脚質の過去20年データになります

歴代のダービー馬が勢ぞろい、そして、日本ダービーの成績を早見表で確認することができます

日本ダービー：2020年が無観客競馬の件を除き、直近20年間に距離変更と開催場所に変更はありません。東京優駿は東京競馬場、距離2400m（左回り）にて行われています

※タイム：【R】マークは歴代のレコードタイムを意味します

※上り3ハロン：緑文字（1位）、青文字（2位）、赤文字（3位）、色なしは4位以下

※脚質：出走頭数と馬の過去の脚質を加味しますが、基本的に逃（1番手）、番手（2番手）、先行（3～6番手）、中団（7～12番手）、後方（13番手以下）と定義しています

【馬場】日本ダービーの過去20年データ！馬場・天気・トラックバイアスの傾向

日本ダービーの馬場状態（良、稍重、重、不良）と天気（晴、曇、小雨、雨）の過去20年データを集計した一覧表になります

※馬場：良＜稍重＜重＜不良の順番で『含水量』が多い状態になります

過去20年の日本ダービーは、良馬場が17回、重以上が2回。日本ダービーは良馬場にて開催される年が多い傾向になります

【所属別成績】日本ダービーの過去20年データ！勝ち馬の脚質（逃・先行・差し・後方）

過去20年の日本ダービーの勝ち馬は関西馬の栗東が16頭、関東馬の美浦所属が4頭になり栗東が優勢な傾向があります

過去20年の日本ダービーの馬齢は、全頭3歳になります。ダービーは一生に一度しか出走できず、4歳以上の参加は認められません

日本ダービーは3歳牡馬用のクラシック路線ですが、牝馬が出走できない訳ではありません

7、8年に1頭ほど、牝馬が日本ダービーへ挑戦しますが、直近20年ではウオッカ1頭のみが1着（64年ぶりの牝馬によるダービー制覇）、他の牝馬はすべて5着以下に敗退しています

もしも、牝馬が日本ダービーへ出走する事があれば、表：右の阪神JFのタイムと上り3ハロンを参考にしてください

ウオッカの2007年の時代は『まだ高速競馬の時代ではない』にも関わらず、1:33.1のタイムです。サトノレイナスがダービー5着ですが、タイムはウオッカと同じでも『走りやすくなった競馬場で出した1:33.1』である事を忘れてはいけません

距離、競馬場が違い単純比較は安易ですが、それでも、牝馬のダービー制覇は最低でも『阪神JFを1:33.1より好タイムである事』、そして、上り3Fは1位である事が条件と言えます

直近20年の日本ダービーの勝利ジョッキーは、引退した福永氏を除き、武豊の3回が最多の優勝回数となっております

※内枠：1～2枠、中枠：4～6枠、外枠：7～8枠になります

※脚質：逃（1番手）、番手（2番手）、先行（3～6番手）、中団（7～12番手）、後方（13番手以下）と定義しています。一部、過去の走法から後方を差しに換算する事がある点、ご了承ください

日本ダービーの過去20年の勝ち馬、優勝馬の枠と脚質を早見表にしました。優勝馬以外の枠順別成績、脚質別成績が知りたい方は、次項目にて説明します

【枠順別成績】日本ダービーの過去20年データ（枠順・馬番号の傾向）

日本ダービーの枠順別成績の過去20年データを集計した一覧表になります。枠順別成績の見方は勝率は単勝、連対率は馬連と馬単、複勝率は3連複、3連単に入着するかの参考になる数字です

※色：枠順別の騎手の帽子、ヘルメットの色を表しています

過去20年の日本ダービーを枠順別に成績を算出すると、勝利回数が多いのが白帽子の1枠、勝率がたわ枠と比較して極端に高いです

反対に、4枠の馬の着の連対回数が多いにも関わらず、優勝回数が少なく勝ちきれていない事が枠順で気になる点になります

【人気別成績】日本ダービーの過去20年データ（人気・オッズの傾向）

日本ダービーの人気別成績の過去20年データを集計した一覧表になります。人気別とオッズ別成績の見方は勝率は単勝、連対率は馬連と馬単、複勝率は3連複、3連単に入着するかの参考になる数字です

日本ダービーの優勝回数、勝率が高いのが1番人気と3番人気です。人気通りの馬が勝利する事が多い中、人気はあるけど『少し不安要素がある』という3番人気馬の逆襲があると言えます

また、特に目につく点は『6～9番人気』の伏兵が10回、3着に入着しています。約2年に1回は6番人気以下の伏兵が台頭すると言え、上位の人気3頭で決着する年の方が少ない結果となっています

1～5番人気の単勝オッズが9.9倍以下を『人気の馬』と呼び、9.9倍以下の馬を『伏兵』と呼ぶのが競馬用語の一般論になります。人気別だけでは日本ダービーの本質が分かりにくい為、オッズ別の成績を算出しました

日本ダービーの馬の消去や絞り込みに、人気別だけでは決められない方は、上記のオッズ別成績を参考にしましょう

日本ダービーは1番人気の勝利回数が多いと説明しました。穴党の方に残念な情報ですが、具体的にオッズを見ると『2.9倍以下』の回数が多く、特に1倍台の1番人気の複勝率の高さから『1倍台の超人気の1番人気』を無理に嫌うことが良くないと言えます

しかし、勝つのは人気の上位の馬のどれかだと言っても、伏兵の3着こそ『穴党の方の出番』です。過去10年、日本ダービーの3着は『20.0～49.9倍：5頭』、『50倍以上：4頭』がいます

1倍台の1番人気の馬が出現すると『15倍以下の馬が迷彩となり穴馬を見逃すこと』がありますよね。15倍以下の馬がダービーを勝利する事は難易度が高いけど、3着なら高い割合で入着している点に注目しましょう

シンプルに日本ダービーの人気別成績の結論を述べると『優勝馬は本命派の人の意見』の正解率が高く、3着の伏兵は『穴党の人の意見』が参考になると言えます

【脚質別成績】日本ダービーの過去20年データ（逃げ・先行・差し・後方の傾向）

日本ダービーの脚質別成績の過去20年データを集計した一覧表になります。日本ダービーは逃げ馬が有利なのか、先行する馬が抜け出すのか。差し馬が台頭するレースなのかの判断に参考になるのが脚質データになります

日本ダービーの勝ち馬の脚質は、先行9頭、差し馬が8頭、後方が3頭になります

脚質からの注目点は『逃げ馬が0勝』という事です。当日、逃げる馬は勝てない事が20年以上、続いています。東京2400mは最後の直線が長く、逃げきれないと言えますが『逃げ馬の複勝率』は、さほど変わらない点に着目してください

20頭ほどしかいない逃げ馬より、先行、差し馬の方が出走頭数が多いです。逃げる馬が分かっているなら、たくさんいる差し馬から好走しそうな馬を探すより『逃げ馬を紐』に検討すべきでしょう

さて、今回は、日本ダービー（GⅠ）の過去20年データ（2004年～2023年集計）を紹介しました。歴代の勝ち馬のタイム、勝利ジョッキーだけでなく、日本ダービーの枠、人気別成績（オッズ解析）、脚質といった様々な角度の統計データになります

統計データとは、統計論では2000回の試行錯誤をした結果が安定する数字と言われます。過去20年では、統計論としてはデータ不足になりますが、過去5年、過去10年の短い期間より、上振れと下振れの少ない数字です

日本ダービー（東京優駿）を予想する時に、どの馬が勝つのか。負けてしまっても連対するのか。3着内に入着するのかと頭を悩ませたときの参考資料として見ていただければと思います

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