ベーコンチーズパンの常温・冷蔵庫・冷凍保存の保存!日持ち期間と賞味期限・消費期限

ベーコンチーズパンの常温・冷蔵庫・冷凍保存の保存!日持ち期間と賞味期限・消費期限 ご飯
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ベーコンとチーズを使ったパンは、パン屋さんでも人気。ついたくさん買ってきた時は、どうやって長くこの味を楽しむべきか、長期保存できる方法があると嬉しですよね。

ベーコンチーズがたくさん余ってしまった時、ベーコンチーズは、チーズの焼き具合やパンそのもののが傷みやすく、困ってしまうもの。今回は、手作りやコンビニで買ったベーコンチーズパンの賞味期限と消費期限の目安と適した保存方法をしっかり説明します

パンのベーコンチーズは冷蔵・冷凍できる?

ベーコンチーズの日持ち目安:加熱済みは冷蔵庫2日以内、冷凍保存1ヵ月
  • ベーコンチーズは冷蔵・冷凍:可
  • ベーコンチーズのパン生地は冷蔵:NG

結論から言うと、ベーコンチーズは「すぐに食べるなら常温保管、長期保存は冷凍保存」が正解です。パンの具材「ベーコンとチーズ」は冷蔵2日程度、冷凍2~4週間が冷凍可能ですが、パン生地が冷蔵に不向きです

ベーコンチーズパンの保存方法:手作りの賞味期限・消費期限の日持ち目安
  • ベーコンチーズパンは冷蔵不可、常温と冷凍保存が基本!
  • 冷蔵庫でパン生地がパサパサになる
  • パンの生地:0~3度→水分が抜ける

パンが冷蔵できない理由とは、ベーコンチーズパンの生地に小麦粉を使っています。小麦粉は、デンプンが多く、デンプンは=0~3度の温度で水分が抜け、パサパサ、最終的にカチカチの生地になります。通常、冷蔵庫の温度は『2~6度』と、パン生地が脱水を起こす温度だからです

夏場の猛暑に、常温が心配な時は『ラップを使って密封+冷蔵保管』できますが、あくまで一時的な保管方法です

ベーコンチーズパンの常温保管の場所・温度+日持ち期間の目安

手作りと違いコンビニパンは『乳化剤』や『pH調整剤』といったカビ防止、防腐効果がある保存料が使われており、パン生地の傷みを防ぐ工夫がされています

コンビニパンは、裏面に記載(直射日光を避けた、涼しい場所』+『記載の賞味期限・消費期限内)を守ることで問題なく保存ができます

コンビニパンと違い『パン屋』は手作りです。自分で焼いたベーコンチーズや、ホームベーカリーも同じく、防腐剤・保存料は使わない為、常温保管で何が大切なのか。ココがお悩みどころですよね

  • ベーコンチーズパンの日持ちはどれくらい?
  • 常温の日持ち期間:当日中(1日)
  • 作ってからの目安:24時間

ベーコンチーズパンは、当日中が保存期間です。しかし、当日中といっても目安としては『焼いてから24時間』、今のパン屋さんは『午前中に焼きました!』といった感じで『作ってから、どのくらい時間が経過』しているのか、比較的、わかりやすいと思います

日持ち期間の短いベーコンチーズパンのタイプ:パニーニ、生焼けチーズのタイプ

自分で焼いた!手作りのベーコンチーズパンも考え方は同じで『焼いてから24時間が最大の目安です。保存方法は乾燥防止に『ラップで密封』、『1個1個、保存袋で包む』と『翌日頃』までであれば食べらます

ただし、パニーニのように「とろ~りとしたチーズ」や「フレッシュな野菜をサンド」したベーコン+チーズのパンは「当日といっても、購入した日中に食べきる」のが基本です

  • 常温の保管場所、保存の温度は?
  • 15~25度以下の直射日光を避けた場所

ベーコンチーズパンの常温保管に適した温度帯は『15度~25度以下』です

稀なケースでもない限り、パンに関係する食中毒の菌は25度以上から繁殖を始めるのが通例で、常温で保管するのであれば『15度~25度以下』を1つの目安にしましょう

  • 夏のパンはGW以降から注意が必要!
  • 5月~10月は25度以上の日が多い

日本の気候・季節でざっくり言うと『5月から10月頃までが、25度以上になる日が多い』と時期で考えるのもあり。よくあるパンが傷んでしまう行動は『買ったパンを、車の中に忘れて放置した時』です。夏場の車内は、直射日光があたらなくても40度以上になりますので、ココ注意です!

ベーコンチーズパンの冷蔵保管の方法!冷蔵はNG、一時的な保管は?

