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メロンパンは好きなパンランキングで上位に君臨する、もはや、国民的パンといっても過言ではないでしょう。その反面、メロンパンと一口に言っても、種類が豊富、アレンジが氾濫していますよね。メロンパンは長期保存ができるよ!すぐに、食べなくてもOKと思っても、種類によっては注意や、美味しく解凍する方法が違ってきます
今回は、メロンパンを材料的なお話(クッキー生地、クリームの種類)から製造方法、手作りホームベーカリーなど。若干、細かい内容になりますが、詳しく保存に適した内容を説明します
メロンパンは冷凍できる?材料と保存に適した環境とは?
メロンパンとは、生地に『小麦粉(強力粉)』と材料に『ドライイースト、とき卵』、砂糖や無塩バターを使うのが一般的です。メロンパンを長持ちさせるには、これらの材料を使って焼いた時にどのくらい日持ちするのか。ココが気になるポイントになります^^

- メロンパンは冷蔵不可、常温と冷凍保存が基本!
メロンパンは、消費期限内に食べるのなら『常温保管』、大量にある時は長期保存が可能な『冷凍保存』が、おすすめ。この2つの保存方法が正解であり、実は、パンは冷蔵庫で保管するのが材料的に不向きな食べ物です
メロンパンには種類があり、緑色(メロンシロップや食用色素)やチョコレートを生地に練り込んだタイプがありますが、メロンパンの色によって大きな違いはありません。むしろ、トッピングや中身に注意すべきです
- 冷凍できるチョコチップメロンパン!

チョコチップの場合は、むしろ長く常温に置くことが実はNG。チョコが好きなノシメマダラメイガと言う虫は日本全国、どこにでもいます。
このノシメマダラメイガは銀紙、アルミホイルすら食い破るパワーのある虫、そしてチョコやお菓子が大好きな特徴があり、チョコを使った菓子パン類は完全に標的にされます。長く常温に置くぐらいなら、冷凍保存がベストな対策です
- 冷凍OK!メロンクリームのメロンパン!

普通のメロンパン、チョコチップ以外に冷凍できるタイプは『メロンクリーム』のメロンパンです。どちらも1ヵ月を目途に冷凍保存できます
メロンクリームは冷凍後→クリームが冷たくて、逆に、美味しい感じがします。多めに買った時は、違う味を楽しむのも悪くなく、冷凍して好きな日に食べられるメリットも大きいです
- 冷凍NGは、マリトッツォのメロンパン!

パンにクリームを挟んで食べるマリトッツォが大流行した時期ありますよね。イタリア発祥のクリームの生菓子です。クリームパンのクッキー生地と相性が良く、アレンジ・メロンパンで人気です
マリトッツォ型のメロンパンは冷凍は、非推奨です
個別にラップをして冷凍→自然解凍なら、シャビシャビして美味しいと意見もありますが、基本的にクリームが見えている作り方のパンは、当日中に食べるのが基本、前提で作られています
焼く前のメロンパンの作り置きは?パン生地とクッキー生地の保管

メロンパンを手作りする時、パン生地は低温発酵と言う方法があります。常温なら30分~60分、パン生地を冷蔵庫で低温発酵する場合は、6~12時間です。一次発酵は最大で24時間ですので、パン生地の作り置きは、その後、冷凍保存に変更です
日持ち期間は1ヵ月が目途ですが、冷凍の場合は「3日以内」が美味しい、ふっくらする目安です

メロンパンのクッキー生地の材料は、主に薄力粉、とき卵、無塩バター、砂糖(グラニュー糖)です。冷蔵はラップ:有で3日程度、冷凍保存は1ヵ月ほどが可能です。しかし、美味しいクッキー生地という視点なら、冷蔵は1日、冷凍は3日程度を目安にするのが◎です

- 焼いた後は冷蔵庫で固く、パサパサになる
- パンの生地:0~3度→水分が抜ける
生地を焼いたあとのメロンパンは冷蔵不向き。メロンパンを冷蔵庫で保管するのは、猛暑の夏以外はNGと考えるべきです
パンが冷蔵できない理由とは、メロンパンの生地に『強力粉』、クッキー生地に『薄力粉』といった小麦粉を使う事が関係します。小麦粉は『デンプンを多く含む=0~3度の温度で水分が抜ける特徴』があり、通常、冷蔵庫の温度は『2~6度』と、パン生地が脱水を起こす温度だからです
それでも、メロンパンが余ってしまった。食べかけだけど、どうすべきか。困った時は、その日の部屋、気温も1つの参考にするのもありです
猛暑や部屋の25度以上の時は、食中毒の原因となる菌が繁殖を始める温度ですから、開封済や袋を開けたパンは、暫定的な冷蔵保管、長期保存の冷凍を検討してくださいね。