ベーコンチーズパンは『冷蔵庫に保管すると、パン生地が劣化』します。この原因は、パン生地に使う小麦粉(強力粉、薄力粉の場合も同様)に含まれる「デンプン」が0~3度の温度で水分が抜け、生地がパサパサ、固くなってしまうからです

  • 冷蔵は不向きだけど、一時的なら可
  • 夏場のベーコンチーズは密封保管

ベーコンチーズパンは冷蔵保管が向いていません、すぐに食べない時や大量に買い過ぎた日は凍保存が推奨です

しかし、食べかけて残ってしまった時や部屋の温度が暑い日は『常温保管が不安』になると思います。

  • 冷蔵の日持ち期間:5、6時間以内
  • ラップで密封+タッパーで2重包装は必須
  • 冷蔵庫の中で温度が高めな場所に保管する

パンの冷蔵は0~3度を避けて冷蔵庫に保管するなら、一時的、数時間程度は持ちます。少しパサつきますが『ラップで密封+タッパーで2重包装』をし空気を遮断。冷蔵庫の保管場所『冷蔵庫の中で高めになりがちな場所に保管する』と多少は問題なく食べられます

  • 冷蔵庫の温度設定はどうなっている?
  • 冷蔵室:2~6度
  • 野菜室:4~8度

パンを冷蔵保管する時は「お使いの冷蔵庫の温度」をある程度、知っておくと便利です

冷蔵庫の中の温度は、初期設定で平均的に『冷蔵室(一番大きいスペースの場所):2~6度』と『野菜室:3~7度』になるようになっています

冷蔵庫の中でパン生地が固くなる3度以下にならない場所なら、多少はパサつかず短時間なら保存ができない訳ではないです。温度的には野菜室が良いですが『パン生地=臭いを吸収する特徴』があるので野菜室はNGです

  • 冷蔵庫で3度以上が期待できる場所は?
  • ドアポケット付近
  • 冷気の出口ではない場所

冷蔵庫の冷蔵室は普通、2~6度くらいの温度をしています。しかし、冷蔵庫の場所によって『ドアポケット付近は比較的、高め』であり、『冷気の出口付近は温度が低い』のが特徴です。

ドアの開け閉めが多いと、多少、温度変化を繰り返し、保存に良くはないですが『ドアポケット付近』や『一番、大きい2段目くらいのスペース』なら、3~5度くらいの温度の場合も多いです

ベーコンチーズパンの冷凍保存の日持ち期間!保存方法は?

ベーコンチーズパンを大量に手作りしたり、パン屋さんで買い過ぎてしまった時は『冷凍保存』が長持ちします。チーズ以外の部分で、このパンの弱点は『乾燥』と『デンプン(生地に含まれる)の老化』です。この2つの課題を解決できる保存方法が冷凍なのです

  • 冷凍保存の日持ち期間:1ヵ月
  • 冷凍焼け対策:2週間が目安の期間

ベーコンチーズは『保存袋をしっかり密封』する、この方法で冷凍すると1か月間は日持ちします。空気の入り具合で『冷凍焼け』する事もありますから、推奨としては2週間の冷凍が目安です

手作り、パン屋さんで買ったベーコンチーズパンを長く保管するなら冷凍保存がベストな方法です

パンを冷凍する方法と冷凍したパンの「賞味期限の日持ち期間」「冷凍保存のコツ」
  • ベーコンチーズパンの冷凍のやり方は?
  • 個別にラップで包む
  • ジップロックで2重で保存する

ベーコンチーズパンを手軽に冷凍保存する方法の1つ目が『パンを個別に、ラップをする』+『ラップしたパンを、ジップロックに入れて保存』と、この方法が一番、楽に、簡単に保存できる方法です

パンを急速冷凍する方法:アルミホイルや銀紙でパンを個別に包んで保存する
  • 急速冷凍=パン生地の柔らかさを維持

パンは『アルミホイル+ジップロックで保管』した方が、パン生地が美味しくなるという声が多数です!柔らかいパン生地ほど、水分を多く含むため、水分の急速冷凍が美味しさアップの鍵になるからです

そのまま冷凍と急速冷凍では「見た目に違いはない」ですが、パン生地の味はうま味がアップ+食感が柔らかく保存ができます。

  • ベーコンチーズパンはアルミホイルで保存する

ベーコンチーズの冷凍保存は『アルミホイルで包む=電熱性が高く、素早く冷凍できる』という裏技もあります。この方法はラップ+ジップロックよりも当然、うま味があり、食感も程よく柔らかいです

  • コンビニパンは袋のまま冷凍が正解

手作りやパン屋さんのベーコンチーズパンは先に紹介した冷凍方法で問題ないです

コンビニパンといったパッケージングされているベーコンチーズの場合は『袋を開けて、保存方法を変える必要は無い』です。そのまま冷凍、もしくは、急速冷凍がベターな冷凍方法です

冷凍ベーコンチーズパンの解凍方法と温め直しはコレ!

  • 冷凍ベーコンチーズの解凍方法
  • 常温の自然解凍:3時間程度
  • 冷蔵の自然解凍:食べる前日に冷蔵庫へ

冷凍したベーコンチーズパンの解凍方法は、まずは電子レンジを使いません。美味しさと食感を大事にするなら、常温で3時間程度戻す、もしくは、食べる前日に冷蔵庫へ保管場所を移す、この2つのやり方です

冷蔵庫で自然解凍の時は『10~12時間』を目途に、朝食で食べるつもりなら夜の8、9時くらいに冷蔵庫へ冷凍したパンを移動させ、自然解凍を開始するくらいがちょうど良いです

冷凍パンの解凍方法と温め方:電子レンジとトースターを使う+軽く水を霧吹きで『ふわふわ』『サクサクな食感』に温め直しができる
  • 解凍後の温め直しの方法
  • 霧吹きでパン生地に水分を加える
  • アルミホイルを使い、トースト機能を活用する

冷凍したパンを電子レンジで、そのまま解凍するのは忙しい日だけにするのがベストです

冷凍したパンは自然解凍→霧吹きでパンに水分を潤す、その後、トースターや電子レンジのトースト機能を使って温め直しすると味、食感がとてもよくなります。温め直しに、アルミホイルを使うと『チーズとベーコンに香ばしさ』が加わって、焼きたてのようになります

ベーコンチーズンの賞味期限と消費期限切れはいつまで?

さて、ここまでにベーコンチーズの保存方法と日持ち期間の目安を温度、保管場所、保存方法の違いで詳しく説明しました。主に、手作りとパン屋さんの商品が目安になると思います

パンの賞味期限と消費期限切れ:1~2日、焼いてから翌日から3日の日持ち期間
  • 賞味期限と消費期限の違いとは?

コンビニパなど商品タイプのベーコンチーズパンの賞味期限と消費期限の違いについても少し注意点があります。賞味期限とは『美味しく食べられる期間』の事であり、見た目にカビがない、食感が変わっていない、変な味がしない等。大きな変化がなかれば美味しく食べられる期間、つまりは『賞味期限を過ぎても食べられる可能性がある』というのが大前提です

反対に、消費期限とは『安全に食べられる期間』の事であり、5日以内に傷む、味や風味、見た目が劣化してしまう恐れがある食品に設定されます。劣化が比較的緩やかなのが賞味期限、劣化しやすいのが消費期限が決められると認識して良いかと思います

  • 賞味期限切れ:食べられる可能性:有
  • 消費期限切れ:食べるのはダメ

ベーコンチーズパンの賞味期限と消費期限の注意点はココ。賞味期限は食べられる可能性がありますが、消費期限は『食べられない=食べてはダメ』、賞味期限切れは腹痛、下痢、吐き気、発熱など。食中毒になる可能性もあるので、1日、2日でも過ぎたら食べるのはやめましょう

  • 賞味期限と消費期限はどう決まってるの?

賞味期限は、通常、6日以上は保存できる食べ物に『微生物の繁殖状態を検査』+『理化学検査』+『官能検査』といったルールに従ってメーカーが確認後に決定します。

例外として類似品、他に同様の商品と『同じ製法+同じ保存方法』であれば『よく似た商品と同じ賞味期限を設定:可』というルールもありますが、大手の企業の場合は独自に調査・検査をしてる事がほとんどです

よくある商品開発のパターンが『消費期限=製造日から菌が繁殖、問題が発生した日までを調査・検査』を実施し『消費期限×0.7、もしくは、0.8をかけた日数=賞味期限』とする事が多く、このように賞味期限と消費期限が決まっていると、ざっくり覚えておいていいかと思います

  • パンの賞味期限切れの判断方法は?
  • 消費期限切れはNG

ベーコンチーズパンの場合は、6日以上持つ可能性が低い食べ物ですから『消費期限』の表示が正しく、消費期限切れは食べてはなりません。しかし、賞味期限が書かれている、もしくは、記載がなくて、パンはいつまで日持ちするの?と疑問に思う事があると思います

  • 賞味期限切れのベーコンチーズ
  • カビ、味の変化、食感の変化

推奨はしませんが、賞味期限切れであれば食べられる可能性があります。しかし、あるといっても『2日以上、賞味期限を経過しているパン、チーズから異臭がする』と、保管状況にかかわらず、捨ててしまった方が良い場合があります

基本的な判断方法の1つが『カビ、味・食感の変化』ですが、加熱前のチーズならニオイから腐っているかわかりやすいです。しかし、加熱済みのチーズはカリカリとしており、見た目では判断が難しいですよね。パンは特に水分を生地に含みますので、菌が繁殖しやすいので、ココも参考にしてくださいね

パンにカビが発生する条件+カビの見分け方とカビ防止の保存方法
  • ベーコンチーズにカビが生える条件は?
  • 温度:25~30度
  • 湿度:80%以上
  • 同じ袋に保管したパンがカビ移りする

賞味期限切れのベーコンチーズは『味・食感の変化』が判断基準の1つですが、見た目で腐っていると『カビ』で判断もできます

パン生地にカビが発生しやすい条件は『温度:25~30度』+『カビが大好きな湿気、湿度が80%以上』と、この条件が重なるとカビが発生しやすく、要するに日本なら『梅雨の時期』や『5月後半から7月前半』は、パンにカビが発生しやすいと考えるべきです

また、ベーコンチーズパンの保存方法のところで『個別にラップ』を推奨しているのは『パンは、同じ袋に何個も入れておくと、カビが発生した時に他のパンにもカビが移る』からです

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